2026.1.21 原点回帰⑤「七つの習慣」行動に落とすための三つの軸
1月21日(水)
前回はドラッカーを通じて、私たちの仕事は、
「誰の、どんな困りごとを解決しているのか」
そして、
「お客様の売上を伸ばすことに、どれだけ貢献できているのか」
という目的についてお話をしました。
じゃあ普段の仕事の中で、それらを具体的にどう行動に落とすか。
そのための拠り所として、今日は「七つの習慣」を取り上げます。
、
「七つの習慣」については、これまでも朝礼で何度か触れてきましたが、7つの内、特に大切な3つに絞ります。
① 主体的である
これは、好き勝手に動くという意味ではありません。
他人事にしないという習慣です。
「それは自分の仕事じゃない」
「そんなの聞いてない」
「教えてもらってない」
「決めるのは会社だ」
そうやって距離を取った瞬間、物事は止まります。
主体的であるとは、前向きに、自分が当事者として引き受けることです。
与えられるのを待つのではなく、「自分ならどうするか」という向き合う姿勢が、仕事を前に進めます。
② 終わりを思い描くことから始める
「今、何をするか」ではなく、「最終的に、どうなっていたいか」
目的から逆算して考える、という習慣です。
例えば、新そばまつりとか女子蕎麦などのイベント。 これは「手段」に過ぎないのですが、それ自体が「目的」になってしまうのはよくある話です。
何のためにやっているのか。最終的に、何を実現したいのか。
今の状況をどう乗り越えるかではなく、ちゃんと目的に向かっているかどうか。
そこを見失わないための習慣です。
③ 最重要事項を優先する
ここでよく使われるのが「第2領域」という言葉です。
第2領域とは、緊急ではないけど、重要な仕事のことです。
改善、仕組みづくり、関係づくり、学び…
「戦略」の内容はほぼここに当たります。
忙しくなるほど、後回しにされがちです。
でも、目の前の忙しさに流されて、第2領域をやらないと、必ず行き詰まります。
例えば、注文を取って配達する仕事は、第1領域の仕事です。
一方で、第2領域の仕事とは、明日以降の注文を生み出すための仕事を指します。
これが、本来の「営業」の仕事です。
製造の現場では、
作業に慣れてくると流れ作業になりがちです。
それでも品質チェック、違和感への気づき、改善の視点を持てるかどうか。
そこが、第1領域に留まるか、第2領域に踏み出せるかの分かれ目です。
目の前の処理だけでなく、本質的な部分を意識して行う。
それが、「最重要事項を優先する」という習慣です。
七つの習慣は、判断と行動のブレを小さくするための、実践的な道具です。
原点を理解しても、行動が変わらなければ意味がない。
その橋渡しをするのが、今日お話しした三つの習慣です。
それでは、本日もよろしくお願いします。
