それはみかんじゃない
みかんもらったんです。
みかんの木がたくさんあって…
みかんが落ちてるの、だれも拾わないの?
みかん、おいしい!
みかんの話をしようとすると、「それはみかんじゃない。」と返される。瀬戸内海の島旅中、3回は言われた気がする。
みかんというと、小さい温州みかんのようなもの。その時期はもう終わっている。今収穫できるのは、八朔、でこぽん、はるか、はるみ、せとかなど。大橘、かんぺいなど、始めて聞く名前の「柑橘」類も教えてもらった。愛情たっぷりに育てられたその実を味見させてもらうと、とんでもなくおいしい。みかん好き、でなくて、柑橘好きにはたまならい。
どうも慣れないので、柑橘類=みかんとして書くことにしよう。
以前、みかんのなる時期には、島全体が黄色くなるほどだったそうだ。作業人口の減少、価格調整など、いろいろな原因で減ってしまったらしい。荒れて竹藪になっているところもある。それでも、初めて瀬戸内海の島に来たものから見ると、あちこちにあるみかんの木々が珍しい。農地だけでなく、街路樹も民家の庭にも、なんだかわからないところにも。落ちてるみかんはそのまま。そういえば、地元では、だれのかわからない柿の木があって、柿の実は枝のものも、落ちたのもそのまま。自分の敷地の柿の実も採らない人がいる。もらった柿の実は食べきれなくて、町内を巡る。そんな感じなのかな。
泊めてもらっていた建物の庭にもみかんの木。たくさん落ちてたみかんから1つ拾わせていただいた。夏みかんのようななつかしい味。ついでに、蓬も摘んでいたら、頭にぶつかったみかんがころりん。ご縁のあるみかんも頂戴した。
レモンもいろいろ研究されていて、食べるレモンみたいなものも出てきたらしい。30コくらいのレモンを搾っていて気付いたんだけど、やはり、味が少しずつ違っていた。ほんのり甘みがあり、酸っぱすぎないのもある。
みかん畑を案内してもらいながら、いろいろ教えていただいた。落ちてしまうみかんは、肥料不足。収穫をしないでおくと、木がだめになる。県によって、販売できる品種が決まっている。昭和に流行ったネーブルは今はあまり作っていない。同じ島でも場所によって味が違う。みんな自分のとこのがうまいと言う。
直径15センチ近くある特大みかん、完熟シークワーサーもあった。
島を散歩していると、昔からのみかん小屋や、運搬用のトロッコも見かける。長い歴史があり、たくさんの人が試行錯誤し地道に働いてきたことが伺える。このおいしいみかんは、地域の長年の努力の結晶。
そのうち、どこから来たね?と声を掛けられ、みかんあげるけん、待っといて、と誘ってくれる。散歩するなら、ビニール袋持っていきな、と言われたのは、こういうこと。皮むきナイフもあると便利。



うまく写真撮れなかったけど

皮むきの仕方も教えてもらった。
登山する山にも持って行った。
絶景見ながらいただく大橘、最高!

急斜面にもみかんの木がある

名前忘れた

私もみかん旅をしている
