「ありがとう」で育む貢献感
勇気づけで使える、最強の魔法の言葉があります。
それは——「ありがとう」。
なんだ、そんなことかって?
でもこの「ありがとう」、子育て中のママにとっては、とても奥深い言葉なんです。
子育て中、「ありがとう」ってどれくらい言えてるでしょうか?
毎日やることに追われて、つい子どもへの声かけが「早く!」「何回言ったらわかるの!?」ばかりになってしまう…。そんな日もありますよね。
でもアドラー心理学では、子どもに“ありがとう”を伝えることが、実はその子の「生きる力」を育てると考えます。
人は、誰かの役に立てたと感じたときに、本当の勇気がわいてくるのです
アドラー心理学で言う「共同体感覚」って?
アドラー心理学が目指す理想の姿、それは「共同体感覚」。
簡単に言えば、こんな感覚です
自分はここにいていい(所属感)
まわりの人の役に立てている(貢献感)
だから、生きることに意味がある(信頼感)
この「共同体感覚」は、幼少期の家庭の中で育まれます。
そして、その第一歩が——「ありがとう」という魔法の言葉なんです。
アドラー心理学では「ほめる」より「勇気づける」ことを重視します。
「すごいね!」はどうしても上下の関係になりやすいけど、
「ありがとう」は対等な仲間としてのメッセージになるからです。
たとえばこんなふうに・・・
洗濯物を運んでくれた →「助かったよ、ありがとう!」
食器を並べてくれた →「おかげで早くごはんが食べられるね、ありがとう」
この「ありがとう」が、子どもの中に
“自分は役に立っている”という感覚=貢献感を育てていきます。
お手伝いは“貢献感”を育てる最高の舞台
お手伝いを頼むのは、ママにも時間と心の余裕が必要ですよね。
疲れてるときに限って、やりたい!と言ってくれるけれど、早く終わりにして寝たい。
子どもが手伝うと、逆にイライラ…時間かかるし、失敗するし、結局やり直しになるし。
でも、お手伝いって、貢献感を育てる最高のチャンスです。
私は失敗しました(笑)
私のフルタイム生活はボロボロで、お手伝いしてもらう方がしんどくて、「あーもういい、ママがやる!」とすぐ口出し・手出ししちゃってたんですよね。
でもまだ私は未来をあきらめたくない!(笑)
まだ間に合う!!
貢献感を育てておけば——
将来、ママが仕事でクタクタで帰ってきたとき、お風呂が沸いてるかもしれない。洗濯物がたたんであるかもしれない。
「ありがとう」は、家庭に芽生える共同体感覚のはじまり
アドラーは「人は誰かの役に立つときに、自分の価値を実感できる」と言いました。
家庭という小さな共同体の中で、「ありがとう」が飛び交う毎日は、
きっと子どもたちに“生きる勇気”を届けてくれるはずです。
今日はちょっとだけ、何かお手伝いを頼んでみませんか?
そして、心からの「ありがとう」を伝えてみてください。
その一言が、子どもの未来を変えるかもしれません。
