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母の米寿祝いはピーマンの肉詰めで

先日、母が誕生日を迎えた。母は昭和12年(1937年)生まれ。
計算してみると今年で88歳。「米寿」というやつだ。

特に何か祝い事をすることも考えていなかったから、とりあえずお祝いの電話だけした。

「おめでとう」

久しぶりの電話だったからか喜んでくれた。そして、少しの間だけ世間話をした。
今の年寄りは若い。もう90歳が目前とは思えないはっきりとした話し方をしている。しばらく話した後、電話を切った。

それから数時間後⋯。

今度は母から電話がかかってきた。妹が家に来るからお前も来いという。
「仕事を片付けたかったんだけどな⋯」と思いつつ、実家に向かった。駅ナカで買った和菓子を手土産にぶら下げて。
こういうとき、近くにいると便利だ。東京にいたときの半分以下の時間で実家まで行ける。

実家に行ったからといって、特に何をするわけでもない。母の元気そうな顔を見て、母が作ってくれた手料理をつつき、他愛ない話をする。それだけ。

母が用意してくれた料理はピーマンの肉詰め。昔からよく作ってくれ母の得意料理だ。88歳になってもこれだけの品数を手際よく作れるのには感心する。まだまだ現役だね(笑)

母の手料理。メインはピーマンの肉詰め

米寿なんだから、花を持っていくなり、ちょっと贅沢な食事をするなり、旅行に連れて行くなり、何かしてやればよかったんだろうけどね。今回は何もしてあげられなかった。
でも、僕が料理を完食することが、今の母にとって一番のプレゼントだったのかもしれない、と勝手に思うことにした。
元気に動けるうちに温泉旅行にでも連れて行ってあげられたらいいなと思っている。

皆さんはご両親の誕生日にどんなお祝いをしてあげましたか?
ご両親に何をしてあげたら喜んでくれましたか?

皆さんの思い出をお裾分けしてください。


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