日本語も、捨てたものじゃないな―UMAMI、忍者、寿司 ―
旨味。
UMAMIって世界共通語なんだって。
知らなかった。
でも確かに、このニュアンスを他の言語でぴったり一語にするのは難しそう。
寿司、天ぷら、ラーメン。
あ、わさびもだ。
昔、メキシコのホストに「食べてみて」と渡したら、鼻を押さえて
「ナリス、ナリス(鼻)!」
と涙を流していたっけ。
辛い料理が多いのに、わさびは違う辛さなんだな。
あとは忍者、空手、柔道、侍なんかも。
交換留学の報告会で、「海外へ行くと『柔道できる?』って聞かれる」と聞いたことがある。
「津波」みたいに、日本語の方がその現象を正確に表せるもの。
「過労死」みたいに、社会問題として名前が必要になるほど可視化されたもの。
「カラオケ」や「漫画」みたいに、文化ごと世界へ出ていったもの。
日本語も、捨てたものじゃないなって思う。
そういえば「もったいない」も有名な日本語らしい。
ただ、一言で全部説明しきれないんだとか。
惜しい、ありがたい、無駄にしたくない。
いろんな気持ちが一緒に入っているから。
孫たちの残したものを「もったいない」って食べていたから、今の私ができたのかもしれない。
……主に、このお腹まわりが。
