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メジャースケールはどうやってできたのか?

ドレミファソラシド

私たちは当たり前のようにこの並びを
「メジャースケール」と呼んでいます。
しかしなぜ12音の中から、この7音が選ばれたのでしょうか。

もちろん歴史的に「この理屈で作られた」と断言することはできません。
ただ私は、こう考えると納得しやすいと思っています。

メジャースケールの中には交わらない2つの旋律が隠れている。

ひとつは、ドから始まる全音間隔の流れです。

ド → レ → ミ

これはCの安定感を作る流れです。

もうひとつは、ソから始まる全音間隔の流れです。

ソ → ラ → シ

この2つの流れは永遠に交わることはありません。
なのでこの2つの流れからドレミとソラシを選ぶとします。

CとGから始まる全音間隔は交わらない

しかし、ミとファの間が空きすぎているので、
ここにファを加えるとします。
そうなるとファとシの間に強い不安定さが生み出されることに気づきます。
この響きはトライトーンと呼ばれ、G7というコードの核になります。

メジャースケールが一気に音楽的な意味を持ち始めます。

半音6個分は不協和音を最も響かせます

そして、この不安定な音は解決したくなります。

ファはミへ。
シはドへ。

つまりG7からCへ進むときの、Ⅴ→Ⅰの動きです。
ここでメジャースケールを見直すとかなり面白いことに気づきます。

G7→C(Ⅴ→Ⅰ)のコード進行を生み出している

メジャースケールは、
ただ明るい音を並べたものではありません。
Cの安定を作る流れと、
G7の緊張を作る流れ同居しています。

言い換えるならメジャースケールの中には最初から、
緊張する旋律安定する旋律が入っているのです。

安定から不安定に進み安定に届ける旋律がメジャースケール?

だから私はメジャースケールとは、、、
コード進行を作るために作られたメロディーではないかと考えてます。

特に重要なのは、
メジャースケールの中にⅤ→Ⅰへ分解できる要素があることです。
これが今後のコード進行理論の多くを裏付けていきます。

G7的な緊張がありC的な安定がある。
ファとシが不安定さを作り、ミとドで安定する。

この仕組みがあるからドレミファソラシドは、
単なる音階ではなく、
音が音楽になるための設計図のように感じられるのです。

そしてここから、
さらに面白いことが見えてきます。

実はこの選ばれたメジャースケールの音の中には、
たくさんのパワーコードが隠れています。
パワーコードは
ロックギターだけのものではありません
コードという考え方を、
もっとシンプルに理解するための入口でもあります。

次回はその仕組みを解き明かしながら、
コードをもっと簡単に伝えていきます。

世界はパワーコードで溢れている。

私と一緒に音楽理論の旅に出ましょう〜


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