書けない私の、ゆでたまごのような心
全然、書けない。
何も、思いつかない。
それでも。
何かを、書きたい。
何でもいいから、書きたい。
そう思いながら、真っ白なエディタとにらめっこしている。
機嫌よく起きて、ちゃんと朝ご飯を食べた。
午前中は、書店に行けて、スーパーで麺つゆを買って、スタバでおいしい時間を過ごせた。すっかり満足した私は、温かい気分と共に帰宅した。そして今、パソコンと向き合っている。
きっと今は、満足しているせいで書けないんだ。
満足することが悪いことではない。
でも私の場合、満足し過ぎちゃうと、心に何も引っかからなくなってしまう。心の表面がすべすべとして、いつもなら書くためのフックになるようなものが出てこなくなる。今日の私の心は、まるで上手く殻をむけたゆでたまごのようにツルンとしている。でこぼこがなく、どこまでも丸くて、引っかけるにも滑ってしまうほど、私の心の表面はツルツルだ。
外から押してみると、少しだけへこむけどすぐに元に戻った。弾力があるから、外からの圧力もはじき返すぐらい、私の心はプリッと満足している。
そんな心に引っかかるものって何だろう。
どうにか引っかかりを見つけたくて、いろいろとあがいた。ラジオ体操をしてみたり、ピアノを弾いたり。それでも書くフックは出てこないから、買ってきた本を少しだけ読んだけど、どうやっても繋がらない。
どうやら、今日はダメみたいだ。
そんな日もあるよね。
だから今日は、潔く書くことを放り投げようと思った。
その記録を、今、書いている。
