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週刊 お皿を作ろう

やあ、友よ。
よく来てくれた。
まあ、まずは見てってほしい。

前回、鶏肉のレシピの記事を書きました。
最初はまともな内容を書いていたものの、途中からおかしな方向に進み始め結局Skyrimに染まってしまう結果になったわけですが・・・。
しょうがないよね。見つけてしまったんだもの。Skyrimの鶏肉のパイのレシピを。
そんな訳で他のレシピと違って鶏肉のパイは初めて作った訳ですが、せっかく作ったのならお皿にもこだわりたい。
Skyrimっぽいお皿が欲しい。
といっても陶器や銀食器は再現できない。
なら木の皿を作るしかないじゃない。
あのうっかり取ってしまって地味に重量を圧迫するあいつを作ろう。
そうなった次第です。

料理を作るためにお皿から作ってるのは私か大泉洋さんくらいのものだと思います。

材料

木の板。
おしまい。

木の板

材質は檜。seriaで売ってる100円の木材です。
購入するときは板が反ってないか、節の位置や大きさは工程の邪魔にならないか確認してから買うことをオススメします。かなり品質に差があるので。
といっても実際お皿を作る人はいないでしょうけども。
わざわざ木の板を買ってきてお皿を作るとか意味わからないですからね。買えばいいんだもの。お皿を。木の板を買った100均で。
私も木の皿が100均に売ってたら買ってたんだけど。
昔はDAISOでちょうどいいサイズのが売ってたんですけど、今はコストカットなのかコースターと見間違う小ささのものしか置いてませんでした。(1敗)

作業工程

・設計図を書こう!

フリーハンドでいきなり作業するのは怖いのでまずは大まかにあたりを取ります。
ところでSkyrimの木の皿をちゃんと見たことあります?私は無い。
というわけでまずは木の皿を観察しましょう。

木の皿
木の皿(横)
木の皿(真上)

長い方の辺の縁は細く、短い辺の縁は太い。
背面は淵の下あたりまで四方から斜めにカットされていて台形のようになってる。
ならこんな感じですかね。

下書き(表面)
下書(裏面)

ざっくり線が引けました。
左右の淵の幅さえ揃ってれば不恰好にはならんでしょ。
表面の縁が二重になっているのは斜めに彫る部分、裏面の線が二重になっているのは内側の線を間違って引いた為です。

・線に沿って彫ろう!

いよいよお皿を掘っていきます。
使う道具は彫刻刀。中学校の授業で使ってたやつです。まさかこいつも十数年越しに活躍の機会を得るとは思いもしなかったでしょうね。

板の厚みが10mm程度なので、まあ半分の5mmくらい掘ればいいか。
あっという間でしょ。5mmなんて。
そんな甘えた考えを持っていた時期もありましたよ。(2敗)

木の板を彫る

全然掘れない。丸刀三角刀を駆使して掘っているけど全く掘れてる実感がない。実際掘れてない。
少し力をこめて刃を入れるとあっさり木が裂ける軟弱耐久なので、無理に掘り進めることもできない。
慎重にやらないと穴が開きそうだけど、慎重に掘ると尚のこと掘れてる実感がない。
開幕5分で木の皿が売ってないなら作ればいいや、なんて安易な考えをした自分を呪いたくなるくらいには作業が進まない。
やるもんじゃ無い。こんなの。
木の板からお皿を作るなんて正気の沙汰じゃない気がしてたけど、やっぱり正気の沙汰じゃなかった。

木の板をもっと彫る

作業開始から30分。あまりにも掘れなさすぎて飽きて先に角を落とし始めた敗北者の姿がそこにはありました。
取り消せよ・・・!!!今の言葉・・・!!!
私は木の板からお皿を作ると言った自分の言葉を取り消したい。

角を落とす

休んでは堀り、掘っては休み。
2時間くらいかけてなんとか形になりました。
もう2度とやらない。
最後に平刀で凸凹を整えておきます。

彫った木の板(真上)
彫った木の板(どれだけ彫れたか見易い版)

裏面の傾斜は小刀で。
長い辺の傾斜は板目に沿っているので簡単に落とせましたが、短い辺の傾斜は小刀、彫刻刀を駆使しても上手くできず・・・。

全く彫れない裏面

のこヤスリで無理やりゴリゴリやって何とか斜めになりましたよ。想定よりかなり傾斜が緩く、幅も短いですけど下書きを消しゴムで消して無かったことにしましょう。(3敗)
元からこの想定だった。
見てないぞ!

彫った裏面
彫った裏面(見易い版)

ひとまず堀り作業は完成です。

・角を落として整えよう!

もう落としたよ。という訳でこの手順はスキップ。

・やすりをかけよう!

60番から、#120、#240まで。
写真ではほぼわかりませんが彫刻刀で彫った部分はかなりデコボコなので入念にヤスリ掛けします。
堀跡をわざと残して手彫り風に仕上げる方法もあるようですけど、そんなアーティスティックな技術やセンスは私には無い。
真っ平にしましょう。

やすりをかけた木の板

・オイルフィニッシュして仕上げよう!

管理が面倒なのでオイルフィニッシュより水性ウレタンニスを塗るほうが好きなのですが、せっかくなのでこだわりましょう。
乾性油ならなんでもいいらしいのですが、えごま油の匂いが苦手なのでくるみ油で。
というわけで買ってきました素焼きの胡桃。AEONで400円くらい。お皿本体の材料費より高い。

袋入りのくるみ(190)

適当なウエスで3粒ほど包んで金槌で砕いたら、お皿に油を塗りたくっていきます。
3粒で充分すぎるほどの油が出る。わかってはいたけどこんな大量のくるみは要らなかった。(4敗)
まあ塩で炒めて食べればいいから無駄にはならないのでヨシ!
オイルフィニッシュに使った砕いたくるみも勿体無いかなと思い食べてみたのですが、ただでさえ塩味のついてないくるみは美味しくないのに砕いたくるみはさらに美味しく無い。おまけに油は抜けてパッサパサ。
おとなしく捨てましょう。(5敗)

胡桃油を塗る前
彫った部分だけ胡桃油を塗った後

何も考えずに近場のAEONで購入した胡桃ですが、普通にDAISOに売ってましたね。3種のミックスナッツとして。食塩不使用なので問題なくオイルフィニッシュに使えます。胡桃がどれだけ入っているかわかりませんけど、見た限り6粒以上入っているのでこれで充分です。胡桃も100円で済みましたね。

3種のミックスナッツ(DAISO)

胡桃単体も売ってました。(6敗)

袋入りのくるみ(DAISO)

売ってるんかい!なんでもあるなDAISO!
こちらも食塩不使用。分量的にも問題なしです。
むしろお皿のオイルフィニッシュにしか使わないなら確実に余るので、他に胡桃を使う用途がなければミックスナッツの方がいいような気もする。お好みで。
どちらにしろ100円です。

兎にも角にも、胡桃の油を塗りつけていきます。
油を塗ると色が濃くなりそれっぽくなりますね。

胡桃油を塗った木の皿

余分な油を拭き取ったら24時間自然乾燥させて乾かします。
乾いてから二度塗り。

胡桃油を二度塗りした木の皿

三度塗りまでしてみましたけど二度目と三度目はほぼ変化はなく、全然油を吸わなかったので二度塗りで充分ですね。
2日程置いて乾燥させたら出来上がり!

お皿の完成に合わせて作って置いた鶏肉のパイを乗せて楽しみましょう。
これであなたの家も今日からヘリヤーケン・ホールです。
きっと窓からドラゴンズリーチが見えるはず。
レイクビュー邸ウィンドスタッド邸じゃなくてヘリヤーケン・ホールなのかって?
キッチン建てるならグラインダーのあるヘリヤーケン・ホールでしょ。
まあ小麦の袋は樽を漁れば余るほど手に入るし、体力回復薬になる小麦のほうが大事なのでグラインダーなんてろくに使わない雰囲気出しの設備ですけど・・・。

鶏肉のパイの乗った木の皿

終わりに

週刊 お皿を作る、打ち切りです。
ひたすら大変なので多分もう二度としません。
ウッドクラフト系の動画などを見ると、誰も彼もがすぐ電動の道具を持ち出すのがよくわかります。こんなん手作業でやってられるか。
ただまあ満足感はかなり高いですね。
やってやったぞ!みたいな気持ちになります。
あなたの従者も「成し遂げられる人物ってわけね。気に入ったわ。」と褒めてくれるでしょう。

この後パイだけでなく焼きそばとか焼いた鶏肉とか乗せて使ってみましたけど結構いい感じですよ。
調味料による色移りとかもそんなにしていないような。醤油とかトマトソースとかだとまた違うんでしょうけど。
洗った後オイルを塗り直したりしなきゃいけないのだけは少し面倒ですけど。

兎に角いい経験にはなりました。
木を彫るのがこんなにも大変だというのがわかったのはとても良かった。
これで今後は「木を掘ればいいか。彫刻刀あるし・・・」なんて安易な考えを持つことはないでしょう。きっと。
一つ利口になりましたね。
最後にヘリヤーケン・ホールで撮影したSkyrimとの比較画像を載せてお別れです。
私はもうやりませんが皆さんはレッツトライ!

そろそろ行かなくては。
あんたに祝福あれだ。あんたの歩く先々で地面が揺れりゃあいい。

比較画像(実物)
比較画像(Skyrim)

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