【写真詩】大分県 原尻の滝 大地の記憶
火の山 阿蘇の記憶
始まりの時 大地は 混沌の中目覚めて
はてなく脈打つ 大地の鼓動
創生の詩を奏で始めた

天空の雫が燃える大地を鎮めて
神話が生まれる前から
うたかたの命を繋いだいにしえの業よ
この輪廻の流れに 原尻の滝
命を灯す阿蘇の雫
緒方五千石と呼ばれる豊かな穀倉地へと
厳しい自然と共に生きてきた人々の祈りが
推古のその霊を鎮めてきた

過去と現在を繋ぐ虹の橋
みなもに揺れる水影に煙る記憶の欠片
全ての過去を光で繋いでくれる
時を越えて流れ落ちる
失われた物語を連れて
こだまし合う滝に姿かえて
それは愛の神話
たそがれ老人のつぶやき
詩の結びに
荘厳に響く 滝の音
流れ消えない過去たち
碧い流れに いのちが萌える
ゆく河の流れは絶えずして しかももとの水にあらず
私の人生という川も 激流を越え 深い淵を経て
ようやく穏やかな海へと向かう準備が整ったように感じます
すべては 流れるままに
進
