FX(8/2(日))ドル円PLUS『来週のイベント(経済指標)』
7月31日のニューヨーク外国為替市場の円相場で、日米の通貨当局が協調して円買いの為替介入を実施したことが1日、関係者への取材でわかった。日米の協調介入は2011年以来、15年ぶりとなる。介入を受け、円はドルに対して急伸し、一時、約2か月半ぶりの円高・ドル安水準となる1ドル=157円20銭台をつけた。
日米の両政府は週明けにも、為替介入の実施や円安・ドル高の防止に向けた今後の方針を表明する見通しだ。
日本政府と日本銀行は7月30日に続き、2日連続で介入を実施した。一方、英紙フィナンシャル・タイムズによると、米財務省による7月31日の介入は、ニューヨーク連邦準備銀行が、米金融大手のゴールドマン・サックスとモルガン・スタンレーを通じて行ったという。
✧• ── 来週の主なイベントスケジュール(経済指標) ── •✧
<国内>
8月4日
○08:50 ◇ 7月マネタリーベース
5日
○08:30 ◇ 6月毎月勤労統計(現金給与総額)
○08:50 ☆ 6月15−16日分の日銀金融政策決定会合議事要旨
6日
○08:50 ◇ 対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース)
7日
○08:30 ◇ 6月家計調査(消費支出)
○08:50 ◇ 7月外貨準備高
○14:00 ◇ 6月景気動向指数速報値
<海外>
8月2日
○石油輸出国機構(OPEC)プラス有志7カ国会合
8月3日
○07:45 ◎ 6月ニュージーランド(NZ)住宅建設許可件数
○10:45 ◎ 7月RatingDog中国製造業購買担当者景気指数(PMI)
○15:00 ◎ 6月独小売売上高
○15:30 ◎ 7月スイス消費者物価指数(CPI)
○16:00 ◇ 7月トルコ製造業PMI
○16:00 ◎ 7月トルコCPI
○16:30 ◇ 7月スイス製造業PMI
○16:50 ◎ 7月仏製造業PMI改定値
○16:55 ◎ 7月独製造業PMI改定値
○17:00 ◎ 7月ユーロ圏製造業PMI改定値
○17:30 ◎ 7月英製造業PMI改定値
○22:45 ◎ 7月米製造業PMI改定値
○23:00 ☆ 7月米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景気指数
○23:00 ◇ 6月米建設支出
○24:00 ◇ 7月メキシコ製造業PMI
○カナダ(市民の日)、休場
4日
○21:30 ◇ 6月カナダ貿易収支
○21:30 ◎ 6月米貿易収支
○23:00 ◎ 6月米製造業新規受注
○23:00 ◎ 6月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数
5日
○07:45 ◎ 4−6月期NZ失業率/就業者数増減
○10:45 ◎ 7月RatingDog中国サービス部門PMI
○13:30 ☆ インド中銀、金融政策決定会合
○15:45 ◇ 6月仏鉱工業生産
○16:50 ◎ 7月仏サービス部門PMI改定値
○16:55 ◎ 7月独サービス部門PMI改定値
○17:00 ◎ 7月ユーロ圏サービス部門PMI改定値
○17:30 ◎ 7月英サービス部門PMI改定値
○18:00 ◎ 6月ユーロ圏卸売物価指数(PPI)
○20:00 ◇ 米MBA住宅ローン申請指数
○21:15 ☆ 7月ADP全米雇用報告
○22:45 ◎ 7月米サービス部門PMI改定値
○22:45 ◎ 7月米総合PMI改定値
○23:00 ☆ 7月米ISM非製造業指数
○23:30 ◇ EIA週間在庫統計
○6日06:30 ☆ ブラジル中銀、政策金利発表
6日
○10:30 ◇ 6月豪貿易収支
○15:00 ◎ 6月独製造業新規受注
○15:00 ◎ 7月スウェーデンCPI
○16:00 ◇ 7月スイス失業率(季節調整前)
○17:30 ◎ 7月英建設業PMI
○18:00 ◎ 6月ユーロ圏小売売上高
○18:30 ◇ 7月米企業の人員削減数(チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマス社調べ)
○21:30 ◇ 4−6月期米非農業部門労働生産性・速報値
○21:30 ◇ 4−6月期米単位労働コスト・速報値
○21:30 ◎ 前週分の米新規失業保険申請件数/失業保険継続受給者数
○23:00 ◇ 6月米卸売売上高
○7日03:00 ◎ 7月ブラジル貿易収支
○7日04:00 ◎ メキシコ中銀、政策金利発表
7日
○06:30 ◎ ムサレム米セントルイス連銀総裁、講演
○未定 ◎ 7月中国貿易収支
○15:00 ◎ 6月独鉱工業生産
○15:00 ◇ 6月独貿易収支
○15:45 ◇ 6月仏貿易収支
○15:45 ◇ 6月仏経常収支
○16:00 ◇ 7月スイスSECO消費者信頼感指数
○21:00 ◎ 7月メキシコCPI
○21:30 ☆ 7月カナダ雇用統計
○21:30 ☆ 7月米雇用統計
○23:00 ◇ 7月カナダIvey購買部協会景気指数
○23:00 ◎ バーキン米リッチモンド連銀総裁、講演
○8日04:00 ◇ 6月米消費者信用残高
9日
○10:30 ◎ 7月中国CPI
○10:30 ◎ 7月中国PPI
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
✧• ───── 週明けのトレーディング戦略 ───── •✧
🗓 来週(8月3日〜7日)の経済指標スケジュール=「戦術マップ」を眺めるだけで、次の宝の山 (👻ミミックかも) がどこにあるか見えてきます
来週の経済指標スケジュールは、週明けオセアニア時間の為替介入警戒 から始まり、「米国の景気・雇用減速の度合い」と「日銀の追加利上げ期待」をマーケットがどう織り込むかを試す1週間。また為替介入後の買い戻し速度と反転も気になる1週間となります。
0. 週明けのオセアニア時間~8/3NY取引終了まで: 為替介入警戒 🚨 最大化
先週末NY取引終了間際に 一時157.28円と5月12日以来約2カ月半ぶりの安値を更新した。それは先週、4度目ないし5度目の為替介入観測であった。
警戒時間:
①週明け早朝のオセアニア時間(月曜5:00〜8:00 JST付近):この時間はウェリントン・シドニー市場しか開いておらず、世界的に最も流動性が枯渇する時間帯です。市場参加者が極めて少ないこの時間は政府・日銀の為替介入効果が最大化出来ます。
②終日: 介入3日目の節目(介入は3日間でワンオペとする慣例)であることから、オセアニア時間以降もNY取引終了間際 まで 158-160.5ラインは引き続き政府・日銀の複数回の為替介入が起こりえます。
1. 8月3日(月): 週初めの「米景気・製造業チェック」
主要指標: 23:00 7月米ISM製造業景気指数(☆)
宝の山: 景気拡大・縮小の境界線(50.0)を巡る攻防。特に「新規受注」や「支払価格」の低下は、米金利低下(ドル売り)のトリガーになります。
戦術: 週初の市場の方向性を決めるイベント。予想からの乖離が大きければ、ドルストレートでの順張りエントリーが狙い目となります。
2. 8月4日(火): 雇用統計への「前哨戦・第1弾」
主要指標: 23:00 6月米JOLTS求人件数(◎)
宝の山: 米国の労働需給の引き締まり具合を測る指標。求人件数の減少傾向が強まれば、米労働市場の冷え込みとして捉えられます。
戦術: 翌日の重要指標を控えているため、過剰なポジションを取らず、突発的なボラティリティ発生時の「ひきつけ(押し目・戻り)」のポイントを探る日に当てます。
3. 8月5日(水): 【前半最大の山場】日銀の足音と米サービス業の真価
主要指標:
08:30 日本 6月毎月勤労統計・現金給与総額(◇)
08:50 日銀金融政策決定会合議事要旨(☆)
21:15 7月ADP全米雇用報告(☆)
23:00 7月米ISM非製造業指数(☆)
宝の山✨:
東京時間(朝): 賃金の伸びや日銀議事要旨でタカ派的な議論が目立てば、円買い(クロス円の急落)へ。
NY時間(夜): 米経済の8割以上を占めるサービス業の動向を示す「ISM非製造業」。ADP雇用統計とセットで出揃うため、金曜の米雇用統計に向けた最大の事前織り込みが発生します。
戦術: 東京市場での「円主導の波」と、NY市場での「ドル主導の波」の2段階構造。 特に23:00前後は今週前半で最も価格が動くスキャルピング/デイトレの「宝の山」となります。
4. 8月6日(木): 中銀イベントと嵐の前の調整
主要指標: 21:30 米新規失業保険申請件数(◎) / メキシコ中銀政策金利(◎)
宝の山: 金曜の米雇用統計を目前に控え、毎週の失業保険件数への市場の感応度が高まります。予想以上に悪化すればドル売りが先行。
戦術: 翌日の巨大イベントに備え、市場参加者のポジション調整(手仕舞い)が中心となります。無理なトレードは避け、翌日のシナリオ構築に集中するのが安全です。
5. 8月7日(金): 【今週最大の宝の山】米雇用統計プレミアム
主要指標:
21:30 7月米雇用統計(非農業部門雇用者数・失業率・平均時給)(☆)
21:30 7月カナダ雇用統計(☆)
宝の山✨: 21:30の米雇用統計が今週最大のボラティリティ・ゾーンです。 NFP(雇用者数変化)だけでなく「失業率の推移」と「平均時給(インフレ圧力)」のバランスで、ドル円・米株・金(ゴールド)が数十〜数百ピップス規模で上下に急振れします。同刻のカナダ雇用統計により、CAD関連ペアも激変します。
戦術:
発表直前のギャンブルエントリーは避け、21:30通過後の「ファーストアクション(初動のダマシ)」を見極める。
方向性が決定したセカンドウェーブで順張り(ブレイクアウト追随)に入るのが、最もリスク・リターン比が高い「宝の拾い方」です。
💡 戦術サマリー
週明け為替介入警戒最大化で乗り越えた後は、「水曜夜(ISM非製造業)」と「金曜夜(米雇用統計)」の2点に凝縮されます。
前半で日銀動向による円の底堅さを確認しつつ、週末の米雇用統計でドルストレートの大波を捉える展開が最も狙い目です。
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