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【文章力を上げたい人】いい文章を書きたければ、いい文章に触れる。絶望の底で見つけた、たった一つの真実。

深夜のキッチン。 

換気扇の回る音だけが、
やけに響いていた。

手元にあるのは、
冷え切ったコーヒーと、
真っ白なノートパソコンの画面。

画面の右下には、
小さな数字。

「PV:3」

そのうち2回は、
自分で確認するためにクリックしたものだった。

当時の私は、
ただの不器用な人間だった。

仕事もうまくいかない。

人間関係も、
気づけばいつも空回りばかり。

自分の居場所がどこにもないような気がして、
夜が来るのが怖かった。

何かを変えたくて、
必死だった。

「noteで文章を書いて、いつか副業にできたら」

そんな淡い期待を抱いて始めたものの、
現実は残酷だった。

何日かけて書いた記事も、
誰も読まない。

スキはゼロ。

暗闇に向かって、
一人で大声を張り上げているような虚しさ。

「私には、伝える価値のある言葉なんて、一つもないんだ」

涙が、
キーボードに落ちた。

ポツリ、
と静かな音がした。

自分の情けなさに、
胸が締め付けられた。

あの絶望を、
今でも忘れない。

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