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学校の七不思議?~夢のカイダンとラムネ風味~

あらためて、夢をみることについて考察してみました。☹️


妄想しがちな自分は、もしかしたら……。

無意識にストーリーを生み出して。
体験型アトラクションとして、夢を鑑賞していたのかもしれない。😮




◆ホラー映画絶賛上映会


自分は、東京生まれの東京育ちです。
(現在は他県に越して、20年以上生活しております)

都心の過疎地でした。
子どもが少ない地区で、規模の小さな小学校に通っていました。

古い校舎で、校庭も狭かったです。
一学年に、クラスがふたつしかない学校でした。

その学校には、不思議な階段がありました。


狭くて、段の低い階段。
階層は、三階くらい?だったと思います。

各階途中には、踊り場がありました。
地下一階まで、階段は続いていました。

ただ、その地下の先には、行き止まりの壁があったのです。


薄暗く、カビ臭い。
どこか重苦しい空気を感じる空間。

学校の七不思議の噂もありました。
階段の数がどうとか、行き止まりの先のこととか。

職員室が並ぶ廊下に面していたので、階段自体はよく使っていました。

友だちと、そこで遊ぶこともありました。
秘密基地のような感覚でした。

ただ。一人でその地下に行くのは。
当時の自分には、勇気が必要でした……。

いまでも、あの階段だけは忘れられません。


あるとき。
恐ろしい夢をみました。


あの階段の地下一階。
行き止まりの壁に、エレベータがありました。

寂れた廃病院にあるような……。
緑色で、無機質で錆び付いた不気味な機械の箱。

自分は、その前に立っていました。


好奇心に負けて、エレベーターのボタンをそっと押します。

ゴゴッ……。鈍い音を立てて扉は開きました。


ふらっと、エレベータへ吸い込まれていきました。

やがて、深い地底の奥のような闇の世界へと降りて行ったのです。


最下層の手前の階。

ガタン!!
大きく揺れて、エレベータは急に止まりました。

いくら押してもボタンは反応しません。

仕方なく降りることにしました。

辺りを見渡すと、灯りのない暗い空間でした。
雑貨や家具が雑然と置かれた、まるで倉庫のような部屋。

そこはまるで……複雑な迷路のようでした。

迷いながらも探索していると。
奥のほうに、さらに下へと続く階段を見つけたのです。

その先は、最下層のようです。


軋む階段を、一歩一歩降りていきました。

ようやくたどり着いた地下の最下層。


それほど暗くはなかったので、少し遠くの様子も伺えました。


ん?
なにかが歩いているのが見えます。

……異形のもの??

クリーチャーのような?この世のものとは思えないもの。
紅く、禍々しいなにかが、咆哮しながら徘徊していたのです...…!!


「!!」

自分は、声にはならない叫びをあげて。
必死で走りました。

足をもつらせ、転びそうになりながらも、階段を駆け昇りました。

来た階段を、倉庫にあった置き物でなんとか塞ぎました。


先ほどのエレベーターへと向かいます。

急いで!!
早く!!

震える手で、上の階へのボタンを連打しました。


それなのに。エレベーターは上昇せず。


先ほどは、途中で止まった最下層へと降りてしまいます!

えっ?
なにこれ?

もう助からない……。


ぱち。


「………夢かよ」

ようやく、目を覚ましたのでした。


ホラー好きが高じて。
夢の中では、毎回ひどい目に遇わされています。(笑)


◆想い出のなかの、父と母と兄弟との再会。結婚式の絶賛上映会


母が亡くなってから、かれこれ十数年以上になります。


母とは、いろいろありました。

喧嘩ばかりしていた、若い頃。
いまでも、ときおり思い出しては後悔することもあります。


自分が初めての出産をしたあと。
母は、病院にお見舞いに来てくれました。

涙をこらえたような、赤い瞳でした。
あの優しい目が真実なのかな?

……いまでは、そう思っています。


ある日のことです。


うたた寝したとき、不思議な夢をみました。


そこは、チャペルのような場所でした。

タキシードのような正装をした父。
いつになく緊張した面持ちで、立っていました。

自分を含む兄弟全員は、そんな父を近くで見守っていました。


静かな音楽が始まりました。

父は跪きました。

その場には居ない母の手を取り、求愛のようなポーズをしました。

ワルツのようなダンスが始まりました。

自分達兄弟は、にこにこしながら祝福の拍手をしました。


やがて、一人で踊っていた父の隣には。

少しずつ、うっすらと……。
光を纏った、朗らかな笑顔の母が浮き上がってきたのです。


2人は、流れる音楽に合わせ、淡い光に包まれながら。
優雅にダンスを続けました。


それから、父と交代して。
一人ずつ順番に、兄弟は母と踊りました。

自分の番のときも、母は満面の笑顔を向けてくれました。


「幸せに生きていきなさいね」


言葉には出さずとも、母はそう語りかけてくれた。
そんな気がします。

ワルツは、徐々にスピードを増していき。
リズミカルで、とても愉快なものになりました。

あまりの激しさに、ダンスはコメディのような動きになってしまい。
その場にいた全員が笑い転げてしまいました。


少ししてから。
屋台のようなところに、場面は移りました。


母は、ラムネのような味の美味しいジュースを作り、兄弟一人一人に配ってくれました。

しゅわしゅわって、炭酸がきいていて。
爽やかな……あの味です。


ジュースを飲みながら、懐かしい想い出を屋台で家族全員で語り合い。

瞬く間に、時は過ぎていきました。


そろそろお暇、という雰囲気になったとき。

兄が、自分に向けて突然語りかけてきました。

「二度目はもう間違えるなよ?」


……。

二度目って。なんのことだろう?

たしか、ずっと昔に。

兄から、幸せになれよ。
そう言われた記憶が、ふっと浮かびました。


と、そこで。
ようやく目が覚めたのでした。


ぼんやりとしながら。

いつの間にか、自分の目には涙が溢れていたことに気がつきました。


この上映会の意味は、いまだによくわかっていません。


ただ。この記事を書いている今も。

涙を止めることは出来ませんでした。


満たされなかった、ネガティブな心。
伝えられなかった想い。
喪ってしまったもの。

どれも取り戻すことの出来ないものでした。


その先にあるもの。残されたものとはなんだったのだろう?


夢をみるなら。
物語を、ほんの少しだけ作り替えることが許されるのなら。


太陽のような、光輝くハッピーエンドは望んでいません。


どうせなら、美しい物語であってほしい。

願うのは、ただそれだけです。


今回は、ホラー的な夢と、対極とも思える幻想的な夢のお話でしたが。

これもまた、自分の内面世界を現すエピソードなのかもしれません。


こんな、ささやかな物語が、誰かの心にも寄り添えたらいいな。

そんな祈りをこめて、これからも言葉を紡いでいこうと思います。


家族や、記事を読んでくださる方々への感謝とともに……。

どうか。皆さまの心にも、小さな灯りがともりますように。



注:過去の記事を編集したものです。

本当に伝えたかった想いを、いまの自分の言葉で書き直したくなりました。

どうか、少しでもこの願いが届きますように。

企画に合わせて……と考えていましたが。
今回もかなりズレたようです。☹️
























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