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書記が哲学やるだけ#9 人文主義-2

問題


解説

(1)正しいデジデリウス・エラスムス(Desiderius Erasmus Roterodamus, 1466年10月28日 - 1536年7月12日)は,ネーデルラント出身の人文主義者・カトリック司祭・神学者・哲学者であり,『痴愚神礼賛』などの著書は宗教改革運動と対抗宗教改革運動の双方に大きな影響を与えた。

ニッコロ・マキャヴェッリ(Niccolò Machiavelli, 1469年5月3日 - 1527年6月21日)は,イタリア・ルネサンス期の政治思想家・フィレンツェ共和国の外交官である。著書『君主論』では,ヴァレンティーノ公チェーザレ・ボルジア(Cesare Borgia, duca di Valentino,1475年9月13日(14日説有) - 1507年3月12日)を範とし,政治は宗教・道徳から切り離して考えるべきであるという現実主義的な政治理論を立てた。

(2)正しいトマス・モア(Thomas More, 1478年2月7日 - 1535年7月6日)は,イングランドの法律家・思想家・人文主義者であり,『ユートピア』にあるユートピア(Utopia)はモアの造語で,「どこにも無い場所」に「善き場所」という意味が加味された言葉である。

トマソ・カンパネッラ(Tommaso Campanella, 1568年9月5日 - 1639年5月21日) は,ルネサンス時代のイタリアの聖職者・哲学者であり,ユートピア論『太陽の都』ではベルナルディーノ・テレージオの自然主義と感覚の影響が見られる。

(3)誤りジャン・ボダン(Jean Bodin,1530年 - 1596年)は,フランスの経済学者・法学者であり,貨幣数量説を唱えて重商主義の先駆者的存在となったほか,『国家論』で「見えざる主権」を創案す王権神授説につながる近代的な主権論を説いた。

フーゴー・グローティウス(Hugo de Groot,1583年4月10日 - 1645年8月28日)は,オランダの法学者であり,『自由海論』『戦争と平和の法』自然法に基づく国際法の基礎を作った。

(4)正しいドイツ神秘主義は,12世紀から14世紀にかけてキリスト教内で顕著に見られるようになった観想と神秘体験に特徴をもつ宗教思想である。

マイスター・エックハルト(Meister Eckhart, 1260年頃 - 1328年4月30日以前)は,中世ドイツ(神聖ローマ帝国)のキリスト教神学者・神秘主義者であり,新プラトン主義的な神との合一と神性の無を説いたが,異端宣告を受けることとなった。

(5)誤りミシェル・エケム・ド・モンテーニュ(Michel Eyquem de Montaigne, 1533年2月28日 - 1592年9月13日)は,16世紀ルネサンス期のフランスを代表する哲学者・懐疑論者・人文主義者であり,著書『エセー』フランスのモラリスト文学の基礎を築いたとも評される。

ブレーズ・パスカル(Blaise Pascal,1623年6月19日 - 1662年8月19日)は,フランスの哲学者・数学者であり,『パンセ』では「人間は考える葦である」「パスカルの賭け」などが示されている。


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