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【2日目】丹後の天橋立 — 雨と特急、そして神戸の夜

はじめに

こんにちは、すりこみジローです。
旅の2日目は、広島から一気に北上し、京都府宮津市を目指します。

朝の静かな空気の中、新幹線と特急を乗り継ぎ、二景目となる「天橋立」へと向かった。

雨に煙る松並木と、束の間の休息

12時半頃、天橋立駅に到着。あいにくの雨となったが、これもまた旅の記録だ。

天橋立ビューランドに歩いて向かい、モノレールで山頂へ登ると、霧に包まれた松並木が海を割るように伸びていた。

晴天の鮮やかさはないが、しっとりと濡れた緑には、日本三景らしい重みがある。

天橋立ビューランドを後にして、商店街のレストランに入った。

昼食で冷えた体を温めてくれたのは、地元産の鶏とネギを使った照り焼き丼だった。

駅への帰り際、雨に打たれながら佇む「日本三景碑」をカメラに収めた。これで、二景目。

特急こうのとり:戦略としてのグリーン車

15時頃に、天橋立駅を出発。福知山からは特急「こうのとり」のグリーン車へと乗り込む。  

弾丸旅行において、移動時間は単なる「待ち」ではない。次の目的地へ向けた「戦略的な休息」だ。静寂に包まれた3列シートの重厚な座席に身を委ね、車窓を流れる雨粒を眺めながら、体力を回復させる。この選択が、最終日のパフォーマンスを左右する。

予期せぬ知らせ、揺らぐ計画

尼崎へ向かう車中、スマートフォンの画面が緊急のニュースを告げた。
「福島県沖で地震発生、宮城・福島で震度4」
明日の最終目的地は、まさにその宮城・松島だ。一瞬、指先が止まる。
「交通網への影響は?」「明日の移動は可能なのか?」
雨に続き、自然の不確定要素が旅の完遂に影を落とす。運行情報を何度も確認し、最悪のシナリオを想定しながらも、今は前へ進むしかない。不安を抱えたまま、夜の神戸へと滑り込んだ。

南京町、リベンジの宴

神戸・元町のホテルに荷を解き、南京町へ。
立ち上る湯気の向こうで、熱々の小籠包と酢豚を頬張る。昼の雨、そして地震のニュースによる緊張感を、中華街の活気が少しずつ和らげてくれた。

明日は最終日、伊丹から空路で仙台へと飛ぶ。
地震の影響が残っていないことを祈りつつ、私は早めに眠りについた。

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