何日かおきには、心穏やかに笑ってる日がある。 #4行エッセイ
暗闇の真ん中で、目を凝らすとそれは深いあい色だったから、
僕は心底安心したのです。
それは、人とお話していて、ふっとほどける誤解によく似ています。
喜木凜さんの ↓ この企画に参加させていただきました。
まだ、ものごとを純粋にキャッチできていた頃、
大人になった時の想像なんてできなかった。
勢い任せ、成り行き任せの学生時代。
若さゆえに感じる不安さえ、若さゆえの勢いに紛れていった。
そして、漠然と、ただ漠然と、歳をとればとるほど、悩みなんて減って、上手に生きられるものだと思い込んでいた。
ところが、いくら年を重ねたって、不安も悩みもなくならない。
人間関係は不安定にこじれてはくっついて、今日もどうにか生きている。
欲しいものは簡単には手に入らないし、言葉なくノックアウトされる夜もある。
空想していたものはほとんどは幻だったし、生活は生やさしくない。
でも、人と心を交差させながら今を生きる人生は、それほど悪くない。
トンネルには出口があって、トンネルの先で誰かが待っている。
漆黒の闇、夜空を何時間を見つめていたら、それや闇じゃなくて、あい色だった。
どんなに人とぶつかっても、敬意だけは忘れなければ、ちょっと近づける瞬間がある。こんがらがった誤解が、ふっとほほどける瞬間が。
だから、毎日とは言わないけれど、何日かおきには、心穏やかに笑ってる日がある。
誰かからもらった優しさと安心は、違う誰かに渡せばいい。
そうして優しさが循環する世界の片隅に、出来れば身をおいていたいと思う。
追伸1:
喜木凜さん、4周年おめでとうございます。
追伸2:
喜木凜さん、素敵な企画ありがとうございます。凜さんたくさん感想書くの大変だから、僕のは感想なしで大丈夫ですよー
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ちなみに僕はあい色(ネイビー)が大好きで、服でも小物でも気が付いたらネイビーばっかり選んでネイビーだらけです。
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arji
