【4年で100倍】Notionについて調べてみた|今さら聞けないオールインワンツールの魅力を徹底解説
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はじめに
「メモアプリ、タスク管理、プロジェクト管理…ツールが多すぎて管理できない」
こんな悩みを抱えていませんか?実は私もかつて同じ状況でした。Excel、Googleドキュメント、Trello、Evernoteと複数のツールを使い分けていた結果、情報が分散してしまい、必要な資料を探すだけで時間を浪費する日々。
そんな問題を解決してくれたのが、今回紹介する「Notion」です。
ITエンジニアとして13年の経験がある私が、Notionについて徹底的に調べてみました。「名前は聞いたことあるけど、結局何ができるの?」という方に向けて、わかりやすく解説していきます。
Notionとは?基本を理解しよう
Notionは、アメリカのNotion Labs, Inc.が開発した「オールインワンワークスペース」と呼ばれる多機能ツールです。
メモ作成、タスク管理、プロジェクト管理、データベース作成、Wiki構築など、仕事や日常生活で必要な機能を1つのプラットフォームに統合しています。
興味深いのはNotionの誕生秘話です。共同創業者のアイバン・ザオ氏とサイモン・ラスト氏は2015年に事業に失敗した後、再出発の場として日本の京都を選びました。そこで日本の職人精神や細部へのこだわりに感銘を受けながら、最初のコードを書いたのです。2016年にNotion1.0をリリースし、現在に至ります。
驚異的な成長を遂げたNotion
Notionのユーザー数は2020年時点で100万人でしたが、2024年7月には全世界で1億人を突破しました。わずか4年で100倍という驚異的な成長です。
現在ではFortune 100企業の62%、Forbes Cloud 100企業の90%以上が導入しており、日本でもトヨタ自動車や三菱重工といった大手企業が活用しています。トヨタ自動車といえば「かんばん方式」という生産管理手法を生み出した企業ですが、そのトヨタがNotionのKanbanボードを採用しているというのは象徴的です。
Notionでできること7選
Notionの主な機能を紹介します。
まず、メモとドキュメント作成機能です。階層構造を持つページ作成により、情報を整理しやすくなっています。リッチテキスト編集機能でテキスト装飾やリスト作成、表の挿入、画像の追加も簡単にできます。
次に、タスク管理機能です。個々の作業項目の完了状況を管理できます。チェックボックスを使ったToDoリストから、データベースを活用した高度なタスク管理まで対応可能です。
3つ目は、プロジェクト管理機能です。タイムラインビューを使えばガントチャートのように全体像を時系列で把握できます。2024年のアップデートでは依存関係の表示も強化されました。
4つ目は、データベース機能です。NotionのデータベースはExcelとは異なり、各項目が独立した「ページ」になっています。表形式で一覧表示しながら、各項目の詳細ページに議事録や参考資料を自由に追加できます。
5つ目は、Wiki構築機能です。チームのナレッジベースを作成し、社内情報を一元管理できます。検索機能も充実しているため、必要な情報をすぐに見つけられます。
6つ目は、Web公開機能です。作成したページをそのままWebサイトとして公開できます。プログラミング知識がなくても、ポートフォリオや会社紹介ページを数分で作成可能です。
7つ目は、チャート機能です。2024年8月に追加された機能で、棒グラフ、折れ線グラフ、ドーナツグラフの3種類からデータを可視化できます。
Notion AI エージェントで進化する働き方
2025年9月、NotionはNotion 3.0として大規模なアップデートを行いました。その目玉機能が「Notion AIエージェント」です。
従来のNotion AIは文章の要約やアイデア出しをサポートする「アシスタント」でしたが、新しいAIエージェントは「あなたに代わって仕事をこなすチームメイト」として機能します。
具体的には、リサーチの実施、詳細なドキュメントの起草、Notionデータベースの構築や更新、さらには最大20分にわたる自律作業が可能になりました。複数のページの作成、ワークスペース全体の情報更新など、複数ステップが必要なワークフローの処理もこなせます。
さらに、エージェントは一人ひとりの仕事のスタイルや進め方を学習します。AIに「覚えておいて」と頼めば、自動的にその記憶をプロフィールに追加してくれるのです。
この機能はビジネスプラン以上で利用可能です。AI時代の新しい働き方として、人間とAIが協働するスタイルが本格化していくことを感じさせるアップデートといえます。
■Notionの料金プラン(2025年版)
Notionには4つの料金プランがあります。
フリープランは永年無料で、個人利用であれば基本機能を制限なく使えます。ブロック・ページを無制限に作成でき、ゲスト招待も10人まで可能です。ただし、チーム利用の場合は1000ブロックまでの制限があります。
プラスプランは月払いで1人あたり月額2,000円、年払いで月額1,650円です。チームでの共同作業に必要な機能が揃っており、データベースのオートメーション機能やチャート機能が無制限で使えます。
ビジネスプランは月払いで1人あたり月額3,800円、年払いで月額3,150円です。このプランからNotion AIが無制限で利用可能になります。SAML SSOやプライベートチームスペースなど、企業向けの高度な機能も含まれています。
エンタープライズプランは大規模組織向けで、価格は要問い合わせです。高度なセキュリティ機能や専任サポートが付きます。
なお、2025年5月の料金プラン改定により、AI機能は従来の追加オプションからビジネスプラン以上に統合されました。フリー・プラスプランではAI機能は月20回までの制限があります。
また、学生や教育関係者は教育機関のメールアドレスがあれば、プラスプランと同等の機能を無料で利用できます。
EvernoteやOneNoteとの違い
Notionとよく比較されるのがEvernoteやOneNoteです。
Evernoteはメモ作成と整理に特化したシンプルなツールです。素早くメモを取りたい、検索機能を重視したいという方にはEvernoteが向いています。タグやキーワードの追加が簡単で、画像内のテキスト検索にも対応しています。
一方、Notionは「オールインワン」という名の通り、メモだけでなくプロジェクト管理、データベース、Wiki構築まで幅広い用途に対応します。カスタマイズ性が高く、自分のニーズに合わせて自由にワークスペースを構築できます。
OneNoteはMicrosoft Office製品との統合が強みです。WordやExcel、Outlookとスムーズに連携でき、手書き入力やスケッチ機能も充実しています。すでにMicrosoft製品を多用している環境であれば、OneNoteも選択肢になります。
結論として、シンプルにメモを管理したいならEvernote、Office環境を重視するならOneNote、多機能で柔軟な情報管理をしたいならNotionが最適です。
Notionのメリットとデメリット
Notionのメリットは、まず情報の一元管理ができることです。メモ、タスク、プロジェクト、データベースをすべて1つのプラットフォームで管理できるため、情報の分散を防げます。
次に、高いカスタマイズ性です。ブロック単位で情報を組み立てられるため、自分の働き方に合わせた独自のシステムを構築できます。
また、豊富なテンプレートも魅力です。会議ノート、プロジェクト要件書、読書記録など、さまざまな用途に対応したテンプレートが用意されています。
チームでの共同作業にも強みがあります。リアルタイムでの同時編集、コメント機能、権限設定など、コラボレーション機能が充実しています。
一方、デメリットもあります。機能が多すぎて使いこなすまでに時間がかかる点です。シンプルなメモだけを求めている人には、オーバースペックに感じるかもしれません。
また、オフライン機能に制限があります。基本的にインターネット接続が必要で、オフラインでは一部機能しか使えません(オフラインモードは2025年中に強化予定)。
Notionをおすすめする理由
私はVBAでの業務自動化やRPAを活用してきた経験から、「属人化した作業は危険であり、仕組み化すべき」と考えています。Notionはまさにその思想を体現できるツールです。
情報が1箇所にまとまっていれば、担当者が変わっても引き継ぎがスムーズです。データベース機能を使えば、案件管理や進捗管理も属人的な管理から脱却できます。
また、論語でいう「仁」の考え方、つまり相手への思いやりを持った情報共有にもNotionは適しています。見やすく整理された情報は、チームメンバーへの配慮そのものです。
まずは無料で始めてみよう
Notionはフリープランでも十分な機能が使えます。まずは個人で試してみて、使い勝手を確認してから有料プランへの移行を検討するのがおすすめです。
公式サイトからアカウントを作成するだけで、すぐに利用開始できます。クレジットカード情報も不要です。
学習リソースとしては、Notion公式のヘルプセンターやテンプレートギャラリーが充実しています。YouTubeにも解説動画が多数あるので、視覚的に学びたい方はそちらも活用してみてください。
効率化に興味があるなら学びを深めよう
Notionのようなツールを使いこなすには、ITリテラシーを高めることが大切です。私自身、Udemyで11週以上連続で学習した経験があり、継続的な学びが知識の定着につながると実感しています。
AIについてより深く学びたい方には、E資格の取得もおすすめです。
まとめ
Notionは「オールインワンワークスペース」として、メモ、タスク管理、プロジェクト管理、データベース、Wikiなど多彩な機能を1つのプラットフォームに統合したツールです。
2024年には全世界で1億ユーザーを突破し、2025年にはAIエージェント機能を搭載したNotion 3.0がリリースされました。個人の生産性向上からチームの業務効率化まで、幅広いニーズに対応できます。
フリープランでも十分に使えるので、まずは無料で試してみてはいかがでしょうか。「よりシンプルに、より効率的に」という働き方を実現する第一歩になるはずです。
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