20. 薬の副作用とお酒【すっとんきょうな出来事 〜精神科に入院した私の記録〜】
※この記録は実体験をもとに書いています。登場人物はすべて仮名とし、個人が特定されないよう、一部の設定や時系列などの細部を変更しています。
おはようございます。
スットンキョウと申します。
入院して数日経ったころから、
左足がガタガタ震えるようになりました。
まるで貧乏ゆすりです。
最初は、病院に入った不安やイライラで震えているのかな?と思っていました。
しかし、仲の良い患者さんに話してみると、
「それ、副作用じゃない?」
とのこと。
精神科では、よくあることのようです。
周りをよく観察してみると、
確かに手が震えている人がいました。
安牌の小峠さんです。
なんなら、手が震えているので麻雀でツモるたびに、
ガッシャン! ガッシャン!
と牌を倒します。
本来ならチョンボで全員に8,000点ですが、
ここは精神科病棟。
そんな厳しいことを言う人はいません。
倒れた牌は、戻せばよい。
ちなみに、副作用による手足の震えは
振戦(しんせん)
というそうです。
「振」は振動の「振」だから分かるとして、
戦。
戦争かい。
ものものしい名前だなと思ってAIに聞いてみると、
「『戦』はここでは『たたかう』という意味ではありません。古い漢語では『震えおののく』という意味もあります。」
とのことでした。
なるほど。
病との戦いとも言えますよね。
主治医の先生に足の震えを伝えたところ、
「薬が少し多いかもしれませんね。
いまは状態も良いですし、減らしましょう。」
と言われました。
その時まで知りませんでしたが、
外来ではアリピプラゾール3mgだったのに、
入院後は12mg飲んでいました。
実に4倍。
入院時の状態がそれだけ悪かったことを
客観的に理解しました。
そりゃ副作用も出ます。
9mgに減らしてもらうと、足の震えはおさまりました。
その他の副作用といえば、やはり太りやすくなること。
病院では間食禁止、お酒禁止。
規則正しい生活を送っているのに、なぜか体重が減らない。
やっぱり薬の影響で太りやすくなるようです。
それが嫌で、朝から筋トレをするようになりました。
ラウンジで腕立て伏せをする私。
他の患者さんから見たら、
「この人、めっちゃ元気やん…。」
「早く退院しなよ…。」
と思われていたかもしれません。
私の病名は急性一過性精神病性障害という、
一過性の病気です。
(かまずに読めましたか?)
ただ、何度か繰り返しているため入院しています。
症状が出ると、幻覚が見えたり、強い不安感に襲われたり、思考が極端になったりします。
でも、症状がない時は本当に普通に元気です。
過去には抑うつも経験しました。
鬱の時は、体を起こすことすらつらい。
だから今は、人と話せること、運動できること、その当たり前を幸せだと感じながら生きています。
また、今回初めて入院したことをきっかけに、
お酒をやめることにしました。
と言っても、完全な禁酒ではありません。
場の空気で乾杯の一杯くらいは飲もうと思っています。
こういう
「お酒を完全にやめるわけではないけれど、
あえて飲まない選択を意識的に取り入れる
ライフスタイル」を、
ソバーキュリアス
というそうです。
自宅での晩酌や深酒。
今まで当たり前に楽しみにしていたことを、一度やめてみようと思いました。
入院の原因がお酒だったとは思っていません。
でも、これから薬は飲み続けなければいけない。
▶︎ お酒を飲む人生
▶︎ お酒を飲まない人生
この二つの選択肢があるなら、
ここから先は
「お酒を飲まないルート」で冒険してみようかな、と。
あと正直、
ソバーキュリアス
って響きがかっこいいので、言いたいだけです。
他には
スマドリ(スマートドリンキング)
という言葉もありますよね。
・お酒を飲む人も飲まない人も、互いを尊重する
・自分に合った飲み方を選ぶ
・ノンアルコール飲料や低アルコール飲料も活用する
そんな考え方です。
これからは、お酒飲み放題で元が取れない人の気持ちが分かるようになります。
今まで何も考えずに飲み放題を付けていて、
ごめんね!
みなさんは、お酒を飲みますか?
いつかお会いする機会があれば、
"スマドリ"で語り合いましょう!

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わぉ、こんなスットンキョウな私にチップを贈りたいと思ってくれたんですね。その気持ちだけで十分です。すみませんカッコつけました、チップぜひお願いします(土下座)