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求めているのは「つながり」か? 他人シェアする暮らし方

 以前から、「家族じゃない大人同士が共に暮らす」というスタイルに注目している。私が若い頃には「社員寮」を持つ会社がけっこうあったが、いまは減っているのではないだろうか。近所で、いくつかの寮が改築されていくのを見た。


AIで調べたら、こんなデータがあった。
「データからみる企業の社宅・寮の今」三菱地所リアルエステートサービス
https://www.mecyes.co.jp/column/article/corporate-housing-and-dormitories-today-as-seen-from-data

 学生寮ほどじゃないだろうけど、門限などのルールがあって窮屈だろうし、部屋に恋人を呼ぶこともできないなど、プライバシーの少なさが敬遠されちゃうだろうなー と想像がつく。それに、好景気の頃に比べて、若手社員が減ってしまうと空き室が増えるし、古くなった物件の維持管理費が企業の負担になりそうだ。

見直される「寮」の魅力

 ただ、個室は確保しつつ、リビングや風呂などの共用スペースがあるーーというバランスは、シェアの時代に合っているかも・・・と。
 人材確保の切り札として社員寮を見直す企業もあり、わずかながら数が増えているという調査結果もある。

 また、もともと寮だった建物をリノベして、コミュニティ住居として活用している例もある。東京・国分寺の「ぶんじ寮」は有名だ。

ぶんじ寮 築54年の元社員寮が、人と建物とまちの可能性を広げる舞台に(前編)(後編)

 

とはいえ「終の棲家」として寮はキビシイか・・・

 数年前、ぶんじ寮の仕掛け人のひとりである、影山さん(クルミドコーヒー店主)と会ってお話した私は、ぶんじ寮にゲストルームがあると聞いて、一度試しに泊まってみて、心地よければ引っ越そうかなと考えていた。
 でも、スタエフ(音声配信)で、ぶんじ寮の日常を聴いているうちに、私の世代が終の棲家として選ぶには、少々無理がありそうだなと感じるようになった。若い人たちが数年ずつ、入れ替わりながら暮らすパターンが大半のようだ。

 サ高住に入るような年齢までには時間がありすぎる。
 『西園寺さんは家事をしない』に憧れるが、現実的ではない。
 大阪の蒲生四丁目あたりで盛り上がっている「大人の女子寮プロジェクト」はステキだけど、大人×女子・・・と絞り込んでしまうところが、安全安心なようでいて、ちょっとしっくりこない。私はごちゃ混ぜに、いろんな人がいるところのほうが好きなのだ。

住居付きのシェアオフィスなら、自営シニアも使えそう

 そこでいま、強く惹かれているのが「ソーシャルアパートメント」だ。
一人暮らしの孤独感を解消し、リモートワークの普及で仕事の拠点としても機能する。事業用としても使えるタイプの物件では、コミュニティの中から仕事に役立つ人脈が生まれたという話も聞いた。

いまのところ、国内で知名度が高いブランドは、たぶんコレ。
東京のグローバルエージェンツさんが手掛けている。

このリリースでは、どんな需要があるのか2つあげている。
1)リモート疲れの反動で交流を求める方
2)在宅勤務に居室+αの空間が欲しいという方

私個人は、2に近い。調べていないが、この物件が事業所としても登記できると、さらにありがたいんだけどなぁ。

 ただし、シェアハウスほどではないものの、ソーシャルアパートメントの主要な入居者層も若いようだ。20代から30代前半の社会人が約75%を占めているというデータもある。 別に年齢制限があるわけじゃないんだろうけど、同世代があまりにも少なかったら、肩身が狭いかもなぁ・・・。

 家族がある人にとっての家と、ひとりで暮らす人にとっての家とでは、求める役割が違う。
 日本は少子高齢化が進み、単身世帯は2050年には全世帯の44.3%に達すると予測されている。これから、「65歳以上の単身世帯」がぐぐぐぐぐーーっと増えるようだから、この流れをビジネスチャンスと捉えた業者が、中高年向けのソーシャルアパートメントを開発してくれればいいのに。

 孤独感の解消
 いざという時の助け合い
 新たな趣味や学びの場

個人的には、シェアオフィスよりも「居住空間」のあるソーシャルアパートメントのほうが、マルチな可能性があると思うんだが、どうだろう?  

 

#ソーシャルアパートメント
#社員寮
#シェアする暮らし

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