見出し画像

何かを手軽に済ませると何かが鈍る。便利と安易は違う【ダンジョン飯 #名言ノート98】

今回紹介させていただく名言はこちら!

何かを手軽に済ませると何かが鈍る
便利と安易は違う

『ダンジョン飯』という漫画からのひとことです。主な登場人物の一人であるセンシのことばです。



こだわりを持つドワーフ料理人

主な登場人物の一人であるドワーフのセンシは、料理の腕前だけでなく、そのこだわりでも際立っています。

センシは魔法の安易な使用を嫌い、例えば料理で火を起こす際も、魔法使いのマルシルが魔法での着火を提案しても、頑なに火打ち金を使います。

センシが魔法を嫌う理由は、「何かを手軽に済ませると、何かが鈍る」と考えているからです。彼にとって火を起こす行為は魔除けの力がある神聖なものであり、それを安易に魔法で済ませることは、その神聖さに対する感覚を鈍らせる可能性があると捉えているのかもしれません。

しかし、センシは単なる頑固者ではありません。マルシルとの旅を通じて、彼は魔法が決して安易なものではなく、苦労して行うものだと認識を改めます。そして、よく考え抜かれ、苦労して行われると理解すれば、魔法に対しても一定の敬意を示すようになります。

実際に物語の中盤からは魔法陣による湯沸かしなどは普通に使うようになる姿も描かれます。新たな価値観や考え方に触れ、納得したのであれば、長年慣れ親しんできた信念であっても変えていける柔軟さを持ち合わせています。


丁寧に生きる

『ダンジョン飯』の世界で『センシ』という言葉は『探究者』という意味です。センシの名前は、彼のキャラクター性、つまり魔物食の研究に深く没頭する姿勢を象徴しています。

具体的に、センシはスライムを干物にしたり、ゴーレムで畑を作ったりするなど、型破りな発想と行動力で周囲を驚かせます。彼の探求心は、ライオスたちと出会う前から一人でダンジョンを探索し、魔物食の研究を続けていたことからも伺えます。

センシは自分の信念を強く持ち、魔法を拒否する一面もありますが、旅を続ける中で少しずつ変化していく様子も描かれています。

そんなセンシの生き方はとても『丁寧』です。常に物事の本質を見つめ、自分が納得しないことには決して手を出しません。

ダンジョン内では地上と理(ことわり)が異なるため、死んでしまった人間でも魔法の力で生き返らせることができます。そんな『蘇生』に対しても、センシは『普通ではない』という感覚を常に忘れないように生きています。

『便利』だからといって『安易』に飛びつくことは決してありません。(ただし緊急時などは信念を曲げてでもそれらに頼る懐の深さを持ち合わせてもいます。)

たとえばセンシがもしも私たちが生きる社会で生活しているとしたら、表面上だけは聞こえがいい『タイパ』とか『コスパ』という言葉には踊らされずに、常に丁寧に本質を見極めることを重要視するんじゃないかなと思います。

動画を2倍速で見たり、ファスト映画を見たりするようなことはせず、残クレやリボ払いみたいな、「みんなやっているから大丈夫」みたいな安易な価値観には流されない信念を持っています。もしかしたらスマホを持たない選択をするかもしれませんね。

何かを手軽に済ませると何かが鈍る。
便利と安易は違う

という言葉には、選択肢が多すぎる現代だからこそ、より多くの人の心に残る名言だと思います。安易な選択に流されがちな現代において、物事の本質を見極めることの大切さを改めて考えさせてくれる至言ですね。

センシは表面上では頑固者としての印象がつよいですが、決してパーティメンバーから煙たがられるようなことはありません。芯のある信念に基づく思いやりとやさしさを態度でしめすことで、多くの信頼と尊敬を得ています。


ダンジョン飯の魅力


『ダンジョン飯』は、九井諒子先生による日本の漫画作品で、ハイファンタジーグルメを融合させたユニークなジャンルの物語です。斬新な発想と作り込まれた世界観で高い評価を受けています。

ダンジョン飯は、ガワこそハイファンタジーグルメを融合させたユニークなジャンルの物語ですが、その内容はとても地に足がつたものになっています。結局のところ一番深く描かれているのが『様々な人間の考え方や価値観』なので、そういった姿勢が作品に対して普遍的な魅力を持たせているように感じます。

物語は、主人公である人間の剣士ライオスとその仲間たちが、ダンジョンの奥深くでレッドドラゴンに食べられてしまった妹のファリンを助けるために、再びダンジョンに挑むところから始まります。

しかし、彼らは食料をダンジョンに置き去りにしてきてしまったため、ほぼ無一文。そこで、ライオスの提案で、ダンジョンに生息するモンスターを捕獲・調理して食べることで、食料を確保しながらダンジョンを進むことになります。

道中、モンスター料理の知識が豊富なドワーフのセンシと出会い、彼を仲間に加えて、様々な魔物を料理しながらダンジョンを攻略していきます。

漫画は完結しています。ネタバレは控えますが、とても良い終わり方でした・・・もちろん全巻持っています!2024年にアニメ化もされていますが、こちらはまだ完結まで至ってません、次のシリーズが作成されることはアナウンスされているので、待ち遠しいです。

📢おしらせ

最後まで読んでいただきありがとうございました。『スキ』や『フォロー』大歓迎です!Noteでの活動の励みになります!

改めましてこんにちは。『Nick』と申します。大学は出てないけれど読書を続けて外資系企業で10年以上。そんな等身大のサラリーマンが200冊以上の読書経験と、日々の仕事や暮らしの中で出会った「心に刺さる名言」を紹介します。マンガ・アニメ・映画などサブカルチャーからの引用も多数掲載!

自己紹介とご挨拶

自己紹介とメイントピックの紹介はこちら!▼

名言ノート一覧リストはこちら!▼

いつか本を出版してみたいなと夢見てたりもします!▼


いいなと思ったら応援しよう!

名言ハンターNick 読んでいただきありがとうございます。この記事の内容がちょっとでもあなたの人生の役に立てばうれしいです。