見出し画像

ポストAI「残る仕事」と「消える仕事」の境界線|タスク蒸発後に生き残る職種とC-Suiteの未来

自動化率30%超の衝撃|ポストAIで安定雇用は「ごく薄い層」へ圧縮される現実

ポストAIの世界で、私たちの仕事はどうなってしまうのだろうか。

昨晩は2025年時点の公表されたPoC結果から、確実に削減されるであろう仕事について述べたが、それが、「その他の仕事が安泰である」という話にはならないことは、読者の皆様はよく承知していることだろう。

このテーマと向き合うたび、突きつけられる結論はシビアなものばかりだ。安定して残る雇用は、全体の中の「ごく薄い層」にまで絞り込まれていくのでは、という意見が大半を占める。

OECDが示す「雇用全体の約3割が高い自動化リスクに晒されている」というデータは、決して対岸の火事ではない。

ILOが指摘するように、私たちの仕事は「消滅」するのではなく、中身がタスク単位でスカスカに抜かれ、再編されていく、読者の皆様も肌で感じているように。

この再編の嵐が過ぎ去ったあと、ピラミッドの頂点側に、「AI」と「インフラ」と「ファイナンス」を三位一体で理解できる少数職だけが残る構図が、うっすらと、しかし確実に見え始めている。

タスクが蒸発したあとに、燃えカスのように残るとりわけ重たい物質が「責任」であること。サラリーマン100人に聞いたなら、100人ともここの部分だけは賛成してもらえることだろう。

よって、今回は、具体的にどんな職種名で、どんなスキルセットでその「責任」が取引されることになるのか、解像度をできるかぎり高めて見ていく企画を提案したい。

少々長く、また、まとまりのない記事だが、何卒、お付き合いいただきたい。

(参考:OECD Employment Outlook 2023, ILO Working Paper 96)

ここから先は

5,872字 / 10画像

¥ 550

Amazon Payで支払うと最大2%還元のチャンス! 9/30まで

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?