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グラミー賞2026を見て

 2日遅れてグラミー賞2026を見ました。見た上でのひとりごとを記しておこうと思う。

 まぁ何よりLauryn HillによるRoberta Flack、D'angelo追悼コーナーは胸キュンだったね。俺好み出演者が数多登場するシーンは良かった。まさかの"The Closer I Get To You"のRoberta Flack側をOctober Londonがやってるのは驚きつつ彼の歌が素晴らしくて良かったし、Chaka Khan & John Legendによる"Where Is The Love"も良かったし、、、でもローリンは、、、"Feel Like Making Love"の歌詞を飛ばしたか歌わないとこがあったり、仕切りに緊張してたのかなんだかぱっとしなかったな、、、

 Tyler The CreatorやBruno Marsのライブも良かったし、Clipseを再び第一線に持っていったPharell Williamsもさすがだったり、、、

 色々あるものの、今年の印象は
「更に日本の音楽シーンとの乖離」
を感じちゃったかも。

 ある程度はチェックしてるからBad BunnyやKendrick Lamarの受賞はわかるものの、新人賞のノミネーターやカントリー系はやはりよく分からないし、なぜBud Bunnyがチャート1位出しまくりか?の理由が日本にいるとほんと分からない。

 Bud Bunnyが受賞コメントで"ICE OUT"と言ったことが話題にもなってるようで、そんなのを引き合いにしつつ
「日本でも音楽家は政治発言をすべきだ」
という話に持っていく論調があるようだけれど、 それはなんか違うように思ったな。

 いや何せ良くも悪くもUSにおける芸術(芸能)はカウンターカルチャーなんだと思うんだ。つまり政治と程よく分離しているが故の、堂々と政治を批判する音楽・映画が作られる。それが故の発言力の強いアーティストが続々と出てくるし、強烈な音楽もそこそこは出てくる。売れるためには「発言力ありき」「スピーチ力ありき」な世界の芸能なんだなと。何せ「勝った者勝ち」「売れた者勝ち」な資本主義を世界に広めた国だからねUSは。そうやって儲けてもらうことで強者を作る、それを求める政府という持ちつ持たれつな国のあり方のように見えるんだよね。

 つまりは、国の中にストレスがあることで生まれる芸術芸能でありつつ、そのストレスを維持するような国家になってしまっているという矛盾を感じるんだ。だからこうして世界はUSから離れつつ、あるんだと。我らが日本も。

 一方日本は島国であるが故と言っていいと思うけど、「横のつながり」の方が大事なお国柄。誰かをどこかを正面切って叩くということは、「それによって繋がっていた人・会社とも縁が切れるかもしれない?」という方が気になるお国柄に思うんだけどどうだろ?だからこその匿名アカウントという便利な方法を使ってストレス発散して終了・な人が多いんじゃないかな?同じ考え方同士で手を繋いで勝ち上がっていく・儲けていく、というよりは「まあ仲良くやりましょう」な清濁併せ吞む方が美徳なお国柄じゃないかな?あくまで俺個人の見立てはそうです。

 でも「儲けた者勝ち」な国はしたたかでもある。権威を維持するために昨年はBeyonceに最優秀アルバム賞を受賞させたように、今年はラテン代表なBud Bunnyでしょ?ちゃんとJoni MitchellやCarol Kingを湛えるという図式も素晴らしい。今話題になっているものをなんでも掬い上げていって表彰することで権威を保とうとする、その努力はすごく伝わってくるんだけどね。。。でももはや以前のように「世界のエンタメ発信地」はやめて、あくまで「USにおいての権威」というスケールダウンした存在の仕方になっちゃったな。。。だって、マイケルの頃は本当に日本における洋楽ヒットとグラミーはリンクしてたでしょ?今はもう全然違うよなぁ。。。芸能も「 #アメリカファースト 」なんだなぁ。。。そんな複雑な気持ちで見てしまうグラミー賞およびUS音楽シーンではあるよねぇ、、、昨今。

 だって、一体俺の周囲の音楽関係者のどれだけがグラミーを見てるのか?と考えただけでも微妙な気がする。二日見遅れたけど、この二日間に何人もミュージシャンに会ってるけど「グラミー見た?」って人は皆無だからね(Lauryn Hillコーナーについて呟いてる人はいたけど)。何せ茶の間に視聴マストな雰囲気は皆無だ。それこそ日本のポップスターが受賞でもしない限りは日本のメディアでは騒がれないだろうからね。

 、、、そんなこんな複雑な思いになったり、「あぁこの人たち活躍してた頃は面白かったな」と後ろ向きに思っちゃうことが多めなグラミーではありました。

でもSabrina Carpenterのステージは良かったし、可愛かった、去年と同様にw

PS1:山岸潤史さんが関わる作品もノミネートされたりして、盛り上がっている方々がいるのは承知してますが、それは「日本全体で盛り上がってる」とは違うよね?と認識してのものということはご理解くださいね.

PS2: ちなみに昨年も同様な感想でしたね、今年よりはもう少しポジティブ感想でしたが


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