自動運転トラックPFを開発するAurora社が商用化前に4.2億ドルの現金確保へ
米国で商用車(トラック)向けの自動運転アプリと統合PFを開発/展開するAuroraInnovation(Aurora)が4.2億ドル相当株式を売却する計画です。
売出による現金で来年度に予定される商用化に向けた弾込めとする模様です。
Uberとの連携で商用化に弾みをつけるようで、本年からの実証に注目です。
1;Auroraによる売出/現金獲得
8/1のSEC提出書類で自動運転支援SW開発を行うAuroraInnovation(Aurora)は最大4.2億ドル相当のクラスA普通株を売り出す計画とのこと。主幹事はGoldmanSachs/Allen/MorganStanleyの3社で、Auroraから3.483ドル/株での引き受けを実施。最新の株価は4.50ドルとなっている
7/31に3.5億ドル相当の株式売却に係る目論見書が提出されたが需要超過で増額対応となった
資金用途は書類上は[運転資金/その他]に充当するとしているが詳細は不明。提出書類内では、募集での収益は[短期/長期の投資適格商品,預金証書,保証債務]への投資と、現金同等物としての積み上げとする予定。FY24-2Q時点でのAuroraの[現金/現金同等物=4.02億ドル][短期投資=6.18億ドル]あり、FY25-4Qまでの運営資金として十分とみる。ちなみに、FY24-2Qの純損失は1.98億ドルだった
24/06にUberとAuroraはFY24下期にUberFreight-NWで商用サービスを開始することで合意しており、2030年には完全事業化を目指すとしている
2;Aurora社とは
2017年に設立された自動運転技術/車両管理PFを展開する新興企業で2021年にSPAC上場し、現在の時価総額は45億ドル弱
主力プロダクトは[AuroraDriver]と呼ばれる様々な車種/ユースケースに対応する統合PFでサブプロダクトは下記を抱える
-AuroraConnect;無人配車サブスクサービス
-AuroraHorizon;自動運転トラックのサブスクサービス
*加えて、様々な気象条件/動作環境に応じた自動運転支援を行う
Auroraは[Driver As A Service]というモデルを追求しており、運送業者が[Aurora Driver]を搭載したトラックを購入、それらトラックを通じて荷主にサービスを提供
現在、Auroraは自社も運送業者として市場参入し、今年末までに最大20台のPaccar/Volvoの自動運転トラックを荷主に提供する計画を持つ

