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悩みは「出来事」ではなく「解釈」から生まれる【北の達人 #名言ノート46】

今回紹介させていただく名言はこちら!

悩みは「出来事」ではなく「解釈」から生まれる

なんだか哲学的ですね。早速掘り下げていきましょう!



言った人

木下勝寿

悩みは「外部」ではなく「内部」から生まれる。悩みは「出来事」ではなく「解釈」から生まれる。悩みは「事実」ではなく「感情」から生まれる。だからこそ、何か嫌な出来事があったときには、「事態をどう変えようか?」と考えてはいけない。あくまでも「自分はどう変わるべきか?」という問いを「選ぶ」べきだ。

どんな人?

木下 勝寿(きのした かつとし)さんはは1968年神戸市生まれです。大学時代に学生起業を経験し、卒業後は株式会社リクルートに勤務しました。その後独立するも事業に失敗し、フリーターに・・・。

「顧客満足にこだわり、日本を代表する企業を創る」という強い決意を胸に再起を図り、徹底的な調査の結果、ビジネスの可能性を秘めた地として北海道へ移住します。

コネやツテが全くない状態から事業を立ち上げ、一代で東証プライム上場企業へと成長させました。 会社を大成功に導いた一方で、社員からは「社長との距離の近さが魅力」と評されるほど、厚い信頼を得ています。


著書『悩まない人の考え方』

今回紹介させていただいている名言は木下勝寿さんの著書『悩まない人の考え方』で紹介されています。

本の帯には「この一冊で、一生分の悩みが9割消える」とあり、とても目を引くコピーですよね。

悩まないスキル

世間では「悩まない人」が「メンタルが強い」とか「ポジティブ思考」だと誤解されがちですが、実際には、悩むかどうかとメンタルの強さやポジティブ思考には関係がありません。「悩まない人」は「悩まないスキル」を持っているだけなのです。彼らは物事がうまくいっているから悩まないのではなく、悩むことに時間を費やさないからこそ、物事をうまく進められるのです。

「問題」の9割は「思い通りにいっていない」だけ

多くの悩み相談は、「目的を達成したいのに、手段がないからできない。どうすればそのが手段を手に入れらるだろうか?」というパターンに集約されます。しかし、この時、「悩まない人」は「こうすれば手段が手に入りますよ」とは助言せず、「目的のためには、本当にその手段が必要ですか?」と問いかけます。

相談者が「当初想定していた手段Aがなくても、手段Bや手段Cでも目的は実現できる」と視点を変えた(リフレームした)瞬間、「当初想定していた手段Aがに入らない・・・」という問題は悩みではなくなります。筆者の経験から、世の中の問題の8割ほどはこの方法で対処できるとのことです。

残りの2割は「具体的な課題」へ昇華させる

残りの2割の問題については、「問題を具体的な課題に昇華させる」ことで対処します。「課題」とは、やるべきことが明確になっている問題のことです。問題が悩みを生む一因は、次に何をすべきかが見えないことにあります。問題を正しく解釈し直し、「具体的な課題」に置き換えることで、たいていの問題は解消されます。

「悩まない人」は、「問題を問題でなくする思考アルゴリズム」と、「問題を『具体的な課題』に昇華させるアルゴリズム」の両方を持ち合わせています。これら二つの共通点は、問題を真正面から「解決」しようとするのではなく、枠組みを変えることで問題を「解消」しようとする姿勢です。

悩みを「外部」ではなく「内部」から捉え直す

「悩まない人」は、「外部・出来事・事実」には手をつけません。彼らは「他者」ではなく「自分」に焦点を当て、どのように「自分」を変えれば悩まずに済むかを考えます。なぜなら、悩みは「外部」からではなく「内部」から、そして「出来事」からではなく「解釈」から、さらに「事実」からではなく「感情」から生まれるからです。

だからこそ、何か嫌な出来事が起こった時は、「事態をどう変えようか?」と考えるのではなく、「自分はどう変わるべきか?」と問いを立てるべきだ、というのが本書の主張です。

この視点には驚かされますね!「悩まない人」のスキルを、ぜひ本書でチェックしてみてはいかがでしょうか。


悩みの本質

悩みの本質は「解釈」から生まれるということを解説させていただきました。

ちょっと私の経験談をお伝えさせていたただ期待と思います。

英語だと日本語ほど深く悩めない

数年前、私は不安障害に悩んでいました。部署異動による環境変化や周囲のレベルの高さについていける気がしなくてモチベーションがガタ落ちしたりして、メンタルの不調が偶発的な動機や慢性疲労といった体調の不調にまででてしまってました。(当時はうつ病とか自律神経失調症とかだとかってにおもってましたが、本当の原因はコーヒーの過剰摂取だと知ったのはだいぶ後になってからの話です・・・。)

抑うつ症状とか不安障害といったメンタルの不調を経験したことがある人は分かるかと思いますが、何よりもつらいのが『反芻思考』です。いま考えても解決しなかったり、そもそも自分の力ではどうしようもできないような考えても仕方がないことを、ぐるぐると何回も頭の中で考えてしまうことです。

『反芻思考』ってただでさえメンタルの不調で脳がつかれているのに、さらに脳にダメージが蓄積されてくんですよね・・・。まさに負のスパイラルです。

私は、メンタルが不調でも寝つきにはあんまり得今日しない方なんですが、明け方になると反芻思考がひどくなる傾向があって、明け方のベットから起きれずに何度も反芻思考を繰り返してしまってました。

(起きればいいじゃんと思うんですが、なんだか起きれないんですよね。起きるとその日がはじまっちゃうんで、それはそれでつらいんですよ。)

いつも通り明けがたのベッドの上で反芻思考に苦しんでいるときに、なんでかわからないけど、「いま反芻思考しちゃってることを英語で考えてみよう・・・」と思ったんですよね。

外資系の企業に勤めているのでオンライン英会話を長く続けているんですが、もともと英語が苦手なのでかなりスローペースで学習していて、とても流ちょうに話せるといったレベルではないです。

さて、いままで猛スピードで頭の中を駆け巡っていた反芻思考を、いざ英語で考えてみようとすると、当然ながら日本語で考えているときと同じようなスピードでは思考することができないんですよね。そもそも英語のボキャブラリーが少なすぎて、これ以上考えたくても言語化できなくて止まってしまったり、場合によってはかなりシンプルな英単語に置き換えないと思考を続けられないことに気づきました。

そんな感じで英語でネガティブンな反芻思考を続けようとしたところ、頭の中で何とかひねり出した英文があまりにも稚拙というかシンプルすぎて、なんだか逆に冷静になったんですよね。

たとえば日本語だと「もうほんとに限界だ・・・」という思考を英語で言おうとすると、私の語彙の少なさでは細かいニュアンスをそぎ落として「It’s over・・・」になっちゃうんですよね。

It’s overって直訳すると「終わりました」になるんですけど「いやいや、俺の人生終わってはないし!」みたいな感じで、なんだか「悩みに対して大げさに考えすぎかも?」って気持ちになれたんですよね。

そこでふと、あることにひらめきました。

これって、ちっちゃい子供に悩みが少ない理由と関係あるんじゃない??・・・と。


子供が悩まないのは悩めるだけの語彙がないから??

「もしかして、悩みって、悩めるだけの言語ボキャブラリーがあるから悩むところまで行けてるんじゃないのか・・・?」と。なんだか『悩み』という賭場だらけでワケが分からなくなりそうですね。笑

説明させてください。

まず、悩みのタネとなる「出来事」が起きます。その出来事に対して、自分の中にある日本語のボキャブラリーで「解釈」を足していきます。そしてその「解釈」がマイナスの方向に許容値を超えたときに「出来事」が「悩み」として認識されます。

つまり、「出来事」を「悩み」として認識できるまで「解釈」するための言語ボキャブラリーがないと、「悩み」として解釈することができないのでは。という仮説ですね。

ちなみに朝日新聞のお悩み相談コーナーを10年半つとめていた岡田斗司夫さんは『いくつかの問題が複雑に絡み合った状態が悩み。悩みを丸ごと解決するのは不可能。一つ一つの問題に分解することで初めて解決の糸口が見える』的な言葉をのこしています。

こちらの書籍で詳しく解説されていました。

実際、幼い子供は「悩み」がありません。そりゃ生きてれば、保育園の友達がいじわるしてくるとか、幼稚園のお気に入りの遊具で遊べないとか、ネガティブな気持になるような「出来事」は毎日巻き起こります。

ただ、幼い子供は日本語のボキャブラリーがまだ少ないので、「出来事」を色々な語彙でコーティングして「悩み」として認識するまで思考を進めることができません。

「出来事」は「出来事」のままスルーされ、「悩み」にはなりません。なぜなら言葉のボキャブラリーが少ないから・・・。

まったく科学的なエビデンスはないのですが、実はそこそこ真理なんじゃないかなと思います。そもそも言語を持たない動物や魚や昆虫といった生き物は悩みませんからね。

子供は悩まない。なぜなら悩むだけのボキャブラリーがないから。であれば、大人も強制的にボキャブラリーを引き下げればいい。母国語の語彙をいきなり減らすことはできないのであれば、英語などの第二言語なら母国語よりもボキャブラリーが圧倒的に少ない。だから英語で考えると「悩み」を軽減できる・・・のではないかなと勝手に思ったりしてみました。

考えても仕方ないのにどうしても考えてしまって、ネガティブなループから抜けられない!という場合は思い切って英語で考えてみてはいかがでしょうか?びっくりするくらい悩めなくておススメです。笑

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改めましてこんにちは。『Nick』と申します。大学は出てないけれど読書を続けて外資系企業で10年以上。そんな等身大のサラリーマンが200冊以上の読書経験と、日々の仕事や暮らしの中で出会った「心に刺さる名言」を紹介します。マンガ・アニメ・映画などサブカルチャーからの引用も多数掲載!

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