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55歳の総務が1年で資格を12個取った話

2025年の1年間で、12個の資格を取った。

第一種衛生管理者、2級ボイラー技士、特定第一種圧力容器作業主任者、2級土木施工管理技士補、2級建築施工管理技士補、工事担任者 総合通信、防災士、防火管理者、防災管理者、特別管理産業廃棄物管理責任者、建設業における熱中症予防指導員・管理者、損害保険募集人一般試験(基礎単位)更新。

なぜこんなに取ったのか。
理由はバラバラだ。

■ 取らないと仕事にならなかった——衛生管理者

総務として必要だったのはもちろんだが、直接のきっかけはISOだった。

ISOの審査を担当する上で、衛生管理の知識がないと審査官が何を言っているのかよくわからない。労働安全衛生の用語や基準を体系的に理解しておかないと、会話にならないのだ。

これは「取りたい」ではなく「取らないと仕事にならない」に近かった。
高知では試験が1年に1回しかないので福山まで行った。
車で行くと楽なのだが、移動時間に勉強したかったので汽車で行った。
ある程度はとれるのだが、ギリギリの線で受かるか?落ちるか?
のラインだった。

■ 建設の知識が圧倒的に足りなかった——2級土木・建築施工管理技士補

建設会社の総務になって4年。それまで建設業界にいたわけではないので、現場の人が話していることの半分もわからなかった。

工程管理、品質管理、安全管理——言葉は聞いたことがあっても、中身がわからない。

2級土木施工管理技士補と2級建築施工管理技士補を受けたのは、現場の人が何を言っているのかさっぱりわからなかったからだ。施工管理の勉強をして初めて、現場の話が多少わかるようになった。

■ 防災の仕事をしているから——防災士・防火管理者・防災管理者

建築・土木の仕事に関わっている以上、防災の知識は避けて通れない。南海トラフ巨大地震に備えて、建設会社として何ができるか。BCPの策定にも直結する話だ。

防災士は市の養成講座で。防火管理者、防災管理者はセットで取った。

防災士の勉強をすると、災害の種類ごとにどんな被害が出て、何を備えるべきかが体系的に整理される。建築・土木の現場を持つ会社の総務として、持っていない方がおかしい知識だった。
防火・防災管理者は高知での講座開催が1年1回だったので香川まで受けに入った。

■ 退職後を考えて——2級ボイラー技士

正直に言うと、今の仕事に直結はしない。

ただ、第二種電気工事士、危険物取扱者乙種4類、第三種冷凍機械責任者はすでに持っていた。2級ボイラー技士を取れば、いわゆる「ビルメン4点セット」が揃う。

退職後にビルメンテナンスの仕事ができる選択肢があるといいなと思った。あと1つで揃うなら、取らない理由がなかった。
その後ボイラー技能講習を大阪に取りに行ったのでめっちゃお金かかったが。

■ 最上位まで取りたかった——工事担任者 総合通信

工事担任者は、電話回線やネットワーク設備の工事に必要な資格だ。

2022年に第二級デジタル通信から始めて、第一級デジタル通信、第二級アナログ通信と進み、2025年に第一級アナログ通信を取得した。

第一級デジタル通信と第一級アナログ通信の両方を持っていれば、最上位の総合通信を申請で取得できる。3年かけて、最上位まで完走した。

■ 流行に乗ったものもある——熱中症予防指導員・特別管理産業廃棄物管理責任者

熱中症予防指導員・管理者は、建設業界で急速に注目されている資格だ。現場での熱中症対策は年々厳しくなっていて、会社としても管理者を置く必要がある。流行に乗ったと言えばそうだが、実務として必要だった。

特別管理産業廃棄物管理責任者は、エコアクション21やISOの対応で知識が必要だったから取った。

■ 勉強法

特別なことはしていない。

問題集を中心に、アプリも併用して隙間時間に解いた。スマホで問題を解いて、夜に問題集で復習する。このサイクルを繰り返すだけだ。

1年で12個と言うと驚かれるが、1つ1つの勉強時間は資格によって全然違う。2級ボイラー技士は200時間かかったが、防火管理者や防災管理者は講習で取れる。合格率90%の資格もあれば、36%の資格もある。全部同じ重さではない。

ただ、「取ると決めたら取る」というのは一貫している。

■ 結局、なぜ1年で12個も取ったのか

定年前の60手前で慌てて資格を取ろうとしても、脳みそが追いつかないかもしれない。そう思った。

55歳の今ならまだ頭が動く。でも5年後はわからない。だったら動けるうちに動いておいた方がいい。

それに、第2次ベビーブーム世代は何をやっても競争が激しかった。受験も就職も。退職後の転職競争だって激しくなるに決まっている。同じ土俵に立つなら、資格の1つでも多く持っておいた方がいい。

建設の現場がわからないなら今のうちに勉強すればいい。
退職後が不安なら、今のうちに準備すればいい。

資格は「知っている証明」ではなく「勉強した証拠」だと思っている。合格証をもらった瞬間に全部覚えているわけではない。でも、一度体系的に勉強したことは、必要な時に引き出せる。

来年もたぶん何か取っている。

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