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倉吉市内観光

鳥取県立美術館へ行った翌日は、倉吉市内を観光しました。ガイドブックや観光ガイドによると市内の白壁土蔵群と呼ばれる地域が観光のメインのようで、まずは街歩きをしようと思っていたのですが、前日からの雨が続いていて朝から降ったり止んだりでしたので、まずは屋内で楽しめる場所へ行こうと思い倉吉博物館へ行ってみました。

こちらの博物館では現在、絵本作家の舘野 鴻(たてのひろし)さんの原画展を開催しています。入館料500円を支払い、数歩歩いて目に入ったのは相撲の化粧まわしでした。

第53代横綱「琴櫻」化粧まわし3点

キャプションによると、令和7年に佐渡ヶ嶽部屋の大女将鎌谷妙子氏から市に寄贈された化粧まわしだそうです。第53代横綱「琴櫻」は現役力士の大関琴櫻関の祖父で、倉吉市の出身なのですね。寄贈されたばかりのものを、このように展示してあるようでした。

さて、さらに奥へ進むとたてのひろしさんの原画展の展示室がありました。まったく知らない絵本作家の方でしたが昆虫について描かれた絵本が多いようで、観察眼がすごいことが分かりましたし、昆虫たちにもその一生にはそれぞれのドラマがあるのだろうとも思いました。ものすごく引き込まれる内容の絵本です。

展示光景 (すずめばち)

印象に残ったのは広島県の大久野島について書かれた「うさぎのしま」です。最小限のことばで小さい子どもたちにも伝わるように、でも絵が訴えてくるものは雄弁で、島についてもっと知りたいと思いました。

博物館は歴史民俗資料館と通路で繋がっていて、そちらも見ることができました。

博物館を出ると雨があがって日が差していたので歩いて白壁土蔵群の方向へ向かいました。
白壁土蔵群のあたりの駐車場の名前が「琴櫻駐車場」と書いてあり、下のような銅像が立っていました。「琴櫻と相撲のまち くらよし」というパネルも立っていて、春に「桜ずもう」というイベントがあること、その大会には二代目琴櫻や伯桜鵬関(原文ママ)も出ていたことなどが書かれていました。

そして白壁土蔵群の中には「琴櫻記念館」があって、入館無料で偉大な横綱に関する資料が見られたりグッズが買えたりするのです。せっかくなので入ってみました。

琴櫻記念館にて

建物は特に琴櫻と関係のある建物ではない(生家ではないと書かれていました。生家は市内にあるけど公開されていないそうです)そうですが、古い建物で靴を脱いで「お宅にお邪魔する」みたいな感じでした。狭い階段をあがると2階で琴櫻の番組が上映されていたり、伯桜鵬(原文ママ)関を応援する等身大のパネルがあったりもしました。(伯桜鵬の桜は琴櫻や桜ずもうからとったものだそうで、倉吉の人たちは大関琴櫻と伯桜鵬の対戦があると「桜対決」と呼び楽しみにしていたとかで、伯之富士への改名は不評みたいです)倉吉の方々の期待に応えて、伯之富士は早く怪我を治して活躍してもらいたいものですね。

そして「鳥取二十世紀梨記念館エースパックなしっこ館」へ行きました。

鳥取といえば二十世紀梨。日本全国で出荷される二十世紀梨の7割以上が鳥取産ということで、その偉大な梨の歴史や生産状況などが楽しく分かるような梨のミュージアムです。
入館料は300円で、1階のフロアで3種類の梨の食べ比べができるようになっています。

紙コップに3種類の梨が2切れずつ重なって入っていて、この日は上から「新雪」「愛宕」「王秋」が入っていました。新雪はシャリ感のある梨で、愛宕はそれより柔らかくて香りが良く、王秋は舌で溶けるような繊細さで、私は王秋が一番好きだと思いました。それぞれの梨は旬の時期が違っているそうで、旬が秋である王秋が今の時期に美味しく食べられるのは氷温保存という技術があるからだそうです。←なしっこ館のおかげで梨に詳しくなりました

梨の大木の展示

シアターで梨の生産者の方々や品種改良の研究をしている人たちのことを知ったり、二十世紀梨の原木は千葉県で偶然発見されたものだということを知ったり、1日でずいぶん梨の知識を得た気がします。

併設のパーラーでは梨のソフトクリームやパフェなどのスイーツを食べることができます。この日、少し寒かったため小さいサイズのソフトクリームとホットコーヒーをいただきました。

鳥取県立美術館への旅はこれでおしまい。

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