#5【김성철】キム・ソンチョルの声が好きと言われる理由
俳優を好きになる理由はいろいろある。
顔だったり、演技だったり、作品だったり。
でもキム・ソンチョル(김성철)の場合、
よく聞くのがこの言葉です。
「声がいい」
実際、ドラマを観ていると、ふと思う瞬間があります。
あれ、この人の声、いいな。
大きい声でもないし、特別に低いわけでもない。
でもなぜか、セリフが耳に残る。
そして気づく。あ、またこの人だ。
ミュージカル俳優の発声
キム・ソンチョルは、もともとミュージカル俳優です。
舞台では、客席の一番後ろまで声を届ける必要があります。
そのため、発声の訓練がとても厳しい。
声量だけではなく、言葉をはっきり届ける発音、
感情を乗せる声のコントロール。
そういう訓練を長く積んできた俳優です。
だからドラマでも、セリフがとても聞きやすい。
大声で話しているわけではないのに、言葉がちゃんと届く。
声が前に出すぎないのに、きちんと残る。
それは舞台で身についた発声なのだと思います。
落ち着いた声の温度
キム・ソンチョルの声は、低くて落ち着いた声です。
強すぎない。
でも軽くもない。
静かなトーンなのに、
不思議と耳に残る。
韓国ドラマはセリフ量が多い作品も多いですが、
その中でも彼のセリフは少し違います。
急がない。
言葉を置いていくように話す。
そのリズムが、キャラクターをより自然に見せている気がします。
気づいたら声を覚えている
面白いのは、最初は顔より声を覚えることです。
「あ、この人また出てる」
そう思うとき、だいたい声で気づく。
私も最初はそうでした。
ドラマを観ていて、
「あれ、この人誰だろう」
と思って調べたら、キム・ソンチョルだった。
そして別の作品を観ていて、また同じことを思う。
この人、声がいい。
そのうち、
ドラマ → インタビュー → ミュージカル
と少しずつ興味が広がっていく。
キム・ソンチョルという俳優は、
そうやって静かに好きになっていくタイプの俳優です。
そして気づく頃には、
もう完全に声を覚えている。
