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フェラーリ初のEV;Luceはダサいのか?物議を醸すプロダクト…

Ferrariは初のEV;Luceを発表、元AppleのCDO;JonyIve氏率いるデザイン会社;LoveFromが手がけたデザインは、サイバートラック以来の衝撃/日産車のようだと酷評され、株価下落を招いている。これまでのフェラーリの伝統を破壊した異形の新車のターゲット不明瞭な中、業界内外で激しい議論が巻き起こっている

https://www.ferrari.com/en-EN/media-centre/articles/ferrari-luce-a-new-chapter-for-the-maranello-marque

https://www.ferrari.com/en-EN/auto/ferrari-luce

ダサい…

1;Ferrariの初EV

 Ferrariは5月終盤に初のEV;Luceを発表、5人乗りで1000馬力/時速60マイル(約96km/h)までわずか2秒強で加速する性能を持ち、デザインはJonyIve氏/MarcNewsonが主導するデザイン会社;Loveが担当…。ただ、サイバートラック以来の嘲笑の対象になりそう…
 デザインはウェッジシェイプで日産車のようなデザイン…広範な拒絶反応が世間から出ており、株価は下落して報道機関でさえ、それぞれの形でそのダサさを認める(Bloombergですら[かなり無理がある]と評した)
 こうした反発/批判に対する疑問はただ一つ、[Luceは一体誰のための車なのか]ということ。

2;誰向けプロダクト?

 確かに一般受けしないスタイルのLuⅽeで価格は約65万ドル…なんだかんだでFerrari。購入財力があったとしても顧客を厳選する企業と取引することになる。誰が対象かはよくわからないが…
(​​既存オーナー)
昨年Ferrariを購入した1.4万人のうち8割以上が保有者。長年にわたって継続されてきたデザインの分断に保有者がどう反応するかは未知数。
(他の自動車メーカーのデザイナー)
自動車メーカーは常に他社のアイデアを取り入れ、特にIve氏のデザインの特徴である[クリック感のあるボタンやノブが多数配置されたインテリア]は、他社にも取り入れる余地が。
(規制当局への対応)
EUは35年からICE搭載車の新車販売に厳しい制限を設ける予定で、Luceは迫りくる規制に対応するための第一歩となるかも

3;外部の声…

 自動車ジャーナリスト;CleoAbram氏は下記の様にコメント
 [外部からのプレッシャーがIve氏に大きな重圧を与えていた。Ive氏はPJ開始時に作成した4冊の秘密ノートの一部の閲覧し、イメージボード風の画像と、iPhoneデザイナーであったIve氏自身が執筆した文章が混在していた」
 [Ive氏はEV-FerrariデザインをPatekPhilippeが機械式から水晶振動子へと進化する過程になぞらえた。伝統的な時計と電池式/クォーツ式ムーブメントを搭載した腕時計をバランス良く製造して移行期を生き延び、成長を遂げた]
 [もしPatekPhilippeが全製品をクォーツ式に移行する規制が制定されてたら、その結果生じる課題はFerrariが直面する移行期と似ていたろう]

4;CMOの発言

 FerrariのCMOは賛否両論を世間に巻き起こすことを目的とする
 [単なる規制対応車でなく、Luceは発売当初から利益を生み出すと見込む]
 [主なターゲットは既にEVを所有している人だ]

 CMOの発言は斬新で、FerrariはLuce販売台数の大半を既存EVオーナーに期待していない可能性が高いことも意味する。
 恐らく最も真実に近い答えは中国、総販売台数に占める中国人顧客の割合はこれまで約10%で近年数字は減少傾向。経営陣は[世界最大のEV市場である中国で初のEVによって状況を好転させたい]と公言する。
 この視点から見るとLuceのデザインは合理的で、中国の自動車産業から生まれたデザインのいくつかに確かに似ている。問題は、[高性能/ハイテク/手頃価格の選択肢が豊富にある中国EV保有者は、ボンネットに跳ね馬のエンブレムが輝くステータスのために高額を支払う意思があるのか]ということ

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