見出し画像

食道がん闘病記|Day1|入院の日に妻がくれたnote「日記でも書いたら」

食道がんサバイバー、56歳1児のパパです。

私は基本“おしゃべり専門”。
とにかく話すのが好きで、相手を選ばず延々しゃべっていられます。

でも、子どもの頃から活字は苦手で、漫画を読むことすらそんなに好きではありませんでした。だからこれまでブログはもちろん、SNSに積極的に投稿したことはほとんどありません。

唯一たまに投稿してるのは、飼い猫(保護猫)のモンロー(♂)とマリりん(♀)兄妹の写真くらい。
※ちなみに名前の由来は……長くなるのでまた別の機会に(笑)

そんな自分が、今はこのNoteに、食道癌闘病のことからはじまって、子育てや家族のこと、残しておきたい思いなんかを少しずつ綴ろうと思っています。

実はその“きっかけのひとつ”が、治療初日、病院へ向かうときの妻のある行動でした。



健康診断で患部を病理検査に回すと言われた11月15日から、実際に告知されて以降もずっと、誰にがんに罹患したこと伝えたらいいのか?とても悩みました。それこそ告知前は、奥さんと二人の友人にしか話していなかった。(ちなみに一人は癌サバイバー)

告知後も、誰に話すべきなのか?正解が分からず、気を使われるのも気が引けて、家族や親、兄弟、そしてその時連絡を取っていた人、仕事を含め公私で連絡を取らざるを得ない人、ある一定の限定された人にしか話せませんでした。

ただ、自分が突然そうなったように、周辺の人たちには、健康診断は行ったほうがいいよ、とか検査の啓蒙はしたいなとか、もしかしたらのことがあるかもしれないし、何かは伝えておいた方がいいのかな?なんて思ったりもしていました。でも、このNoteもSNSでも結局投稿はできませんでした。

当時を振り返ると、もちろんすべてが初めての経験だったし、とても不安でした。取り乱すわけでも、泣きわめくわけでもありませんでしたが、とにかく不安でした。告知から約2週間抗がん剤治療のための入院まで、とりあえず、一刻も早く治療を受けようという気持ちだけは持って、入院準備を進めたり、仕事の整理をしていたりしました。冷静に対処はしていたと思いますが、本当に全部不安でした。

そして、2022年12月13日入院の日。娘は6月15日生まれなので、ちょうど6か月だったのかな。その娘の乗るベビーカーを押しながら、奥さん付き添いのもと病院へ向かっていました。

前回の投稿で書いたように、健康診断の胃カメラ検査の目視で発見されているので、全く何の症状もなかったんです。

入院の日ですら、「なんで俺は病院へ向かっているんだろう?なんで入院するんだろう?」という感覚があり、現実を受け止め切れていませんでした。ただ、奥さんと娘を目の前にすると、「早く治療しなきゃ」という治療に対して前向きな気持ちだけはありました。


病院の最寄り駅に到着して、病院までの道のりを歩いていると、奥さんがコンビニの前に立ち止まり、「ちょっと待ってて」と言ってコンビニへ入っていきました。

そして何やら購入してレジを済ませ出てくると、「日記でも書いたら?」と、小さい手のひらサイズぐらいの青い表紙のノートを差し出しました。

奥さんの意図が何だったのか、未だに分かりません。聞いてもいません。ただ素直に「書こうかな」と思えました。

そして、入院中は記録を取ることがとても意味があると自分自身感じ、続けていました。人生でこんなに日記が続いたことはありません。

いつも3日坊主だった自分が、ほぼ毎日書き続けた記録。結果的に7〜8か月、5冊のノートが埋まりました。

それ以降最近は、体調や何か大きな変化があった時、書き留めようと思った時だけ、スマホの日記アプリに記録を残しています。これら闘病日記をベースに、これから少しずつ振り返っていけたらと思っています。

ってか、この2回目の投稿で、入院生活が始まったことを書こうと思ってたんだけど、そこまでたどり着かなかった。前段が長すぎた、、、?(笑)


次回以降は、いよいよ入院生活のこととか振り返っていきたいと思います。


最後まで読んでいただきありがとうございます。
もしよろしければ、「スキ」や「フォロー」してもらえるととても励みになります。




いいなと思ったら応援しよう!

シンジ@食道がんサバイバー子育て奮闘中 是非応援のほどよろしくお願いいたします。いただいたチップは奥さんと娘のやりたい事、食べたいものに使わせていただきます!😂

この記事が参加している募集