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【新潟•妙高市】祈りの聖地へ。「元祖・スキー神社」の歴史と守り仏の眼差し

謙信公ゆかりの地を巡ったあとは、
電車を乗り継ぎ新潟県妙高市へ。

今回の「真の目的地」へ着々と近づいている実感を噛み締めながら、妙高の地を深く歩いてみました。

「元祖・スキー神社」に刻まれた悲しい歴史

妙高で訪れたのは、全国に5つあるスキー神社のなかでも「元祖」とされるスキー神社です。

星野公園も隣に併設されています。

しかし、この場所は単なる信仰の場ではありません。かつてスキー登山中に遭難という悲劇に見舞われた方々を弔い、二度と同じ悲劇が繰り返されないようにと、スキーヤーの安全を強く願って建立された聖地なのです。

日本のスキーの黎明期、果敢に雪山へ挑んだ先人たちの魂が眠る場所。風の音さえも、何かを静かに語りかけているように感じられました。

妙高温泉の守り仏「薬師如来座像」

そして、同じくこの場所で出会ったのが、妙高温泉の守り仏である「薬師如来座像」です。
明治44年の温泉開通時、湯治に訪れる人々の心身の癒やしを願い、高田の天哲寺から迎えられた如来像。鎌倉時代から室町時代初期にかけて作られたそのお姿は、時代を超えて今もなお、この地を訪れる人々を優しく見守り続けています。

歴史と祈りが重なる場所

スキーの安全を願う切実な祈りの地と、人々の健康を願う守り仏の眼差し。
妙高という街は、先人たちが残した歴史の苦難と、それを乗り越えようとした慈しみの心に溢れていました。

「元祖」としての誇りと、歴史の重み。その両方を感じながら、この場所を後にします。

さて、いよいよ旅は佳境へ。

私の目指す「真の目的地」とは――。その全貌が明らかになる瞬間へ向けて、物語はまだまだ続きます。

 


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