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2025年11月【にゃんにゃん愛でるの会】──影ふむ朧猫 (#AIイラスト#画像生成AI#niji6)

こんにちは🌱スイですっ🐾

皆さま、22日は何の日かご存知でしょうか…?
そう、にゃんにゃんのひ(=^x^=)なのです❤️!!

今回で第4回目を迎えました✨

こちらは、にゃんにゃん愛でるの会収録作です──

本日のテーマは『影ふむ朧猫
毎晩、同じ時間、同じ場所に現れるその猫は、いったい何を考えているのか…。


よければ♪▶︎歌を流しながら読んでもらえたらうれしいです🫧(2分半)



──影ふむ朧猫──


* * * * * * * * * * * * * * * * * *


終電のあと、街はまだ起きているのに、
自分の居場所だけがどこにも見つからない夜がある。

ビルの隙間に落ちた月明かりの路地裏を、黒い猫が音もなくすべっていく。
アスファルトに伸びた細長い影は、
猫の一歩より、いつもほんの少しだけ遅れて揺れる。
その足元に、自分の影も静かに重なっていた。

言わなかった言葉、飲み込んだ本音、置き去りにしてきた顔。
全部まとめて、影の中に沈めてきたつもりだったのに、
猫の尻尾がなぞるたび、黒いシミみたいに輪郭が浮かび上がる。

猫は鳴かない。
ただ、屋上へ続く非常階段の方へ、振り向きもせず歩いていく。
行き先なんて決めなくていい──
そう告げるみたいに、月だけがこちらを照らしている。

影を踏みしめて一段目を上がる。
風の速さに追いつけるのは、
この夜と、この朧猫と、少しだけ軽くなった心だけ──

* * * * * * * * * * * * * * * * * *

濡れた路地のいちばん奥、

影と一拍を踏むのはこの朧猫。
今日もまた、この時間になると、

ネオンの奥から朧猫が駆けてくる。

毎晩同じビートで現れるのは、

まだ迎えにくる影があるからだ。
ちぎれた尾の煙が、

言えなかった言葉をまとめてさらっていく。

「また今日も、見つけられなかった」

──そんなつぶやきごと。




ご覧くださりありがとうございました!!
ヽ(*^ω^*)ノ




🌱にゃんにゃん愛でるの会アーカイブ
(スイの過去の猫記事)


🐾アーカイブまとめ

🐾第一回

🐾第二回

🐾第三回


今夜もどこかで

朧猫が月夜に溶ける


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