怖かったら怖いほど、逆にそこに飛び込むんだ【岡本太郎 #名言ノート26】
今回紹介させていただく名言はこちら!
いいかい、
怖かったら怖いほど、逆にそこに飛び込むんだ
やってごらん
言った人
岡本太郎
どんな人?
岡本太郎(おかもと たろう、1911年2月26日 – 1996年1月7日)は、日本の芸術家、作家です。その強烈な個性と独創的な作品を通して、日本の現代美術に大きな足跡を残しました。彼の作品は、今なお多くの人々に衝撃と感動を与え続けています。

経歴・特徴
人物像
既成概念を打ち破る前衛的な芸術家: 伝統的な美術の枠にとらわれず、鮮やかな色彩と力強いフォルム、そして強烈なメッセージ性を持つ作品を数多く制作しました。「芸術は爆発だ!」という言葉は、彼の情熱的で独創的な芸術観を象徴しています。
多才な活動家: 絵画、彫刻、陶芸、書道、写真など、幅広い分野で才能を発揮しました。また、エッセイや評論などの著作も多く、独特な語り口と鋭い視点で社会や文化について積極的に発言し、多くの人々に影響を与えました。テレビ出演なども行い、その個性的なキャラクターで広く親しまれました。
「対極主義」の提唱: 全ての物事を肯定と否定、愛と憎しみなど、相反する二つの要素のぶつかり合いの中にこそ、生のエネルギーが宿ると考え、「対極主義」という独自の芸術理念を提唱しました。
日本の土着的な文化への関心: 縄文土器や沖縄の文化に強い関心を持ち、それらの中に根源的な生命力や芸術性を見出しました。
生涯
1911年: 神奈川県に、漫画家の岡本一平と歌人で小説家の岡本かの子の長男として生まれる。
1929年: 東京美術学校(現・東京藝術大学)に入学するも、半年で退学。
1930年: 両親と共に渡仏し、パリ大学で哲学、美学、心理学、民族学などを学ぶ。ピカソの作品に強い衝撃を受ける。
1936年: 油彩「痛ましき腕」を制作し、シュルレアリスムの詩人アンドレ・ブルトンに高く評価される。
1940年: 第二次世界大戦の影響で帰国。
1942年: 徴兵され、中国大陸へ出征。
1946年: 復員後、日本の美術界の停滞を打破するため、前衛芸術運動を展開。
1954年: 著書『今日の芸術』がベストセラーとなる。
1970年: 大阪万博のテーマプロデューサーを務め、シンボルタワー「太陽の塔」を制作。
1989年: フランス政府より芸術文化勲章を受章。
1996年: 急性呼吸不全のため逝去。
代表作品
太陽の塔: 大阪万博のシンボル。岡本太郎の最も有名な作品の一つ。
明日の神話: メキシコで制作された巨大な壁画。核の時代における人類の悲劇と再生への希望を描く。
傷ましき腕: パリ時代の代表的なシュルレアリスム作品。
顔: 多数制作された「顔」をモチーフとした作品群。
縄文土器: 岡本太郎がその芸術性を見出した日本の古代の土器。

芸術は爆発だ
今回は岡本太郎さんの名言を紹介させていただきました!
『いいかい、怖かったら怖いほど、逆にそこに飛び込むんだやってごらん』
岡本太郎さんは「今」この瞬間を生きることにこだわり抜いた芸術家です。彼のとても有名な言葉である「芸術は爆発だ!」は実は結構長い言葉の一言です。全文は以下です。
自分に忠実だなんていう人に限って、自分を大切にして、自分を破ろうとしない。大事にするから、弱くなってしまうのだ。己自身と戦え。自分自身を突き落とせばいいのだ。炎はその瞬間に燃え上がり、あとは無。爆発するんだ。全身全霊が宇宙に向かって無条件にパーッとひらくこと、それが「爆発」だ。人生は本来、瞬間瞬間に、無償、無目的に爆発し続けるべきだ。命のほんとうの在り方だ。
僕が芸術というのは生きることそのものである。人間として最も強烈に生きる者、無条件に声明を突き出し爆発する、その生き方こそが芸術なのだということを強調したい。“芸術は爆発だ”
いかがでしょうか。「今、この瞬間を生きろ!」というメッセージがひしひしと伝わってきます。
強く生きる言葉
『いいかい、怖かったら怖いほど、逆にそこに飛び込むんだ。やってごらん』という言葉に出会ったきっかけは『強く生きる言葉』という岡本太郎さんの本を読んだことでした。
1ページに1つ、岡本太郎さんが残した言葉が書いてあるスタイルの本です。それぞれの言葉にたいして解説などはなく、場合によっては1ページに1行しか書かれていないページもあります。けど、逆にそれがいいんです。
余計な解説がなく、岡本太郎さんの言葉だけがバン!と書かれていることで、読み手はストレートにその言葉と向き合うことができます。
色々な言葉が紹介されていますが、当時の私に特に刺さったのが『いいかい、怖かったら怖いほど、逆にそこに飛び込むんだ。やってごらん』という言葉でした。
当時は20代後半でいまから10年以上前です。収入がかなり低く、将来のことを考えて何か始めなきゃな・・・と考えているときに、岡本太郎さんの本に出合いました。
なぜ、『いいかい、怖かったら怖いほど、逆にそこに飛び込むんだ。やってごらん』という言葉が刺さったのかというと、当日の私は逃げてばかりいたからだと思います。課題と真正面から向き合って、新しい環境に飛び込むことがやるべきことだとわかってはいたのに、今はタイミングが悪いとか、もう少し様子を見てから・・・とか、とにかく何かしら言い訳を考えて現状の慣れたゆるい環境にい続けることを優先してしまっていました。
結局、これまでやったことがないことに挑戦するということは、やったらどうなるか白黒つけるということです。裏を返せば、やらなければ白黒つかない。ということです。挑戦から逃げることによって、いつまでも可能性の中に生き続けることができます。
本気を出せばできる『はず』とか、やったことないからできるかどうかわからない。とか・・・。だからできる人に任せて自分はこれまでやってきたできるとわかり切っていることしかやらない・・・。
こういった考え方が悪いとは言いません。価値観は人それぞれなので。ただし、何も挑戦しないで、できるとわかり切っていることを繰り返すだけの毎日は『生きてる』と言えるのでしょうか。
『生かされるのではなく、自らの人生を生きる』そのためにも『思い切って怖いことに飛び込む』ことが重要なんだと思います。
怖いことというのはもちろん物理的に危険なことではありません。(ケンカしている人たちの間に割って入るとか、明らかに危険だとわかり切っている場所にあえて行くとかではないです。)
怖い=自覚的か無自覚的かにかかわらず、自分が課題だと認識していること。です。
私の場合は『オンライン英会話』とか『外資系企業への転職活動』や『未経験のチームでのリーダー経験』とか『グローバル規模のプロジェクトへの参加』ですとか『全く畑違いの部署への異動願い』のような、とても怖いことにこれまでなんとか自発的に飛び込んできました。そのたびに岡本太郎さんの『怖かったら怖いほど、逆にそこに飛び込むんだ。』という言葉を心の中で繰り返してきました。
正直、何度もメンタルが病みそうになったし、岡本太郎の言葉を信じたことに後悔する日々もありました。不眠症とまではいかないまでも、睡眠の質が著しく低下して健康を損ないそうになったことも何回もあります。
けど、それぞれの挑戦をあとになって振り返ると、やっぱり飛び込んでみてよかったな。と思える選択がほとんどです。
最近、辛かったら逃げてもいい。という風潮が浸透してきたように思います。とてもいいことだと思います。本当につらいときは無理に立ち向かわずに逃げることもひとつの正しい選択だと思うからです。
とはいえ、何でもかんでも逃げていては逃げ癖がついてしまいます。何かに挑戦したり、自発的に行動しないと自分の人生を生きることはできません。誰かの目標を手伝わされる、生かされるだけの人生になってしまいます。
逃げるという手段を選択肢のうちの一つとしてもっておくことは大事だと思います。いざとなったら逃げればいい・・・だからこそ『怖かったら怖いほど、逆にそこに飛び込む』ことができます。
そもそも、怖いことに飛び込める機会を与えてもらえていること自体がラッキーです。やってみて、本当にダメなら正直に謝って、そこからは逃げてまた新しい何かに挑戦すればいいんです。課題に真摯に向き合った人のことをとやかく言う人はそういません。いたとしてもそんな人の言葉には耳を傾けなくてOKです。相手にしたところで人生は豊かになりません。
怖い・・・と思ったら、千載一遇のチャンスかもしれません。飛び込んでみるかどうか、決めるのは人それぞれですが、私はこれから先も岡本太郎さんの言葉を信じて飛び込んでみようと思います。
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改めましてこんにちは。『Nick』と申します。大学は出てないけれど読書を続けて外資系企業で10年以上。そんな等身大のサラリーマンが200冊以上の読書経験と、日々の仕事や暮らしの中で出会った「心に刺さる名言」を紹介します。マンガ・アニメ・映画などサブカルチャーからの引用も多数掲載!
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