学校に行かなくなって、もうすぐ1年になるね。
息子が「週1回休みたい」と言い始めた10月。
お腹が痛くなって、学校に行けなくなった11月。
あのとき《誰に聞いたら助けてもらえるのか》《どこに相談するのが適切なのか》わからないことが多すぎて、私はパニック状態だった。
そんなパニックな時期に「まずは子供の休養が大事。元気になるまで1カ月で済む子もいれば、1年以上かかる子もいます」と言われたとして、、
果たして『そうなんだ!分かりました!』なんて、思えただろうか。
最近よく、考えてしまう。
「年度の始めに相談窓口のチラシ配りましたよね?」
そうではなく。
困ってそうだな、不登校になりそうだな。そんなときに、渡してもらえると助かるな。
やはり不登校専門化チームが、学校や教育委員会に必要なんだ。40人の生徒を抱えた担任の先生だけじゃ、把握はむずかしいよな。
必要なときに、必要な情報を。
受け取ってほしい情報を、必要な人に。

不登校にも原因は様々で、子供自身にも説明できないことがほとんどだ。
「無気力・不安」が第1位。
それ自体は結果であって『何もしたくない』『学校に不安を感じる』
そこに至るまでの要因がなんだったのか、考えてあげることが必要なの。
しかしまだ人生経験の少ない子供たちは、自分の感情や状況を説明することが難しい。
親も突然の出来事に戸惑う。
自分自身の仕事のことや、他のきょうだいのこと、夫婦間の意見の相違。
その間にも、不登校になった子供自身の顔つきや行動がどんどん変化していく。暴言が吐き出され、物が飛び交い、喧嘩になって、大声で誰かが泣いている。
焦る。早くしないと、どんどん学校に戻れなくなる。仕事ができない。他のきょうだいに影響がでちゃう、夫婦もこじれる。もう崩壊一歩手前だ。
いまはね。
《不登校の解決(ゴール)は再登校ではない》と自分自身の中でもはっきりと言い切れる。
『自ら命を絶った子供の7割が「再登校」の経験者だった』
その統計結果を知ってから、より確信に変わった。
毎年500人もの子供が選んでしまう、その道。
生きて、笑っていて欲しい。
学校じゃない場所にも、居場所が絶対にある。
いま見つからなくても、いつか見つかる。
その時まで生きて、笑顔でいてくれる方が絶対にいい。

息子は学校に一切足が向かなくなった。
なのでスクールカウンセリングも受けるのは親だけだったし、今年の7月までどこにも繋がらなかった息子。
ようやく心の充電ができて、いま繋がりを持てるようになったのは
・児童相談所内の『親とこどもの相談所』(月1)
・オルタナティブスクール(週1〜2回)
この2か所。
今はこれで充分だと思っている。
9カ月間、家庭以外に居場所を持てなくなっていたんだから。
心理士さんのいる児童相談所では、ママである私の話も聞いてもらえる。子供のこころのサポートもしてもらえている。ママの心が限界のときは電話をし、無料相談もさせてもらっている。やりきれないとき、話を聞いてもらえることがとても助かっている。
受診時の子供の様子は、親である私にも教えてもらえない。それでいい。子だって、親に知られたくないこともあるだろう。誰かに聞いてもらえているなら、それだけでありがたい。
オルタナティブスクールは、フリースクールや教育支援センターを様々紹介した中から息子自身が決めたところだ。
まだまだ本人も通うには勇気を必要とするようだけれど『社会と繋がれる場所』であって欲しいなと、願っている。
勉強はやればできる息子。
ただ学校が好きでなくなったことで【勉強】も好きでなくなった。
だから【学習】をしていこうと言っている。
学ぶことは、好奇心だ。
誰かに強いられるのではなく、自分で学びにいこう。
何事も試しに挑戦してみる人が、運を掴む。
◎エネルギーを9カ月かけて充電させた息子の、新たなスタート
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