コロナでまさかの話。
おととい、11年勤めてきた会社から「4月1日から人員調整するので自宅待機か社外社員を選んでください」と言い渡された。
急すぎる。
リストラ準備、だということはすぐわかった。
理由はコロナウイルスの影響による業務縮小。期間はとりあえず3ヶ月、だけど状況によるとのこと。
対象者はおそらく全社員の2~4割くらいで、ほとんどが社歴1〜3年くらいの若手。
僕は社歴11年、年間トップセールスになったこともある。
休業手当は出るもののそれでは家賃光熱費も払い切れない。生活が成り立たない。
コロナの脅威は未知数、きちんと復帰できる確証もない。僕には小学1年生と保育園年少の子供がいる。
まさか。
新聞やニュースで見るやつが自分に。しかも突然。
すぐにでも動きを取らないと家族で路頭に迷う。
悔しさ、情けなさ、失望感、腹ただしさ、不安。
これまで経験したことのない感情の津波が押し寄せてきて、一瞬でも気を抜くと叫んでしまいそう。心臓がグシュっとつぶされそうな感覚、激しい頭痛。めまいと手指の震えも止まらない。
まずい、このままだとまずい。つぶれてしまわないように自分と家族の心身を守りに入らなければ。
自分には11年前にうつ病で人生を投げ捨てようとした経験がある。心身が不安定な時どう対応すべきかはわかっている。
すぐに信頼できる仲間やSNSに状況をさらけ出し、負の感情をやんわり発散させてもらいながら、なるべく前向きに次のことに目を向けていく。
でもくれぐれも無理はしない。頑張らずに楽観的に。わくわくすれば動けばいい。
この数年、自分の中であたためてきた想いがある。
自分が好きな人たちと信じる価値観でビジネスをして、飾らず奢らず暮らしていきたい。
それを実行に移すチャンスがきた。チャレンジするしかない。背中を押してもらえて自分はラッキーだ。
いま、とてもわくわくしている。
一人で気を抜くと押しつぶされつぶされそうだけど話を聞いてくれ応援もしてくれる仲間や家族がいる。本当にありがとう。
よし、やるしかない。
言葉にならない感情につぶされそうではあるけど、僕は11年勤めてきたこの会社が大好きだ。自分の人生を大きく変えてくれた。日本と自然の魅力を思い知らせてもくれた。
誰かの人生を大きく変えるきっかけを与えられる仕事でもある。
10数人の時に入社して今は180人。規模が変わればやり方も変わり、多様な価値観や考え方も出てくる。災害や予期せぬ事態で突然大きな判断を迫られる場面もある。
誰も悪くない。
皆それぞれ大切なものを必死に守っているだけ。自分の力が足りなかっただけ。
妻と子供、そして自分を明日も先もずっと全力で愛していきたい。憂いも喜びもぜんぶひっくるめて明日も楽しんでいこう。
人生は味わい深くて素晴らしい。
僕のこの今の気持ちや経験が、いつかまたどこかの誰かの役に立てばうれしい。誰かの気持ちを救えたらうれしい。
そう思いながら、今これを書いています。
