「なにか言われたとき、ちょっと時間をおくといいかも」という話
先日、妻が体調を崩してまして。
これはまずいな、と思って、育児・家事をほぼ全部やったんですね。
妻には日中なるべく横になってもらって。
私は、保育園の送迎、次男の通院・寝かしつけ(抱っこ紐)、掃除、洗濯、ご飯づくり、子どものお風呂入れて、寝かしつけして…。
もう「今日がんばった!」ってちょっと自分を褒めたくなるくらい一日中動いてました。
で、寝る前に妻からこう言われました。
「おもちゃの片付けより、哺乳瓶を先に洗ってほしかったな」
…。
「えっ、そこ?」って思ったんですよね。
もちろん、哺乳瓶も洗うつもりだったし、実際に何本かは洗ってるんです。
ただ、妻がキッチンを見たタイミングでは、洗ってない哺乳瓶が目についたらしく。
本人にとっては「それがめちゃくちゃ気になる」とのこと。
でもこっちとしては「いや、他の家事もちゃんとやってたし…!」って思うわけです。
脳のバグっぽい話
こういうのって、なんで「できてたこと」より「できてなかったこと」が目につくんだろう?と思ったんですが、
調べてみると、「ネガティビティ・バイアス」っていう脳の性質らしいです。
人間の脳って、ポジティブなことよりネガティブなことのほうを強く認識するんですね。
「いいところ」より「ちょっとダメなとこ」が気になる。これは昔の人類がサバイブするために必要だったっぽいです。
なので、たぶん妻も「責めたい」とかじゃなくて、脳が勝手にそういうふうに反応しちゃっただけなんだろうなーと、あとで思いました。
でも、その瞬間はめっちゃイラっとしたのは事実です笑
感情がMAXのときは、言っても伝わらない説
人間って、怒ってるときって前頭前野っていう“考える脳”の部分が弱くなっちゃって、
そのかわり、扁桃体っていう“感情で反応する脳”がめちゃ元気になるらしいです。
つまり、「イラッとしてるときに話すと、うまく伝わらない」ってことですね。
感情に引っ張られて、「ほんとはこう言いたかった」ってことがうまく出てこなくなる。
なので、その夜はなにも言わずに寝ました。
気持ちはモヤっとしてたし、布団の中で声を出しそうになるくらいでしたけど、「この状態で話してもいいことないやつだ」と判断しました。
翌日、おだやかに話してみたら、すんなりいった話
翌日、妻の体調もよくなって、家の空気もまぁまぁ平和だったので、
お昼ごろに話してみました。
「昨日さ、俺なりにいろいろやってたつもりだったから、哺乳瓶のことだけ言われたとき、ちょっと悔しかったんだよね〜」
っていう感じに、ちょっと軽めに。
そしたら、妻も「そうだったんだ、ごめんごめん〜」って、すごくあっさり受け入れてくれて。
あ、ちゃんと伝えれば、伝わるんだな…って思いました。
すぐに言わないことで、関係が良くなることもあるかも
今回のことで思ったのは、
「何かを言われたとき、すぐに反応しなくてもいい」ってことです。
怒りとかモヤモヤって、“今この瞬間”がピークで、少し時間をおくだけでぜんぜん冷静になれたりします。
で、冷静になったあとで「自分はこう思ってたよ」って伝えると、相手も受け取りやすい。
感情じゃなくて、考えで話せるからですね。
まとめると
人間の脳は、できてないことの方に注目しがち(ネガティビティ・バイアス)
怒ってるときは理性的に話しづらい(扁桃体が暴れてる)
少し時間をおいて話すと、ちゃんと伝わることがある
すぐ言うより、後から落ち着いて伝える方が、むしろ“建設的”なときもある
というわけで、「なにか言われたとき、ちょっと時間をおくのも、けっこういいかもですよ〜」という話でした。
家族でも、恋人でも、友達でも、職場でも、けっこう万能かもしれません。
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