見出し画像

【診断士1次】財務・会計は「暗記」ではなく「型」で解け|76点までの勉強法

前回に引き続き今回は財務・会計になります。

① 試験を振り返って

財務・会計の点数は「76点」でした。手ごたえと点数にそこまで差はありませんでした。わからない問題は素直に間違え、取れるところをしっかり取った、という感じです。知識問題で数問、計算問題で数問取りこぼした程度でした。難易度は個人的にはそこまで高くなく、少しひねった問題もありましたが、おおむね過去問と同じ傾向だったように感じます。

② この科目の特徴・難所

財務・会計は、簿記の知識(仕訳、財務諸表の構造)、経営分析(ROE、ROAなどの各種指標)、意思決定会計(NPV、CVP分析など)が組み合わさった複合科目です。範囲は広いものの、根っこにある考え方は共通しているため、一つひとつの論点をバラバラに覚えるのではなく、「つながり」で理解できるかが得点力を左右します。

計算問題も多く出題されますが、幸い選択式なので、計算結果が選択肢のどれとも合わなければミスに気づける、という側面もあります。とはいえ計算ミス一つで得点を落としてしまうのは他の科目以上に痛いので、丁寧さは意識したい科目です。

③ 自分の勉強法

計算問題に関しては、とにかく反復することを意識しました。WACCの計算やNPVの計算、定率成長モデルによる株式価値の計算など、計算フローが自然と出てくるようになるまで何度も問題を解きました。簿記の原価計算やCVP計算も同様で、数をこなすことが一番の近道だと思います。

前半の知識系の問題については、過去問を中心に知識を補充していきました。教科書に載っていないような問題も過去問には出ていたので、過去5年分の知識問題を暗記して試験に臨みました。その際、正解の選択肢だけでなく×の選択肢にもしっかり目を通し、「どこが間違っているのか」まで押さえることで知識を増やしていきました。

MM理論などのファイナンス分野は、自分が特に苦手にしていた範囲です。数学的な要素が強く、最初は理論の意味がなかなか頭に入ってきませんでした。ただ幸い、この分野は理論そのものを深く理解していなくても「これはこう」と割り切って覚えておけば解ける問題も多かったので、何度も同じ論点を復習して、パターンごと覚えるようにしていました。

全体を通して、財務・会計は「やればとれる」科目だと感じていたので、「反復」を最優先に勉強していました。初見の知識問題は理論の理解が足りないと解けないものも多いので、そこは割り切って捨てる判断も必要です。その代わり、計算問題は確実に取り切ることを意識していました。

④ 気をつけたほうがいいこと

計算問題に苦手意識があると、合格はかなり厳しくなると思います。今年は計算問題が少なかったと言われていますが、それでも計算が苦手なまま合格するのは難しいはずです。当日までに苦手な計算問題を極力減らしておくことを強くお勧めします。暗記系は直前の詰め込みでも何とかなりますが、計算系だけは勉強の初期段階から取り組んでおくべきです。

もし時間に余裕があれば、診断士の勉強を始める前に簿記2級を取っておくのも一つの手です。自分は簿記2級を持っていたので、簿記の知識やCVP計算は思い出すだけで解けましたし、他の科目の知識吸収もスムーズでした。余裕がない方は3級だけでも取っておくと違うと思います。1〜2週間あれば取得できるはずです。

以上になります。次回は企業経営理論について書こうと思います。最後までご覧いただきありがとうございました!

いいなと思ったら応援しよう!