為せば成る、為さねば成らぬ、何事も、 成らぬは人の為さぬなりけり【上杉鷹山 #名言ノート1】
今回紹介させていただく名言はこちらです!
為せば成る、為さねば成らぬ、何事も、
成らぬは人の為さぬなりけり
現代語に訳すと「やろうとすればできる、やろうとしなければできない、コトが成就しないのはそもそもやろうとしないからだよ」といったところでしょうか。
「そんな当たり前のこと、言われなくてもわかってますケド」
と言いたくなる気持ち、よくわかります!
ただ、この言葉が生まれた背景はご存じでしょうか?この言葉を残した人が置かれた状況と、最終的に何を達成したかを知ってからだと、今回の名言の重みが全く違うものに感じられるはずです。
名言を残した人
今回の名言を残した人はこの方です
上杉鷹山(うえすぎようざん)
どんな人?
上杉鷹山(うえすぎ ようざん、1709年 – 1771年)は、江戸時代中期の大名で、米沢藩の第9代藩主です。彼は、藩政改革を行ったことで非常に有名であり、その手腕を評価されています。

特徴や業績
生年・出自: 上杉鷹山は、1709年に上杉家の家系に生まれました。上杉家は、戦国時代に名を馳せた武将・上杉謙信の家系にあたります。鷹山は、家名を守り、藩政の立て直しを図った人物です。
藩主就任: 1746年、上杉鷹山は家督を相続し、米沢藩の第9代藩主となります。この時、藩は財政的に非常に困窮しており、上杉家の名声も衰退していました。
改革の内容
上杉鷹山が藩主に就任した時、米沢藩は財政難に直面していました。彼は、藩の立て直しを図るために様々な改革を行いました。
農業改革:
鷹山は農業を基盤として、米沢藩の安定を目指しました。土地の開発や農民の奨励を行い、収穫量を増やすことに成功しました。
また、農民の負担を減らすため、税制の改革も実施しました。
商業と産業の発展:
商業活動の活性化を図り、藩内の産業振興を促進しました。特に、米沢織物などの特産品の生産を奨励し、経済的な自立を目指しました。
軍備の強化と藩政の安定:
藩の財政を改善するため、無駄な支出を削減し、財政の健全化を目指しました。
また、兵の訓練や戦略的な備えを強化し、藩の治安を維持しました。
人材育成:
上杉鷹山は、教育にも力を入れました。藩内での学問を奨励し、士族や民衆の教育水準の向上に貢献しました。特に、学問を重視し、藩内に学問所を設立しました。
結果と評価
上杉鷹山の改革は成功を収め、藩の財政を改善し、藩民の生活を安定させました。彼の手腕は広く評価され、現代においても「名君」として名を残しています。また、彼の施策は、後の時代の藩政改革に大きな影響を与えました。
鷹山は、藩主としての責任を果たすだけでなく、藩のために常に知恵を絞り、実行力を発揮したため、優れたリーダーとして後世に語り継がれています。
まとめ
上杉鷹山は、改革を通じて米沢藩を再建した名君として知られ、その経済的、社会的、そして教育的な施策が藩内で大きな成果を上げました。彼の施策は、現代でもリーダーシップや行政改革の模範として評価されています。
鷹山は早くも35歳で引退してます。実は35歳で隠居するまでは治憲(はるのり)という名前で鷹山(ようざん)になったのは隠居してからとのこと。鷹山は隠居後も藩政を掌握し続けました。
上杉鷹山は当時としては長寿で70歳まで生きています。そして、米沢藩の財政が安定してからも上杉鷹山はその生涯を通して質素倹約を貫きました。
上杉鷹山が亡くなってからすぐに、彼が藩主になったころ最大まで膨れ上がっていた借金※先代までのお粗末な財政管理で積み重なった負債(現在換算で200億円と言われている)が完全に返済されたのだといいます。
つまり、鷹山の一代だけで破綻寸前の米沢藩を完全に立て直すことに成功したということです。しかも自分に子供がいたのにもかかわらず最終的に鷹山は上杉家を、だいぶ後に生まれた前代の重定(鷹山の養父)の実子に継がせています。
上杉鷹山はどこまでも「私」ではなく「公」に生きた人でした。人生のどこを切ってもまったく粗が見当たらない。こんなにカッコいい人はそうそういないでしょう。だから私は尊敬する人はだれかと聞かれたら、いつも胸を張って「上杉鷹山です」と答えるようにしています。
書籍紹介
分厚いですが読み応え抜群!江戸時代の頃の話ですがキャラクターの心理描写が堅苦しくなく、まさに「小説」として楽しめます。暗殺されたアメリカの元大統領ジョン・F・ケネディは、尊敬する日本人として「上杉鷹山」の名を挙げていたとか。もっと上杉鷹山のことを知りたいかたは是非ご一読下さい!
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改めましてこんにちは。『Nick』と申します。大学は出てないけれど読書を続けて外資系企業で10年以上。そんな等身大のサラリーマンが200冊以上の読書経験と、日々の仕事や暮らしの中で出会った「心に刺さる名言」を紹介します。マンガ・アニメ・映画などサブカルチャーからの引用も多数掲載!
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