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レトロブライトやってみた【黄色くなったMIDIキーボードの白鍵を漂白!】

今回は珍しく『やってみた系』の記事です!

いきなりですが『レトロブライト』って知ってますか?

レトロブライト(RetroBright)とは、古いプラスチック製品の黄ばみを化学反応によって元の白い色に戻す技術のことです。レトロなものをブライト(明るく)しようぜって意味ですね。

エアコンの本体とかリモコンとか、かなり古いデバイスだと例えばファミコンなんかは元がきれいな白色なのに時間経過とともにどんどん黄ばんできますよね。

なんと、ある方法によってあの黄ばみを取り除くことができる!ということをつい最近知ったんですよね。で、やってみた!というのがこの記事の内容です。

レトロブライトとは・・・

特に、昔のパソコンやゲーム機などに使われているABS樹脂が、紫外線にさらされることで黄変(おうへん)することがあります。この黄ばみの原因は、プラスチックに含まれる難燃剤(火災を防ぐための成分)が紫外線によって分解されるためです。

レトロブライトは、この黄ばみを元に戻すために、主に以下の材料と方法を組み合わせて行います。

  • 過酸化水素(かさんかすいそ):酸素系漂白剤などに含まれる成分で、黄ばみの色素を分解する役割を果たします。

  • 紫外線:太陽光やUVランプなど、化学反応を促進するためのエネルギー源として使われます。

  • 漂白活性化剤:過酸化水素の漂白効果を高めるために添加されることがあります。

黄ばんだプラスチックに過酸化水素を含む薬剤を塗布し、紫外線に当てることで、黄ばんだ部分が漂白され、元の白さに戻ります。

ただし、レトロブライトは効果がある一方で、プラスチックの素材によっては効果がなかったり、逆に素材を傷めてしまう可能性もあるため、実施する際には注意が必要です。

10年以上放置したMIDIキーボードに異変が…

私は10年以上前に友人とバンドを組んでいてエレキギターを弾いてました。

だんだんと作曲にも興味を持ち出して、フリーのDTMソフトをパソコンにインストールして遊んでたんですが、どうやらMIDIキーボードなるものが存在して、それをパソコンにつなげると作曲の効率がかなりアップするという情報をどこからか仕入れました。

ちなみに私はギターはタブ譜で覚えてましたし鍵盤系の楽器の経験もないため、楽譜は読めずピアノは全く弾けないという状態だったので、正直MIDIキーボードを買ったところで・・・という状態ではあったんですけどね。笑

興味本位で37鍵のMIDIキーボードを購入したものはいいものの、やっぱり使いこなせずに、すぐに部屋のインテリアとなってしまいました。

ほどなくして20代がおわり、メンバーは結婚したり引っ越したりして散り散りになりバンド活動は自然消滅・・・もちろんMIDIキーボードは全く触れられずにそのま部屋の隅に立てかけられて10年近くの年月が経ちました。

その間に実家から一人暮らしのアパート、結婚後のアパートからの現在の住まいと、MIDIキーボードは捨てられずにずっと引っ越しとともに移動しては、結局使われず邪魔にならない場所で保管される日々が続きました。

ただ、私はいつの日かまたバンド活動や作曲活動を再開したい!と、ずっと思ってたんですよね。

で、ここ最近、娘もマイクラをパソコン操作で楽しめるくらいに成長してきたこともあり、少しずつ生活に余裕が出てきたんですよ。

過去のバンドメンバーは相変わらず忙しそうなので、まずは作曲活動でも差再開してみるかーと、MIDIキーボードをかなり久しぶりに引っ張り出したところ・・・

「な・・・なんじゃこりゃ・・・!!」

見てください、めちゃくや白鍵が黄色くなってしまってたんですよ。

ちなみにMIDIキーボードはこちらの『KORG microKEY-37』です。白鍵はもとはこんなにきれいな白色だったのに、見事に汚く黄ばんでしまっていました。

う・・・美しい・・・

たしかに日に当たるような場所で保管してたこともあったような・・・とはいえ引っ張り出す直前までの数年間は日の当たらない場所で保管してたので、あまりにも黄色くなっていてかなり驚きました。

早速レトロブライトに挑戦!!

『レトロブライト』をするには、狙ったパーツだけを『酸素系漂白剤』に浸したうえで、太陽光やUVランプなどで紫外線にさらして、化学反応を促進させます。

MIDIキーボードはそのままでは大きすぎてとても効率が悪いです。というより、電化製品なのでばらさずに『酸素系漂白剤』に浸したら故障待ったなしです。

レトロブライトのためにはまず分解が必要になります。

分解したらこんな感じになりました。長さが異なるとはいえすべてプラスのねじだけで止まっていたので、プラスドライバーいっぽんで分解できました。

白鍵のパーツを見てもらえるとわかるように、本体のカバーで隠れていた部分は元の白さが残ってますね・・・。黄色くなってしまっている分はかなり変色が進んでいることがわかります。

さっそく『酸素系漂白剤』に浸していきます。

いくつかyoutubeの動画や個人ブログなどをチェックしてみたところ、『ワイドハイターEX』をお勧めしているケースが多く見受けられたので素直に従います。

ダイソーで買ってきた適度な大きさの透明なケースにワイドハイターEX詰め替え用をドバドバ投入します。

本当は原液のほうが効果が高いみたいなんですが、ワイドハイターEX詰め替え用を二袋入れても水位がたりなかったので、結局水と1:1くらいの割合で割ってます。

白鍵の下側に空気がたまるのでうまく抜いてやらないと浮いてくる・・・

日光に当て続けて7日間・・・

レトロブライトはほんの数時間で効果が得られるものではありません。いろいろしらべてみてもやっぱり1週間くらいは漬けているケースが多かったので、素直に従ってみます。

トライしたのは7月末から8月の頭にかけてです。運良く1週間ずっと天気が良かったです。

数日たつと透明だった溶液が白濁してきました・・・。

レトロブライトの際に溶液が白濁する原因として、いくつか考えられます。

まず、使用する漂白剤(過酸化水素など)が、プラスチックの表面に残っていた汚れや油分と反応し、白く濁ることがあります。また、プラスチックの素材に含まれる難燃剤などの成分が溶け出し、溶液と混ざり合うことで白く濁る可能性も指摘されています。

さらに、使用している漂白活性化剤が水に溶けきらずに、溶液中で固まりとなり白濁することもあります。これは、特に粉末の活性化剤を使用する場合によく見られます。

白濁した溶液は、漂白効果が低下したり、プラスチックの表面に白い斑点として残ったりすることがあるため、レトロブライトを行う前にプラスチック製品をよく洗浄したり、溶液をしっかり溶かすことが重要です。

と、Geminiが教えてくれたんですが、いまさらやり直すのもめんどくさいので、「『漂白剤(過酸化水素など)』がめっちゃ効いてる!!」と勝手に納得してそのまま放置を続けました。

ただ、横から眺めてみるとMIDIキーボード本体に隠れていた白いままの部分と、黄色くなってしまった部分の境目が見えるのですが、いまいち変化がないようにも見えました。

「ほんとに白くなるんだろうか・・・」

という不安のまま、一週間が過ぎました。

一週間経過

めっちゃ濁ってる!!

もはや紫外線が届いているかどうかも不安になるくらい濁ってますね。

これ以上続けてもなぁ・・・という思いがあったので潔く1週間ぴったりで漂白剤への漬け置きは切り上げました。

しっかり乾かしてから組み立てていきます。

んー・・・・・・・・まだ黄色くね?

というのが正直な感想でした。完全に組みあがった状態がこちらです。

正直な感想として、この写真単体で見ると白鍵の部分が黄ばんでいるように見えますね。

実際、私はこの組みあがった形を見るのが一週間ぶりだったので、いざ組み立てが終わったときには

「なにこれ失敗じゃん・・・」

という悲しい気持ちになっていました。

しかし、書斎のデスクに設置してみたところ、明らかに前よりも浮いている感じがしないというか、デスク全体の雰囲気になじむことにすぐに気づきました。

こんな感じです。デスクが木目調なこともあり、鍵盤の色味がそこまで目立ちません。黄色というよりはアイボリーに見えなくもないです。

結果発表!!

散々引っ張りましたが、結果発表です!!

まずはビフォーアフターで写真を並べてみましたのでご覧ください






めちゃくちゃ白くなってる!!

撮影したときの照明の具合とかが微妙に違うので、レトロブライトをする前の写真のほうがそもそも全体的に色が濃く撮影されてますが、それを差し引いてもめちゃくちゃ白くなってます。

乾かし終わって組み立てているときにはまさかこんなに白くなってるとは思いもよりませんでした。

人間の感覚って適当ですね・・・この画像を思い出しました。

とにかく!失敗したかに思われたレトロブライトは結構いい感じに成功していました!

レトロブライト前にもっとパーツをしっかり洗浄して、さらに漬け置き期間を長くしていればもっとしろくなったのかも・・・とも思いますが、なんだかんだ今の白鍵の色が気に入ったので良しとします!

真っ白よりもアイボリーっぽくて少しだけレトロ感が出てて気に入りました

もしも、漂白したい黄ばんでしまったお気に入りのプラスチック製品があるのであれば、『レトロブライト』を試してみてはいかがでしょうか?


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改めましてこんにちは。『Nick』と申します。大学は出てないけれど読書を続けて外資系企業で10年以上。そんな等身大のサラリーマンが200冊以上の読書経験と、日々の仕事や暮らしの中で出会った「心に刺さる名言」を紹介します。マンガ・アニメ・映画などサブカルチャーからの引用も多数掲載!

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