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乱世と平和そして過渡期

日本の歴史を見ると、少なくとも近代からは

平和な時代

混乱の時代

が入れ替わりながら、進化しているようです。大雑把に言うと

  1. 戦国時代->安土桃山時代 の混乱

  2. 徳川の平和

  3. 幕末から明治維新の混乱
    更に戦前昭和までの戦争

  4. 戦後昭和から平成への平和

という感じです。

ここで大切なことは

  • 平和な時代は現状維持か体制内改善

  • 混乱時に現状否定の実力主義

の発想の違いです。三国志で曹操を占った「治世の能臣・乱世の奸雄は、この関係を上手く表しています。曹操 - Wikipedia
日本では

  • 織田信長は実力主義の人材登用

  • 徳川幕府は世襲による体制安定化

という違いがあります。平和な時代にも「実力主義」はありますが、特定の状況での限られた人の世界です。江戸時代なら、僧侶の世界は実力主義がかなりありました。しかし、武士体制では、世襲が原則になっています。

こうした、平和で安定した世界が、黒船来航などの外部条件や、経済の成長に体制が追いつかないなどの内部矛盾がたまると、幕末から明治維新のような

乱世になり実力主義

となっていきます。明治になってからも

西南戦争・日清戦争・日露戦争
第一次世界大戦・第二次世界大戦

という戦乱の時代が続きます。

さて、私は両者の間に

混乱から平和への過渡期

があると思います。これは、リーダー像からも出てきますが

混乱時には独自性のあるカリスマ
平和時にはバランスとれた調和的指導者

と言う図式に

過渡期には
戦乱時の実力主義の収束と
安定的な体制の構築

の両面が必要になります。戦後日本では吉田茂などが、徳川幕府なら家光から綱吉が、これに当たるでしょう。

現在の時代を

混乱の時代とみるか
平和の中で変化と見るか

は、今一度考えるべきだと思います。

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