自然素材の家にして後悔したこと。住んで3年のリアル
家を建てるとき。
ボクたちは「自然素材」をたくさん使った家にしたいと思っていました。
理由はシンプルで、
長く住むほど味が出る家にしたかったから。
だから、家のいろんな場所に自然系素材を採用しました。
使っている材料はこんな感じです。
床 → 無垢材(オーク、杉)
洗面 → タイル
外壁 → 塗り壁
キッチン → ステンレス天板
アクセント → 銅製品
玄関 → 三和土(たたき)
小上がり → 畳
どれも見た目が好きで選んだ素材です。
そして住み始めて数年。
基本的にはとても満足しています。
でも正直に言うと、
「これはちょっと想定外だったな」と思うこともありました。
今日はそんな、
自然素材の家にして感じた小さな後悔を書いてみます。
① 無垢床は、キズよりも「割れ」に注意
無垢材の床はキズがつきます。
これは採用する前からわかっていたこと。
むしろ「キズも味」と思っていたので、そこは全く後悔していません。
ただ、ひとつ想定外だったことがあります。
それは 割れることがある ということ。
ある日、床の端がささくれのように割れて、
2cmくらいのトゲみたいになっていました。
ボクは靴下で歩いていて気づいたんですが、
そのときは靴下に穴が開きました。
もし子どもが走っていたら…
たぶん足に刺さっていたと思います。
無垢材である以上、こういうことは起こります。
キズは覚悟していたけど、
ケガの可能性までは考えていませんでした。
ちなみにもうひとつ。
本物の木なので、伸び縮みします。
夏と冬では、おそらく数ミリ単位で変わっています。
床のスキマは全然気にならないんですが、
ちょっと後悔しているのは 造作家具。
壁にぴったりつけて作った家具があるんですが、
冬の乾燥時期になると、壁との間に少しスキマができます。
近づかないとわからないレベルですが、
「壁紙が剥がれた?」みたいに見えることも。
これは 自然素材あるある かもしれません。

② ステンレス天板の最初のキズはショック
キッチンの天板はステンレスにしました。
これも、もちろん
キズがつくことは想定済み。
でもですね。
最初の頃は、
めちゃくちゃ目立つんです。
初めてキズが入ったときは、
「え、そんな目立つ…?」
ってちょっとショックでした。
ただ、不思議なもので。
住んで3年もすると、
キズが増えていって、だんだん気にならなくなります。
むしろ今は
「使い込まれてる感じがカッコいい」
と思えるようになりました。
最初だけ、ちょっと後悔。
でも今は、むしろ
これからの変化が楽しみな素材です。

③ 三和土(たたき)は、水洗いがしにくい
玄関は 三和土(たたき) にしました。
最近の家ではあまり見かけないかもしれません。
採用した理由はシンプルで、
見た目が好きだったから。
コンクリートの洗い出しとも迷ったんですが、
最終的には三和土に決めました。
ただ、住んでみて思ったこと。
思いっきり水洗いができない。
できないわけじゃないんですが、
なんとなく気を使うんですよね。
靴の裏が汚れていると、
どうしても玄関が少しずつ汚れていきます。
そうなると、
「水でバシャーっと洗いたい!」
って思うんですが、
ちょっと遠慮しながら掃除する感じになります。
見た目はすごく好きなので
やり直したいほどではないんですが、
もし次やるなら
木
洗い出しコンクリート
このあたりもいいかな、と思っています。

自然素材は「完璧じゃない」
住んで3年。
自然素材の家で感じた後悔は、
正直このくらいです。
ただ、どれも共通して思うことがあります。
それは
自然素材は、完璧じゃない。
キズもつくし
汚れもつくし
形も少しずつ変わります。
でも。
その変化も含めて、
この家らしいなと思えるようになりました。
ピカピカを保つ家ではないけれど、
時間と一緒に変わっていく家。
それも、悪くないと思っています。
