道産子コーチからの転職支援コラム:第1回
はじめまして。つかだ やすひろ です。
私は北海学園大学法学部法律学科を卒業後、大手人材会社にて支社長・エリア長として、営業職の育成や組織力の強化に力を入れてきました。2002年に起業し、以来20年以上にわたり、ビジネスパーソンのコミュニケーション能力向上を目的とした研修・トレーニングを行っています。
このたび、地元・札幌に根ざした「転職」にまつわる情報を、コラム形式で定期的にお届けしていこうと思っています。
記念すべき第1回は、
札幌における「転職市場の最新動向」についてご紹介します。
全国的に広がる「転職希望者」の増加
近年、日本全国で「転職」を選択肢に入れる人が増えています。
2023年には、転職希望者数が初めて1,000万人を超えました。
背景には、かつて当たり前だった「終身雇用制度」の崩壊、企業側の採用意欲の高まりがあります。
実際に求人数が求職者数を上回る“売り手市場”の状況となっており、求職者にとっては、益々選択肢の幅が広がっていると言えるでしょう。
札幌の転職市場の特徴とは?
では、札幌を中心とした北海道はどうでしょうか。2025年3月時点での北海道の有効求人倍率は0.99倍と、全国平均の1.25倍を下回っています。
一見すると求人が少ないように見えますが、実際には分野によって求人の偏りが大きいのが特徴です。
たとえば、最近札幌で開催されたマイナビ転職フェアには約800人が参加し、多くの企業と求職者の間で活発な交流が行われました。
また、札幌において増加傾向にあるのが以下のような求人です。
IT・サービス系職種
デジタルスキル・コミュニケーション力を求める職種
リモートワーク対応の専門職
柔軟な働き方が可能な職場
このように、環境変化に対応できる“個人の力”がますます重視される傾向にあると言えるのです。
転職成功のカギは「コミュニケーション能力!」
求人内容の傾向からも読み取れるように、今後ますます重要になるのが「高いコミュニケーション能力」です。特に札幌は、観光地としての顔も持ち、接客やサービス業の求人も多い地域。
そうした職場では、
顧客とのやり取り
チーム内での連携
提案力やプレゼン力
などが求められ「話す力」や「伝える力」そして「聴く力」が仕事の成果に直結してくるのです。
社会人になっても「コミュニケーションが苦手で…」と感じる方も少なくありませんが、職場での人間関係、上司や同僚との連携、ストレスの少ない働き方を実現するためには、やはり避けては通れない重要なスキルのひとつです。
離職の大きな原因は「人間関係」
せっかく希望の職場に転職できたとしても、「長続きしない」「雰囲気が合わなかった」「人間関係で疲れた」という理由で再び転職を考える人は少なくありません。
実際に、離職理由として多いのは、
労働時間や休日日数などの条件面の不満
上司や同僚との人間関係のストレス
この「人間関係」の問題は、どの時代でも離職理由の上位にあります。
離職率を防ぐために必要なこと
では、どうすれば離職を減らし、定着率を高められるのでしょうか?
★企業側ができること
コミュニケーション能力を重視した採用・面談体制の整備
社内での「心理的安全性を高める」ことやフィードバック制度の導入
上司や管理職向けのコミュニケーション研修の実施
★従業員側が意識すべきこと
自分の思いを“伝える力”と“聴く力”をバランスよく磨く
相手の立場を理解しようとする姿勢
「報連相(ほうれんそう)」などの基本スキルを大切にする
最後に
転職市場は「スキル重視」「個人の力重視」へと大きくシフトしています。その中でも、人と関わる力=コミュニケーション能力は、どんな職種・業界でも求められる基本的な力です。
職場選びも、仕事の成果も、長く働ける環境づくりも、すべては人と人との信頼関係から始まります。
今後もこのコラムでは、札幌での転職活動やキャリアづくりに役立つ情報を発信していきます。
どうぞお楽しみに!

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