話す力より、「小さな言葉」にする力
今日は一冊の本をきっかけに、AIとずいぶん長い対話をした。テーマは「伝わる言葉」について。仕事でもブログでも毎日言葉を使っているのに、仕事のお客様や、ブログの読者の方々に対して、もっと話がうまくなりたいと思ってきました。しかし、この歳です、なかなか上手とはいかず、なかばあきらめておりました。でも、「伝わる人は、上手に話す人ではなく、小さな言葉で、相手に届くように話す人」。このフレーズに、その思い込みをあっさり覆してくれたのです。
この一文を目にした瞬間、
「小さな言葉」に出会った日
手にしていたのは『自分の「思い」がすっと伝わる 小さく言葉にする習慣』という本だった。
最初は、「短く話しましょう」という内容なのかなと思っていた。
でも読み進めるうちに、
それだけではないことがわかってきた。
「小さな言葉」とは、
言葉を減らすことではなく、
相手が受け取りやすい大きさに整えること。
この考え方が、とても印象に残った。
例えば、職場で会議中の上司が
「もっと主体性を持ってください。」と言う。
ではなく、
「会議で一つだけ意見を言ってみましょう」。
そんなふうに、
大きくて抽象的な言葉を、
今日から動ける言葉へ変える。
たったそれだけで、
相手の表情が変わるかもしれない。
そう思うと、言葉というものが急に身近に感じられた。
【過去記事リンク】
言葉を少し整えるだけで、日常はもっと生きやすくなる。
▶ 『舟を編む』に学ぶ、伝わらない毎日をやさしく整える言葉の使い方
小さな言葉って何?
AIにも「小さな言葉」について、あれこれ尋ねてみた。
最初は、自分が話すための技術として理解していた。
ところが、
会話を重ねるうちに、
思いがけない答えが返ってきた。
「相手の話も、小さな言葉にできる。」
その一言に、なるほどと思った。
例えば、
お客様が長い時間をかけて相談してくださることがある。
仕事のこと。
家族のこと。
将来への不安。
いろいろな話が混ざっている。
そんなとき、
全部を覚えようとすると、
頭の中はいっぱいになる。
でも、
「一番困っていることは何だろう。」
「どんな気持ちなんだろう。」
「本当はどうなりたいんだろう。」
そんなふうに一つずつ小さな言葉へ置き換えていくと、
不思議なくらい相手の気持ちが見えてくる。
そして、
「つまり、一番心配なのはここなんですね。」
そう返すだけで、相手は安心したような表情になることがある。
話す技術より、受け止める技術。
そんなことを今日は考えていた。
【note過去記事リンク】
人生を変えるのは「結果」ではなく「今日の過ごし方」である。
▶ 結果は未来に任せよう。今日を大切にしたら、素麺までおいしくなった話
日記も「小さな言葉」の練習になる!?
もう一つ面白いことに気づいた。
それは、
日記も「小さな言葉」を育てる場所になるということ。
一応、毎日、できたことや気づき、
感謝を書き留めている。(つもり…。笑)
それに加えて、
これからはウィークリー手帳に、
一行日記を書いてみようと思う。
例えば、
「急がず聴くと、本音が聞こえた。」
たった一行。
でも、その一行を書くためには、その日の出来事を思い返し、「今日を一行(一言)で言ったら、どんな一日だっただろう」と考えることになる。
この時間が、言葉を磨く練習になる気がした。
長く書くことは意外と簡単だ。
でも、
一番大切なことを一行にするのは、
正直、ちょっと難しい。
だからこそ価値があるような…。
そんな気がしている。(ちょっとよく分かってないけど…笑)
一行メモがブログの種になる
考えてみれば、毎日のようにブログやnoteを書いている。
手にした本のこと。
SNSの記事
仕事や健康や暮らしのこと。
そのどれも、最初は小さな気づきから始まっている。
この時も、一行メモを大いに役立つのは、その一行がブログのネタになり、記事のリード文になり、読者へ届けるメッセージになるって具合。
この流れも、無理がないから、つながるとちょっと楽しくもなる。
【過去記事リンク】
▶「3行メモ」で自己否定の“脳内ぐるぐる会議”を止め、心を軽くする方法がこちら。
今日のまとめ
今日、一番心に残った言葉がある。
「小さな言葉は、自分の思いを伝えるためだけではない。」
相手の話を受け止めるためにも、小さな言葉は役に立つ。
この考え方は、仕事にも、人との会話にも、そして毎日書いている日記にもつながっていく気がする。
明日からは、一日の終わりに一行だけ。
その日に見つけた「小さな言葉」を手帳へ残してみようと思う。
その一行が、未来の自分や、どこかの誰かの心に届く文章へ育ってくれたら、それだけで十分幸せに思うのです。
