しっちゃかめっちゃかな身体で、岸田奈美さんになりたかった日記
起きたら、11時を回っていた。
ああ、またやってしまった。
失神でもしていたかのように、家族の物音に全く気づかず、寝入ってしまった。
今週はずっと家族と同じ時間に起きて生活ができていたのに、今日はひたすら寝込んでいたらしい。こう言う時、家族は無理に私を起こそうとしない。というより、私が起きないのを知っているから、そっとしておいてくれる。もしかしたら、放置されているのかもしれないけど、ここではあえて、「そっとしておいてくれる」って言いたい。
それをいいことに私は、ぐっすり眠り込んでしまう。今週は、うつ病治療のrTMS開始前で、何も予定のない貴重な1週間だから、有効に使いたいと気負っていた部分もある。昨日だってコンタクトレンズの更新に行ってきたし、一昨日は用事のために高速に乗って、私にしては長めのドライブをした。疲労が重なって、今朝は起きられなかったのだろう。
疲れが溜まっている自覚はあった。昨夜寝る前に、頭痛でしんどかった。危うくお風呂入るのをやめてしまう、風呂キャンセル界隈に仲間入りしてしまうところだったから。気持ちを奮い立たせて、ちゃんと入浴した私、えらい。清潔感は大事よ。
昨夜22時から数えて、計13時間寝てたことになる。そんなに寝たんだから、目覚めは爽快かと言うと、残念ながら決してそうでもない。
午前中を無駄にしてしまった罪悪感はある。しかし、それでも隙あらば閉じようとするまぶた。罪悪感を感じてるくせにまだ眠りたいらしい。全く、しっちゃかめっちゃかな身体だ。なかなかこちらの思う通りにならない。でも、これ以上寝てしまうと午後の通院に差し障るので、ここでちゃんと起きておく。
夫が用意してくれた朝食が、朝食兼昼食になった。オシャレに言えば、ブランチだ。慣れない言葉を使ったものだから、頭がクラクラする。そのブランチの中に、いただき物の佐藤錦がたっぷり残っていたので、8粒食べたら元気が出た。
残りは子どものおやつに残しておこう。
あの子たちも私に似てさくらんぼが大好きだから。
午後からは診察。
こちらの病院の担当医師は、まだ2度目の対面ということもあり、すごく丁寧に診察をしてくれる。前の病院の先生も丁寧に診察をしてくれていたが、今の先生とは関係がまだできていないので、慎重に診てくれている気がする。
それにしても待ち時間が長い。
予約しているのに、時間通り呼ばれることはほぼないと言っても過言ではない。なので、今日は岸田奈美さんの「もうあかんわ日記」を持ってきた。これで待ち時間も楽しく過ごせそうだ。病院の待合室で、文庫本持ってニタニタしてる主婦がいたら、たぶん私です。
今日の記事を日記にしようと思ったのは、思い切り岸田奈美さんの影響。岸田さんみたいに面白く膨らます技術は全然ないけど、練習しないと書きたくても書けないだろうと思って、今日はチャレンジしてみた。
そしたら、改めて岸田さんの才能の凄さを感じた。すごいよ岸田さん。note読んでも面白いけど、本も抜群に面白いんだもの。岸田さんみたいに、読んでる人の感情を喜怒哀楽に思い切り引き込む文章、書いてみたい。
そんなことを夢見ながら、今日も私は岸田奈美さんの本を読み込む。

