雨が降る日には
おはようございます
こちらは雨です
ささやかな決め事
雨が降る日には
必ずZIGGY STARDUSTを
「FIVEYEARS」のイントロの、静かなタムが雨音みたいに聴こえるので、雨が降って、そのときどうしようもない気持ちだったら、ZIGGYを選びます
わたしには、わたしにとってとても特別な存在のミュージシャンがいます
昨日、彼のコメントを見ました
「命は永遠ではない
必ず、タイムリミットに迫られる瞬間がある」
わたしが彼の音楽を、初めて聴いたのは、高校のときでした
「わたしと同じように、この世界に違和感を感じているひとがいるんだ」
「このひともお父さんがいないんだ」
そのときから彼は特別です
そこから
不思議なんですけど、
彼がどん底に墜ちているときはわたしもどん底
彼が明るい時期は、わたしもしあわせな時期
彼が再婚した年に、わたしも再婚
再婚相手との間に生まれたお子さんは、わたしの子と同い年
わたしが病気になった年、彼も、場所は違うけれど同じ病気になっていた(彼は1年間隠していたので、わたしが知ったのは、わたしが基本の治療を終えたあと)
今、わたしは、わたしに残された時間について考えていた
彼もそうらしい
彼が死んだら生きていけないな、と思ったけど
死ぬときも一緒ですか?
30年間、常に、彼の音楽はわたしの隣にいて
辛いときはいつも、彼の音楽に救われ
30年間、彼の音楽と一緒に生きてきた
「一緒に行こうよ」
なのか
「おまえなんか連れて行かない」
なのか
わたしは彼と共に死ぬのか
それとも生き残って、彼がのこした音楽とともに、残された時間を過ごすのか
音楽は残る
歌えなくなっても、死んでも、ずっと残る
わたしが残せるものってなんだろう
残すっていうか、わたしは置いていくしかない
だから、わたしが置いていったものは、全部捨ててほしい
わたしのことは忘れてほしい
あと何年あるんだろう
あと何秒あるんだろう
もしかしたら、わたしは置いていかれて、ものすごく長生きするかもしれない
でも
なんとなく、足音が聴こえてる
「FIVEYEARS」のタムみたいな、静かな足音が
雨がやみました
わたしはこれから洗濯物を干します
