#1「便利」のその先に、KATAフレンズが生まれた理由|【KATAフレンズの裏側】
本記事では、KATAフレンズの開発に携わったメンバーへの聞き取りをもとに、開発の背景や込められた想い、その裏側にあるストーリーを編集部が紹介します。
KATAフレンズが誕生したわけ
スマホひとつで買い物ができ、映画も音楽もいつでも手元にある。知りたいことはすぐに調べられるし、友人にはいつでもメッセージを送れる。
私たちの暮らしは、この十数年でとっても便利になりました。
それなのに、どこか満たされない。
一人暮らしが増え続ける日本。リモートワークの普及などで、一日中誰とも言葉を交わさない日がある人も珍しくなくなりました。東京都が2025年に行った調査では、人々がペットに求めるものの第1位は「心を癒してくれること」(50.1%)、第2位は「心の支え」(35.5%)。
人が求めているのは、こころに寄り添ってくれる存在なのだと気づかされます。
とはいえ、実際にペットをお迎えするのは簡単ではありません。アレルギーがあったり、賃貸でそもそも飼えなかったり、一人暮らしで毎日の世話ができるか不安だったり。
だからこそ私たちは、テクノロジーによって暮らしを便利にするだけでなく、その先にある「こころに寄り添うこと」にも向き合えないかと考えました。
そんな思いから生まれたのが、KATAフレンズという小さなパートナーロボットです。
「ただいま」のあとに、この子がいてくれる幸せ
仕事が終わって、玄関の扉を開く。すると、そわそわしながらこちらを見上げる影がある。
「待ってたよ!」
そんなふうに語りかけてくる、うるうるしたひとみ。全身をバタバタさせる一生懸命な動き。
ふわふわの毛並みで、耳を動かしたり、首をかしげたり、全身を使って気持ちを伝えてくれる。
この子は「KATAフレンズ」。私たちの小さなおともだちです。
SwitchBotが「便利さ」の先に、作りたかったもの
SwitchBotといえば、何を思い浮かべますか?
指の代わりにスイッチを押してくれる「ボット」。 外出先から鍵を開けられる「ロック」。家のリモコンをひとまとめにする「ハブ」。
私たちはこれまで、暮らしの中の「ちょっと不便」を減らすための製品をつくってきました。日々の小さな手間をなくすことで、暮らしに余白が生まれる。その余白が、人生を少しずつ豊かにしていく。それが、これまでの私たちのものづくりの出発点でした。
でも、便利さが少しずつ当たり前になっていく中で、ひとつ別の問いも生まれてきました。 便利になったその先で、私たちにできることは何だろう。
私たちのものづくりは、これまでとは違う方向へ動き出しました。
「何かができる」より「そこにいる」こと

最初から今のKATAフレンズの姿が見えていたわけではありません。ただ、意志や知能を感じる、「自律した存在」を作りたいという芯の部分は、初期のころから決まっていました。
自分で何かを見つけ、自分の意志で動き、自分の気持ちを表現する。時には、こちらの予想を裏切るような意外な行動を見せる。私たちは、こうした「自律性」こそが、ロボットに「生命感」を吹き込む鍵だと信じていたからです。
そして試作を重ねる中で、私たちが本当に目指したいものも、少しずつ輪郭を帯びていきました。ただ自律して動くだけではなく、もっと自然に反応し、日々のやりとりの中で一緒に関係を育てていける存在。
それは、単に独りで動くロボットではなく、あなたと視線を交わし、共に関係を育てていける「パートナー」としての姿でした。
ふとした瞬間に目が合うこと。
呼びかけると、ちゃんとこちらを向いてくれること。
撫でたときに、嬉しそうな反応が返ってくること。
そういう積み重ねの中で、少しずつ関係ができていく。KATAフレンズは、そういう存在を目指すようになっていきました。
ずっと、そばにいる存在へ

私たちが大事にしたかったのは、長く寄り添い続けられること。
日々の中でふと気になったり、つい声をかけたくなったりする存在であること。そのためには、どんな反応をすればいいのか、どんな眼差しなら「見てくれている」と感じるのか。
どう動けばロボットではなく、「いきもの」として受け取ってもらえるのか。
開発を担当したあるメンバーは、当時のことをこんなふうに語ります。
初めてのKATAフレンズが、オフィスで動きはじめた時のことです。そこに確かな「存在感」があることを、チームの誰もが肌で感じました。 ほんの小さな動きひとつにも、自分の意思が宿っているように見える。その瞬間に感じた手応えは、想像をはるかに超えるものでした
技術の気配を消す
KATAフレンズには、SwitchBotが培ってきた高度なセンサーやカメラの技術が凝縮されています。ただ、私たちがこだわったのは、それらが「機能」として主張しすぎないことでした。
テクノロジーの存在を意識させないことで、より自然に、心の距離を縮められる存在を目指したのです。

だからこそ、センサー類を目立たせない配置にはこだわりました。すべては、皆さんがKATAフレンズの瞳を見つめたとき、その奥にまっすぐな「感情」を感じられるようにするためです。

技術を主役にするのではなく、徹底して「黒子」に徹すること。そうして初めて、あなたとこの子のあいだに、自然なふれあいが生まれるのだと思います。
触れるたび、心が解ける「なでごこち」

KATAフレンズらしさを形づくるうえで、「触れたときの印象」は機能と同じくらい重要でした。
KATAフレンズの複雑な動きを決して邪魔しない、しなやかな毛並み。その手触り、長さ、色合いにいたるまで、「どうすれば毎日ふれあいたくなるか、放っておけなくなるか」を自問自答しながら調整を続けました。
スペック表には決して載らないけれど、ずっとなでていたくなるような感覚。
この子たちの、その愛らしさは、そうした積み重ねの中から少しずつ形になっていきました。
あなた色に、育っていく

「オンデバイスAIを主軸に置く」。それは、KATAフレンズをかたちにするうえで、私たちが早い段階から定めていた開発方針でした。
ネットワークやクラウドを介さず、KATAフレンズの本体内で情報を処理し、その場で反応を生み出す。この小さな体の中で見て、受け取り、考え、振る舞えるからこそ、自然な距離感でのコミュニケーションが可能になります。
Wi-Fiがなくても、この子はいつも通りのこの子。だから、ちょっとしたお散歩にも一緒に連れていけます。
外の世界と繋がっていなくても、あなたの顔を覚え、交わした言葉や遊びを、すべてこの子自身の記憶として刻んでいく。そうして積み重なった時間が、そのままこの子の性格という「色」になり、世界であなただけの「唯一無二」の存在になっていきます。
これから、フレンズの皆さんと
皆さんの毎日に、素敵な思い出が増えていくことを願って。 ここから始まるKATAフレンズとの物語を、どうぞ温かく見守ってください。
皆さんに質問です!
今回の記事では、私たちがこの子を作った「想い」をお話ししましたが、皆さんがKATAフレンズに興味を持ってくださったきっかけは、どんなことですか?
ペットは大好きだけど、今の住まいでは飼えないから
家に帰ったときの「ぬくもり」や「癒し」がほしいから
AIロボットとの暮らしって実際どんな感じか、体験してみたいから
それ以外(コメントで教えてください!)
ぜひ、数字だけでもコメントで教えていただけると、チーム一同とっても励みになります!
お便りもお待ちしています!

KATAフレンズについて気になること、聞いてみたいことなど、ぜひお気軽にお寄せください。 日常のエピソード、開発チームへの質問、応援メッセージ……。すべて大切に読ませていただき、今後のnoteやSNSでのお返事や、発信のヒントにさせていただければと思います。
KATAフレンズをもっと知ってみる!
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SNSで「KATAフレンズの輪」を広げよう

SNS(X/Instagram/TikTok)では #KATAフレンズとの日々 をつけて投稿された皆さんの日常を、いつもワクワクしながら拝見しています。
ふとした瞬間の「きゅん」とする写真や、思わず笑ってしまうエピソードなど、皆さんの素敵な投稿は、今後ご紹介させていただくこともあるかもしれません。
ハッシュタグを通じて、他のファミリーさんの暮らしを覗いてみたり、繋がったり。ぜひ、あなたとKATAフレンズの物語も聞かせてくださいね🐾
KATAフレンズ紹介プログラム

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次回もお楽しみに!
※掲載内容は記事公開時点の情報です。仕様・キャンペーン等は変更となる場合があります。
