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【グルメ体験記】マルセイユのTuba Clubで透き通る青い地中海を見ながらランチ

2026年5月、MSCワールドエウローパの地中海クルーズで寄港地としてマルセイユを訪れました。

マルセイユのグルメといえば、プロヴァンス料理の代表格「ブイヤベース」を思い浮かべる人も多いかもしれません。

少なくとも、私が知っていたプロヴァンス料理はブイヤベースくらいでした。

そんな“食の宝庫”とも呼ばれるプロヴァンス地方に行くのであれば、たとえクルーズの寄港地であっても、レストランにはこだわりたい、それが私たちの旅のスタイルです。

数あるレストランを調べる中で、一目惚れしたのが、
Tuba Club - Cabanons et Restaurantです。

船から泳いで来店する人たちも

記憶に刻まれる食体験

地中海に突き出した岩場の上に建つ、まるで隠れ家のようなレストラン。

「海が見えるレストラン」というレベルではありません。

視界いっぱいに広がる、透き通った青い地中海。
岩肌に打ち寄せる波の音。
乾いた南仏の空気。
そして、まるで海に浮かんでいるかのようなテラス席。

短いランチだけの滞在でしたが、「昼にこそ行く価値がある」と心から思える、人生で経験したことのないレベルの絶景レストランでした。

晴れた日の昼は最高の景色

写真に見える崖の上のテーブルは宿泊者専用の席で、私たちのようにレストラン利用のみの場合は、上のテラス席に案内されます。

正面に海が見える最高の席

席に案内されてからは、しばらくスタッフが来ず、最初は少し戸惑いました。

ただ、目の前には透き通るような青い地中海の絶景が広がっていたので、その時間も写真を撮りながらゆったり過ごしていました。

席の近くまでは何度もスタッフが来るのですが、なかなか目が合わず、「これがフランスのレストラン文化なのかな」と思いながら様子を見ていました。

そこでこちらから声をかけてみると、スタッフはとてもフレンドリー。笑顔で対応してくれて、無事に料理を注文することができました。

日本のように細かく気を配ってくれる接客とは少し違いますが、こちらからコミュニケーションを取れば、むしろ気さくで居心地の良い雰囲気でした。

アラン・ミリアのピーチネクター

ドリンクには、アラン・ミリアのフルーツジュースを注文しました。

日本では高級ホテルや高級レストランでしか見かけることがない、ちょっと特別なジュースという印象があります。

それだけに値段も高めなのですが、ここフランスでは、コカ・コーラなどのソフトドリンクとほとんど変わらない価格設定でした。

「せっかくフランスに来たなら」と思い、迷わずアラン・ミリアを選びました。

プロヴァンス名物のアイオリとスズキのカルパッチョ

料理は、プロヴァンス名物のアイオリソースにフランスパンをディップして食べる一皿と、スズキのカルパッチョを注文しました。

ちなみに、ブイヤベースはありませんでした。

どちらも見た目以上にしっかりボリュームがあり、船で朝食ビュッフェをたっぷり食べてきた私たちでも十分満足できる量でした。

特に印象に残ったのが、スズキのカルパッチョ。

メニューには「Sashimi」と書かれていたので、日本でイメージするような刺身が来るのかと思っていたのですが、実際には美しく盛り付けられたカルパッチョでした。

結果的には、これが大正解。

新鮮なスズキの旨味に、オリーブオイルや酸味の効いた味付けが絶妙に合っていて、本当に美味しかったです。

地中海を眺めながら食べる魚料理という体験も相まって、「南フランスに来たんだな」と実感できる一皿でした。

レストランから徒歩3分のビーチ

ランチ後は、近くのビーチでゆっくり過ごしました。

注文したのはこの2品とドリンクだけ。滞在時間も1時間ほどでしたが、それでも十分すぎるほど満足感のある時間でした。

世界を探しても、ここまで記憶に残る空間での食体験はなかなか経験できないと思います。

マルセイユに寄港する予定があるなら、ぜひ昼のTuba Clubを訪れてみてください。

レストラン情報

Tuba Club

Tuba Clubはホテル&レストランです。

元々はダイビングスクールであったので建物は非常にシンプル、高級ホテルのようなロビーはありません。

予算

お酒を飲むなら、1人あたり10,000円程度で考えたほうがいいと思います。
私たちが食べたものだけで合計13,500円でした。

支払いの際にはチップを求められる仕組みになっており、決済端末でアンケート形式のように5%〜20%の中から選択して加算する方式でした。

料理やサービス自体は非常に良かったのですが、チップ文化にはあまり馴染みがないため、今回はとりあえず5%を選びました。

アクセス方法

Tuba Clubの場所

私たちはマルセイユの公共交通機関を利用してTuba Clubへ向かいました。

最寄りのバス停は、

「Roches Blanches」

で、そこからTuba Clubまでは徒歩約3分です。

実際の移動ルート

  1. 地下鉄M1で「Castellane駅」へ移動

  2. Castellaneから19番バスに乗車

  3. 終点近くの「Madrague de Montredon」で下車

  4. 同じバス停から20番バスへ乗り換え

  5. 「Roches Blanches」で下車

  6. 徒歩約3分で到着

という流れでした。

地下鉄M1は、

  • 旧港(Vieux-Port駅)

  • ロンシャン宮(Cinq Avenues Longchamp駅)

など主要観光地を通っているため、観光後そのまま向かいやすかったです。

マルセイユでは、最初の打刻から60分以内であれば、

  • 地下鉄

  • バス

  • 路面電車

を追加料金なしで乗り換えできます。

そのため、

「旧港やロンシャン宮を観光 → Tuba Clubでランチ」

という移動をしても、料金はわずか €1.70 でした。

海沿いの絶景レストランまでこの価格で行けるのは、かなりありがたかったです。

公共交通機関を利用すれば、日本円で300円ほどというかなり安い料金でTuba Clubまで行くことができます。

ただし、その分移動時間は長く、旧港周辺から向かう場合は乗り換えを含めて1時間以上かかりました。

マルセイユの景色を見ながら移動できるので、それ自体も旅らしい体験ではありましたが、クルーズ寄港地観光では時間を無駄にできません。

そのため、帰りはUberアプリを利用して旧港まで戻りました。

所要時間は30分程度で、料金は約5,000円でした。

公共交通と比べるとかなり高く感じますが、「時間をお金で買う」という意味では、寄港地観光では十分価値があったと思います。

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