『AIで奪われる仕事』というテーマで話してみました!
今回の「スミとたなかの脱サラトーク」では、「AIで奪われる仕事」という、多くの人が気になっているであろうテーマで熱く語り合った。
AI映画監督として最前線を走るたなか氏が語る未来は、単に「この仕事がなくなる」といった単純な話ではない。AIの進化を受け入れられない人が淘汰される可能性や、逆にAI時代だからこそ価値が高まる人間のスキルとは何か。
さらには、会話の途中で動画生成AI「Sora 2」を使って番組ロゴを即興で作るデモンストレーションも実施。その圧倒的なクオリティにはスミ氏も驚愕。
そして話は、たなか氏が水面下で進めている壮大な「AIクリエイターズスタジオ」構想へ。AIに仕事を奪われるどころか、AIを使って新たな仕事と価値を創り出そうとする、そのリアルな挑戦の全貌が明らかになる。
AIの未来に不安を感じている人も、新たな可能性を探している人も、必見の内容だ。
「AIに奪われる仕事」って結局どうなの?という話
議論のきっかけは、スミ氏が目にした「将来、人の仕事が奪われる」という趣旨の動画。AIツールの進化が加速する今、リアルな未来像をたなか氏に問う。
たなか氏の見解は明快。「特定の職種がなくなるというより、AIに迎合できない人が消えていくだろう」とのこと。
特にクリエイティブ業界では、AIの生成物に対して「まだまだ人間のクオリティには及ばない」と批評したり、AIを使うことを否定的に捉える「反AI」的な意見も少なくないという。しかし、そうした姿勢は、無意識のうちにAIを受け入れることを拒否する脳にしてしまい、結果的に時代から取り残されるリスクをはらむ。
クリエイターが自身の技術や努力に誇りを持ち、AIに脅威を感じるのは自然な感情かもしれない。ただ、その感情に流されず、AIをどう使いこなして新しい表現を生み出すか、という視点に立てるかどうかが、今後のキャリアを大きく左右するポイントになりそうだ。
Sora 2がヤバすぎてロゴが一瞬でできた件
AIの進化を肌で感じてもらうため、たなか氏が対談中にOpenAIの動画生成AI「Sora 2」のデモンストレーションを敢行。
スミ氏が運営する「ボロ戸建て投資クラブ」のタイトルロゴを、「グラフィティ風で、色は青と白のシックな感じ、背景は黒」といった簡単な日本語の指示(プロンプト)でSora 2に依頼。
すると、ものの数分で音楽付きのハイクオリティなタイトルロゴ動画が複数生成された。これにはスミ氏も「一撃でこんなものが…」と絶句。トップクラスの専門家は残るにせよ、個人のロゴデザイナーなどの仕事は、この進化の波に飲み込まれてしまうかもしれない、そんなリアルな衝撃が走る。



ただ、たなか氏の評価は冷静。こうした「素材作り」においてはSora 2は一級品。しかし、複数のAIツールを組み合わせて「一本の物語」を作るという点では、まだ発展途上なのが実情のようだ。
AI時代に「価値が残る人」の条件についての話
では、AIが進化し続ける世界で、人間に残される価値とは何なのか。
たなか氏は、AIが出力したものが「本当に正しいのか」「良いものなのか」を最終的に判断できるスキルが重要になると語る。
例えば、税務相談をChatGPTにすることは可能。しかし、その答えが100%正しいという保証はない。結局は「これで合ってますか?」と税理士に確認する作業が発生するように、AIはまだ「それらしい嘘をつく」段階にある。この嘘を見抜き、的確な指示を出し、最終的なアウトプットの品質を担保できる専門家の価値は、むしろ高まっていくのかもしれない。
AIを使いこなしつつも、最終的な判断軸や、人の感情に訴えかけるクリエイティビティを持ち合わせた人材。それが、これからの時代に求められる人物像と言えそうだ。
たなか氏が目指す「AIクリエイタースタジオ」構想の話
AIの進化を語るだけでなく、その波に乗って新たな仕事を創り出そうとしているのが、たなか氏の面白いところ。
具体的には、AI動画を作りたい企業や個人と、作れるクリエイターを繋ぐハブになること。さらには、自身のチームを「AIクリエイタースタジオ」として組織化し、クライアントワークを受注するだけでなく、チームでオリジナル作品を制作し、賞を総なめにしていくという壮大な構想を明かしてくれた。
AIクリエイター界隈では、個人のプレイヤーがほとんど。そんな中、YouTube運営で培ったチームマネジメントの経験を活かし、「チームで」AI動画制作に挑むこと自体が大きな強みになるという。
すでに、たなか氏の理念に共感した編集者など、信頼できるメンバーが6名ほど集結しているとのこと。目先の報酬だけでなく、「このチームで未来の働き方を創っていく」という夢に惹かれた熱いメンバーと共に、ピクサー(PIXAR)のようなスタジオを目指す。AIに仕事を奪われる未来ではなく、AIで仕事を創る未来を体現しようとする挑戦だ。
まとめ
「AIに仕事が奪われる」というテーマから始まった今回の対談。しかし、たなか氏の話を聞くうちに、それは悲観的な未来ではなく、むしろ新たな可能性に満ちた時代の幕開けであることが見えてきた。
AIを脅威と捉えて拒絶するのか、それとも相棒として使いこなし、人間にしかできない価値を追求するのか。その選択が、私たちの未来を大きく分けることになる。
たなか氏が描く「AIクリエイタースタジオ」構想は、後者の生き方を力強く示す一つのモデルケース。AIという強力なツールを手にした私たちが、これからどんな面白い未来を創っていけるのか。非常にワクワクさせられるトークとなった。
「スミとたなかの脱サラトーク」は隔週日曜日の21:00~22:00に開催しています。生配信に参加したい方はこちらからご参加ください☟
次回は10/26 21:00~22:00開催予定です。
