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nikumori
その駐車場で、未来が止まった
正月気分がまだ街のあちこちに残る中で、このニュースに触れ、胸の奥が冷たくなるような思いがした。
大阪・東大阪市のコンビニで、何の落ち度もない中学三年生の男子生徒が、突然、車にはねられて命を落としたという。日常の中で、あまりにも唐突で、あまりにも理不尽な出来事である。
コンビニの駐車場は、誰にとっても「安全であるはずの場所」だ。買い物をする人、迎えを待つ人、友だちと立ち話をする学生。そこに、車が一気に加速して突っ込んでくるなど、普通は想像もしない。ましてや、それが「ブレーキとアクセルの踏み間違い」という言葉で片付けられてしまう現実には、やり場のない怒りと悲しみが残る。
運転する側に悪意がなかったとしても、結果として奪われた命は戻らない。十五歳という年齢は、これから進学もあり、友だちとの時間もあり、まだ見ぬ未来がいくつも待っていたはずだ。その時間が、駐車場のわずか数秒で断ち切られてしまったことを思うと、言葉を失う。
私は日々ハンドルを握る仕事をしているが、こうした事故のニュースに触れるたび、「運転とは何か」を改めて考えさせられる。車は便利な道具である一方、使い方を誤れば、凶器にもなる。年齢に限らず、人は誰でも判断を誤る。その可能性を自覚し、常に最悪を想定して慎重に動くしかない。
亡くなられた男子生徒のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。突然、かけがえのない存在を失われたご家族、ご友人の悲しみはいかばかりかと察するに余りあります。
この事故が、ただの「またか」で終わるのではなく、私たち一人ひとりが運転の重さを見つめ直すきっかけになることを、切に願わずにはいられません。
