人を責めるな仕組みを責めろ【TOYOYA #名言ノート51】
今回紹介させていただく名言はこちら!
人を責めるな仕組みを責めろ
名言というよりは超有名企業のスローガンですね
出典
トヨタ自動車の経営理念や、トヨタ生産方式(TPS)の考え方として知られています。
具体的に誰が最初にこの言葉を言ったのか、誰が発案者なのかという明確な情報は、トヨタの内部資料や公式な記録には残されていないようです。

どういう意味?
「人を責めるな仕組みを責めろ」の考え方は、トヨタの現場で働く人々が、ミスやトラブルが発生した場合、個人の責任を追求するのではなく、その原因となった仕組みやプロセスに問題がないか、改善の余地がないかを追求していくことを重視するものです。
この言葉は、トヨタの経営理念に深く根付いており、トヨタの文化や行動規範として、多くの社員に浸透しています。この考え方を具体的に実践する際に、以下のような点が重要です。
仕組みの改善
組織内のルールやプロセスを見直し、より安全で効率的な仕組みを構築する
現場の意見
現場の作業者の意見を聞き、問題点を把握し、改善に活かす
教育
上司や管理職が、部下に対して、この考え方を理解し、実践するように教育する
改善の文化
組織全体で、改善活動を積極的に行う文化を醸成する
「人を責めるな仕組みを責めろ」の本質

トヨタの「人を責めるな仕組みを責めろ」は、組織全体の改善を促進し、より良い働き方を実現するための重要な指針となっています。
人は感情の生き物
人はどこまで行っても感情の生き物です。だれに何を覚えたのかは、一字一句正確には覚えていられない生き物ですが、その人にどんな感情にさせられたかはいつまでもついさきほどのことのように思い出すことができます。
人を責めるとどうなるか
人を責めると、相手はこちらに不快な感情にさせらえたことをいつまでも覚えていることになり。かつミスが発生した仕組みはそのまま放置され続けるので、いつかまた同じミスがどこかで再発してしまう可能性が高いです。
仕組みを責めるとどうなるか
人ではなく仕組みを責めると、不必要に対象者を嫌な気持ちにさせることなく、ミスが起きた原因をとりのぞくことによって、後に同じミスが再発することを防ぐことができ、組織全体のパフォーマンス向上につながります。
どっちがいいかは、明白ですね。
嘘は許してはいけない
ただし、この原則には重要な例外があります。それは、虚偽の報告やごまかしがあった場合です。ビジネスにおいて「嘘」は信頼関係を一瞬で破壊する力があります。どんな小さな嘘でも許してしまうと、「ここは嘘が許される組織だ」という認識が広がり、組織全体の信頼性が損なわれます。
どれだけ技術が進歩しても、結局サービスを作るのは人で、そのサービスを買うのも人です。絶対に『信頼関係』が必要です。嘘はその信頼関係を一撃で粉々に砕く破壊力があります。
どんな些細な嘘だろうが、ひとつの嘘を許すと『ここは嘘ついても見逃してくれる組織』と認識され、次々とその雰囲気が広がってしまいます。
『人を責めるな仕組みを責めろ』という言葉にはセットで、『仕組みを責めたいから今回の原因を特定したい、何があったのかウソ偽りなく正直に報告してほしい』という姿勢が必ず必要です。
ミスは仕方がありません。ミスが発生する仕組みが見逃されているからです。むしろミスの原因を特定できるラッキーととらえるくらいのマインドセット必要です。
しかし、そのミスから学び、再発防止となる新しい仕組みを構築できるかどうかは、ミスの当事者ではなく仕組みを構築することを担当する人の責任です。その責任者が感情的では、せっかくの機会なのにいい仕組みを作り上げることはできません。
このように、『人を責めるな仕組みを責めろ』という言葉を深堀すると、あくまでの管理する側に向けての戒めの言葉だということがわかります。
人間関係の本質もとらえている
『人を責めるな仕組みを責めろ』という言葉は決して車工場だけにあてはまる理屈ではなく、あらゆるビジネス、ひいては子育てや夫婦関係といったような人間関係全般にも当てはまることだと思います。
どうしても出したものが片付けられないのであれば、片付けやすい収納ボックスを導入するとか、そもそもそこにモノを置いておけないような工夫をするという発想をすることができます。
繰り返しになりますが人は感情の生き物です。「だめ!」とか「次から気を付けて!」とどれだけきつく言われようが、言われた人の心に残るのは「いやな気持にさせられた・・・」という感情でしかありません。再発防止は難しいでしょう。
変わるべきは管理側(注意する側)で変えるべきは相手ではなく仕組みです。
人間関係までもを含む本質を鋭くとらえているからこそ、多くの人に支持され続けている名言ですよね。
📢おしらせ
最後まで読んでいただきありがとうございました。『スキ』や『フォロー』大歓迎です!Noteでの活動の励みになります!
改めましてこんにちは。『Nick』と申します。大学は出てないけれど読書を続けて外資系企業で10年以上。そんな等身大のサラリーマンが200冊以上の読書経験と、日々の仕事や暮らしの中で出会った「心に刺さる名言」を紹介します。マンガ・アニメ・映画などサブカルチャーからの引用も多数掲載!
自己紹介とメイントピックの紹介はこちら!▼
名言ノート一覧リストはこちら!▼
いつか本を出版してみたいなと夢見てたりもします!▼
いいなと思ったら応援しよう!
読んでいただきありがとうございます。この記事の内容がちょっとでもあなたの人生の役に立てばうれしいです。