チャック横丁で販売した『クイズ!ブブンブンカツスイッチ』がリメイクされ、謎解きやゲムマ公式周遊イベント、アークライトゲーム賞にノミネートされるまで
こんにちは!スイタ氏です。
ゲムマ2025秋にチャック横丁で販売した『クイズ!ブブンブンカツスイッチ』というゲームがゲムマ2026春の『アークライトゲーム賞』にノミネートされました。


他にもありがたいことに謎解きになったりゲムマ公式の周遊イベントになったりと、短期間でいろんな展開がされてとても嬉しかったので、ここで一度まとめようかと思います。お時間ある方はぜひ最後まで楽しんでいってください。
1.ゲームができるまで
2025年8月:ゲーム着想
『僕らの別荘』というYouTubeで活動されている皆さんが好きなのですが、その「服のセンス終わってる奴」という動画を息抜きに見ていました。

すると動画内で令和ロマンのケムリさんが石井さんの服のボタンを押して石井さんが「ワン!」と鳴く場面があり、「ボタンを押して人間が反応するのって面白い!」と思い、その瞬間『クイズ!ブブンブンカツスイッチ』のおおよそのアイデアが浮かびました。


これはきっと楽しいゲームができるぞと思い早速制作に取り掛かりました。
8月26日:初めてのテストプレイ
テストプレイに行き、早速試してみました。
最初は9分割されており、ボタンが9個ありました。

「誰もが即答できる問題でないと当てられた時に悔しくない」と思い、写真の問題は偶然ひねってありますが、問題の難易度は製品版と変わりませんでした。
テストいただいた方々から「9分割は難しすぎる。4~5分割くらいが良さそう」との意見が出てその日のうちにテスト。確かにちょうどよく、後に4分割に統一されました。
(いつか9分割をクイズノックさんに挑戦してほしい…)
9月~11月初旬:試行錯誤
振り返る割に写真を撮っていないのですが、この期間は8割ほど完成しているゲームをさらにブラッシュアップしよう!という期間でした。
以下の項目をいろんなパターン試していました。
・出題者はどのように担当するか
・ボタンは誰が押すか
・ボタンはどこに置くか
・押した際何回読むか
・ゲームをどのように終えるか
現在のようなルールにした意図は下記です。
Q.出題者はどのように担当するか
A.出題者は『ボブジテン』のように正解者が担当していくパターンも考えましたが、ですがテストをしていく中で「読むのも楽しい」という意見をいただき、それなら時計回りに回そうという考えに至りました。
Q.ボタンは誰が押すか
A.プレイヤーが順番に押す流れにすると、それは今聞きたくなかったり、早く押して欲しかったり、いらないストレスがかかるしルールも増えるので、「いつ、誰でも、好きなだけ押すことができる」というルールにしました。
Q.ボタンはどこに置くか
A.離れたところに置いて走り回るパターンも遊びましたが、「ボードゲームで遊ぼう!」というタイミングでは遊びにくかったので無しになり、聞きたい時に押せる場所にボタンがあったほうがストレスも少ないので自分の前ではなく、テーブルの中心になりました。
Q.押した際何回読むか
A.その場の環境のうるささや、気を抜いていた時に押されたり、出題者の発音がよく聞き取れなくて、「なんて言った?」となる場面がしばしばありました。なので押されたら必ず2回読むというルールにしました。
Q.ゲームをどのように終えるか
A.「2周して一番点数が高い人が勝ち!」という運用も可能でしたが、今何周目かに気を取られたくないし、「何問か遊んで一番点数が高い人が勝ち!」のようにした時にセットアップで問題カードをあらかじめ数えるのも面倒なので、「3点獲ったら勝ち」というルールにしました。
正解したカードを点数がわりに目の前に置いてもらえると、「これを正解したんだ!」と少しだけ気分も上がるしコンポーネントも減らせるのでよかったです。
11月12日(ゲムマ10日前):情報解禁
BBOXにてようやくゲームが固まったので発表!
10日前なのにまだテストプレイの印刷状態でしたが「さすがに周知しないとやばすぎる」と思い、何人かの方に遊んでいただきました。

11月22日(ゲムマ当日):販売
毎度一般卓とチャック横丁でブースを別のサークルで出しているのですが、
一般卓では『ポーズマニア!』の新版を販売していました。
この時は400万回だったみたいですが、2026年5月29日現在、4,000万回以上再生されているので半年で3,600万回以上増えていることに書きながら驚いています。


ブースはこのような感じです。
10日前でモックだったので会場入りしてひたすら丁合していました。

結果本当にありがたいことに、70部ほど購入いただけました。
購入してくださった皆様、売り子をしてくれた方にも感謝です。
ちなみにゲーム名の由来は
部分分数分解です。
ゲーム名からゲーム内容を想像できて、言いたくなる名前にしたくてこの名前になりました。『クイズ!ブンブンカツカツスイッチ』とも迷っていました。(わいわい焦ってそうで楽しそう)
2.ゲームができてから
ゲムマ後、想像以上にたくさんの方から「面白かった!」と反響をいただきとても嬉しかったことを覚えています。
そしてなんと…!
12月14日:僕らの別荘さん
僕らの別荘の皆さんが『クイズ!ブブンブンカツスイッチ』を遊んでくださる






とても楽しいゲームがみなさんのおかげでできたのでお送りしたところ、動画にも取り上げてくださいました…!
自分の名前も出してくださり皆さんには本当に感謝しかありません。。
いつも見ている方から「面白い!自信持ちなよ!」と言っていただき、今も活動の励みになっています。
12月26日:新作評価アンケート
毎度TGiWさんが行われる『新作評価アンケート』にて、なんと『ポーズマニア!』と『クイズ!ブブンブンカツスイッチ』が!

と言っても1~18位に入っていた訳ではないのですが、規定数未満で評価の高かったゲームとして挙げてくださっていました。投票してくださった皆様本当にありがとうございます。

2026年4月4日:オモコロチャンネルさん
オモコロチャンネルの皆さんが『クイズ!ブブンブンカツスイッチ』を遊んでくださる





大学生から大好きな方達なのでとても嬉しかったです!
実は過去作の『アメイジングロボット』というゲームも遊んでくださったことがあります。



3.トキキルさんよりリメイク版が出版
5月23:『Q.●▲★■』としてリニューアル
トキキルさんよりリメイクのお声がかかり、出版されることに。
自分が販売するよりトキキルさんが出版したほうが、よりたくさんの方に届きますしクイズのパワーアップや多方面での展開の可能性もあるので、とても嬉しいお話でした。
そして完成したのがこちら!↓

そしてなんと!オモコロチャンネルでお馴染みのダ・ヴィンチ・恐山さんが問題を考えてくださいました。すごい!

トキキルさんは謎解きのアパレルの会社さんなので、初めてボードゲーム出版の数が読めずロット数が難しかったのですが、チャック版を買ってくださったこともあるので200部の生産となりました。
いざ蓋を開けてみると…

どれくらいの反響があるのか蓋を開けてみると12時間で当日販売20部ほどを除き、全て予約で完売いたしました。本当に驚きました。
見積もりが甘く申し訳なかったです…
トキキルさんや恐山さんパワーすごい。
その後会場では受注予約も受付たくさんの方からご予約をいただきました。
第二版ではたくさんの方にゲームが届くよう現在トキキルさんと調整中です!もう少々お待ちくださいませ、!
同日:アークライトゲーム賞に『クイズ!ブブンブンカツスイッチ』がノミネートされる

アークライトゲーム賞とは

事前に連絡はないので、当日行って「え!ノミネートしてる!!」みたいな感じになっています。友人で先輩のPOLAR POND GAMESさんはお客さんから教えていただいたそうです。

ゲムマ後の飲み会ではPOLAR POND GAMESの須賀さんと一緒だったのでノミネートおめでとうございます!と言って一緒に写真を撮りました笑

同日:『R.●▲★■』としてギミックを使った謎解きが発売
トキキルさんは元々謎解きが主なのですが、まさか謎解きになるとは。
分割のギミックが軸となった持ち帰り謎解きです。

なんと!ノンスタイルの井上さんにも遊んでいただいているとのことで、お笑い好き、ノンスタイルさん好きの自分にとってはとても嬉しい出来事でした。


井上さんは『おもいをひとつにイッチッチ』というボードゲームを自分で制作されるくらいボードゲームがお好きということで、自分の他のゲームも届けれるよう引き続き頑張ります!
5月24日:『パンドラのクイズ』としてギミックを使ったゲムマ公式周遊イベントが開催
ゲームマーケット事務局さん主催、制作/運営がトキキルさんで、なんと2日目にはギミックが採用されたデスゲームが開催。



会場には完全に見覚えのあるものが至る所に設置されていました。


そして当日の賑わい。すごい…
みんな『パンドラのクイズ』のお客さんです。

このような展開がされたのはひとえにトキキルさんのおかげです。
さいごに
チャック横丁版を購入してくださった皆様、テストプレイをしてくださった皆様、アークライトの皆様、トキキルさんや●▲★■シリーズに関わってくださった皆様、僕らの別荘の皆様、オモコロチャンネルの皆様本当にありがとうございました…。
振り返る中で本当にたくさんの方が関わってくださり、今があるのだなと気づくことができました。
偶然にも今回触れた『クイズ!ブブンブンカツスイッチ』や『ポーズマニア!』、『アメイジングロボット』は全てチャック横丁で販売した作品です。
『ポーズマニア!』は最初名刺印刷でそこからバズって、海外出版まで決まり、今やSNSの累計再生回数が4,000万回、最近はありがたいことにJELLY JELLY STOREの週間人気ランキングでは1位にいることが多いです。今年の秋にイタリアの展示会で販売予定です。
ゲムマ後はたくさんのnoteが出て、そこで製作費の話もされるかと思いますが、チャック横丁でかかる費用はゲームによりますがおおよそ以下です。
出展費用:7,500円(出展証追加)
カード,袋,説明書:3万円
当日の人件費:1万円
(旅費や制作するのに費やした時間等も本当はありますがここでは省略)
これが100部の値段です。
自分でもこれまで書いてきたことはだいぶ良い例だとは認識しています。
ですがチャック横丁で売れなくても、製造にかかったコストが上記の値段ならダメージは少ないかと思います。
何十万円かかって思うようにいかず、好きな活動が続けられないという状況はとても悲しいと思うので、まずはチャック横丁でお試しで出展してみることを自分はお勧めします。何を大切にしていきたいかの軸はあるかと思いますが、チャック横丁から国内,海外出版が決まったり、賞にノミネートされることは有り得るのでリスクも低くチャレンジできて良いと思います。
引き続きたくさんの方に楽しんでいただけるようなゲームを制作できるよう頑張ります!ここまで長文読んでいただきありがとうございました。

