【本要約】エッセンシャル思考:99%を捨て、1%に集中する技術
「毎日、必死に頑張っているのに、なぜか仕事が終わらない。やることが多すぎて、自分が何のために働いているのか分からなくなる……」
そんな風に感じることはありませんか?・・・?
そんなあなたを救うのは、新しいテクニックではなく、新しい「価値観」です。
その新しい価値観を知るのにうってつけの書籍が、この『エッセンシャル思考』です。
有名な書籍なので本屋さんで平積みにされているのを見たことがあるという方は多いんじゃないかなと思います。
✅ エッセンシャル思考とは何か?

エッセンシャル思考は単なるライフハックではありません。 99%の無駄を『捨てる・断る』ことで、1%の本質に全力を注ぐ「生き方(主義)」のことです。
非エッセンシャル思考: 全方向に1ミリずつ進む
(何も成し遂げられない)エッセンシャル思考: 一点に集中して突き抜ける
(圧倒的な成果)

✅ 忘れてはいけない2つのキーワード

1. より少なく、より良く
何でもかんでも「最優先」にするのをやめる。 「一番重要なこと」が終わるまで、次のことには手を付けない勇気。
2. すべてはトレードオフ(等価交換)
「どうすれば両方できるか?」は幻想。 「何かを得るには、何かを捨てる必要がある」という現実を受け入れる。
✅『できるときにやる』はNG

エッセンシャル思考は『本質を生きる』ための考え方です。
非エッセンシャル思考の人はエッセンシャル思考をオプションとして取り入れます。できるときにやる。というスタンスです。
エッセンシャル思考の人は、エッセンシャル思考を自分の中心に据えます。
日々の忙しさに流されて、ついエッセンシャル思考を忘れてしまうことがあります。
本書では、そんな時に、思い出してもらいたい言葉があるといっています。
「本当に重要なのは何か?」
「いま、この瞬間にやるべきことは何か?」
それ以外のことは全部捨てて良い。とさえ書かれています。
✅ 実践:人生から「無駄」を排除する技術
🗑️ 捨てる技術(モノ・タスク)

スローガン:「これをまだ持っていなかったら、今からお金(時間)を払って買う(やる)だろうか?」
サンクコスト(埋没費用)を断ち切る:
過去にかけた労力や時間は関係ない。今、価値がないなら捨てる。実体験:
職場の「改善写真」の撮影を廃止。
以前は職場で改善が実施されると、改善前と改善後の写真をいちいち取って記録として残していました。改善活動が始まってから、ずっとすべての改善内容が写真で残されていたので、だれも写真を撮ることに疑問を抱いていませんでした。
しかし、『これをまだ持っていなかったら、今からお金を出して買うだろうか』を『これをまだやっていなかったら、今から時間をかけて実施するだろうか』という言葉に置き換えて考えてみると。絶対にやらなくてはいけない作業ではないことに気づきました。
写真を撮ることが目的になってしまっていて、あとから写真を見返したりすることもなく、写真の情報そのものが絶対になくてはいけないのかと言うと、決してそんなことありません。
写真を撮ることでどれだけ時間を消費しているかをサクッと算出し、上長に相談したところ、写真を撮るべき案件かどうか都度判断することになりました。これだけで、写真を撮る頻度をを約10分の1以下に減らすことができました。
🚫 断る技術(人間関係)

「断るのが怖くて当たり前」と認めることから始まります。
90点ルール:
「絶対にやりたい!」と思えなければ、それは「ノー」と同義。最強の断りフレーズ:
「その依頼を受ける場合、今抱えているどの仕事を後回しにしますか?」 (相手にトレードオフを意識させる)
✅ 「思考」ではなく「主義」

エッセンシャル思考は一時のテクニックではなく、「本質を生きる」という覚悟を人生の軸に据える「生き様」です。書籍の原題からもその意図を確認することができます。
原題は『Essentialism』です。『思考』よりも『エッセンシャル主義』と訳した方がしっくりきます。
『思考』は状況によって切り替えることが求められますが、『主義』は人生の核となる部分です。
要はエッセンシャル思考とは『思考』ではなく『主義』である・・・つまり人生に据えるべき『価値観』だということです。
だからこそ本書を読むことで価値観が変わるきっかけを得ることできます。
価値観が変わると行動が変わります。
行動が変わると人生が変わります。
もしも、あなたが人生を変えたいと思っているのであれば、ぜひ手に取って実際に読むことをお勧めします。
漫画版もおすすめです
この記事とは別にかなりガッツリ『エッセンシャル思考』について解説している記事もあります。もっと詳しく知りたいという方はぜひこちらも併せてチェックしてみてください。
ちなみにエッセンシャル思考の考え方は『シングルタスク』の考え方を知ることで相互補助的に、より理解度が深まります。こちらの記事もおすすめです!
📝名言紹介コーナー

「より少なく、しかしより良く(Less, but better)」はドイツのデザイナー、ディーター・ラムスが提唱した、本質的なものだけに集中し質を高めるデザイン哲学です。

多くの選択肢から本当に重要なことだけを見極め、エネルギーを集中させることで、最少の時間で最大の成果を生み出す「エッセンシャル思考」の核心となる考え方です。
ディーター・ラムスがデザインしたブラウン(Braun)社の製品は、アップルのジョナサン・アイブに多大な影響を与え、iPhoneやiPodの「元ネタ」と評されています。特に、T3ラジオ(1958年)はiPodの意匠の源流です。

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